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空谷の声  作者: さとう晟
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 二人の男が船の上で釣りをしている。ゆったりとした浅い川だが川幅は広く、他の船は見えない。水が午後の暮れかかった陽を反射してキラキラと輝いていた。

「博浪沙で皇帝を襲ったのは私ではありません。」

若い方の男がそう告げる。しかし、それを聞いた方は別段驚いた反応は見せなかった。

「ご存知だったのですか?」

驚くのは逆に若い男のほうだった。男は目を見張らせて隣のやや年の入った男を眺めた。

「お前さんを見てりゃわかる。 それにお前さんの師はあいつだ。 簡単なことだよ。 噂で聞いた時も信じなかったさ。ただ、誰がどうしてなんのためにお前さんの名前を騙ったのかはわからんがね。」





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