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なぞのおじさん

「みこたんが私の家に来てくれてうれぴぃ」

十字に抱きつかれそうになって、貞操を奪われそうになった。

「やっやめい!」

私は肘鉄を十字にくらわした。

「あん、もっとやって」

いやいや、なんだこいつマゾっ娘か!

というより、この屋敷はなんだ?物凄いひろい庭に何千本もの薔薇がひしめきあっている。

その真ん中に噴水が放物線をえがいてジョバジョバ流れている。

部屋は何個あるのだろうと十字に聞いても本人も分からないと言うのだ。

そしてメイドがどやどやと動き回っている。

豪奢な彫刻が施されたソファーに私と十字は座っている。

「それで、お父さんを助ける方法はあるの?」

私は肘鉄を十字にくらわしたので肘がヒリヒリしはじめたので肘をさすっていた。

「そうね、次は私がおばあさん神様に勝負を挑むわ。神様は一人につき一回しか勝負を挑まないから……」

「えっでもかけるものがないと……」

「次はかけで勝負しないわ。戦いよ」

十字はまんまるい目を細めて微笑んだ。


そして、私達二人はとある神社にたどりついた古びている、そこに不気味な声が聞こえてきた。

「アラーハーラーマラーハラー」

十字が叫んだ。

「おじさーん。きたわよ」

「おー十字、来たか」

そこには白装束を着て、しのぶえを持って十字架のロザリオを首にかけてる汚ならしい風貌の中年の男がでてきた。

「勝負しに来たわ」

「あぁそうか?また友達が神様に呪われたな」

十字はコクりと頷いた。

この男はいったい?

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