〈第一話〉 魔法店へようこそ!
初めての投稿なので、どうか温かい目で読んでください。
「こ、これからお世話になります。。。!」
小さな部屋でわたし、ライナはバッとお辞儀をした。木材でできているゴシックな部屋には4人の女性が小さなテーブルを中心に座っている。わたしの横にはここまで連れてきてくれた女性「純白の魔女」が立っていた。真っ白な髪に右目を隠し、淡い水色と白を基調としたみなり。初めて会ったときは、妖精かと思ってしまった。
「これから、ライナちゃんはここで試験を受ける試験生になってもらうわ。」
横の純白様がニコッと微笑んだ。なんでだろう。笑ってるのにどこか恐ろしく感じる。
(お、おうちに帰りたいよおお。。)
わたしが、なぜ今このような状況にいるか話せばとても長くなってしまう。
わたしはもともと名家に生まれたお嬢様。お母さまもお父さまも優しくて、わたしのことをとても愛してくれていた。だから、とても幸せな生活が送れる。。はずだった。そんな夢はたった一つのもので壊れてしまった。
それは、「魔法」
魔法とは、超常的な力。主に幼少時代に発生して、血縁に関係せず不規則に与えられた悪魔の力。そして、今は絶賛「第二の魔女狩りの全盛期」とも呼ばれてるぐらい魔法を使える人にとってはヤバい時代なのだ。そして、わたしも魔法が使えた。花や光を出すだけ。それでも、本当なら処刑のはず。でも、魔法の有能さに気づいた王は資格ありつまりは「認められた魔女」は「魔法店」で働く代わりに処刑を免れることになった。まあ、簡単に言えば資格があれば処刑免除。だけど、王の下で働け。ということになる。
だから、今わたしはここ、魔法店にいる。そして、資格を取りに来た。。!
でも、
「。。。。」
テーブルに座っている4人の女性たちがわたしをじーっと睨んできた。
(怖いよおお。。。。)
ナイフのような視線をつい最近まで家に引きこもっていたわたしには辛い。
なんかもう無理な気がしてきた。胃が痛いよおお。。。
「それじゃ、よろしくね ♪ 」
ゲッソリしたわたしとは裏腹に純白様はご機嫌に部屋から出て行ってしまった。
あれ?これもしかしてわたし、おわった?
パっと後にいた4人のほうに慌てて振り返った。もしかしたら、後輩いじめされるかもしれない。
殴られたり、パシリにされたり、服を破かれたりされるかもしれない。。!
でも、振り返ったと同時に聞こえたのは叫び声ではなく溜息だった。
「ああああ。あの人、また仕事押し付けてきたああ。」
「おーさん。落ち着いて。いつものことでしょ。」
「でも!でも!でもおおお!残業があああ!いやああああああ!解放されたばっか なのにいい!」
「あいつ、殺す。」
「でーさんも早まらないで。それよりも。ほら、二人が大好きな仕事だよー。」
「さよさんも、楽しんでますよね!?」
三人の女性はソファで愚痴をこぼし始めた。あれ?さっきまでの威圧感は。。?それよりも、この人たちは一体どうしたんだろう?っと一人戸惑ってると、一人の人に目が止まった。太陽みたいな真っ赤なくせ毛の髪に、空色の瞳。体は女性にしては筋肉がついていて背が高い。そのせいで、目立つのだろう。なんか、魔女より騎士さんみたい。
「よお!お前が新しい魔女見習いなんだってなあ!」
流石にじっと見てたせいか、彼女がこっちに近づいてきた。近づくと近づくほど彼女が大きく見える。こ、怖い。。
「は、はい。あ、これからお世話になります。ライナです。よろしくお願いします。 」
「おお!よろしくな、ライナ!あーしは、和解の魔女。好きに呼んでくれ!」
「えっと、じゃあ、和解の下をとって、えっと、かいさん?」
「おお!新しい呼び方だ!いいな!」
かいさんはニパーっと、太陽並みに眩しい笑顔をした。そこまで嬉しいんだ。。
っと内心ニヤニヤしてしまった。
「あ、そうだ!!」
「へ、へい!?」
わっ!
急に大声を出されて咄嗟に変な声が出た。びっくりしたあ。。大きな声を出さないでくださいよお。心のなかで恨んでると。「他の奴らも紹介するか!」と言い残して他の人を呼びに行った。少しすると、他の二人、泣き叫んでた人と殺意出してた人が来た。
「じゃあ、私たちも自己紹介しましょうか。」
ニコッと、さっきまで泣き叫んでた人が言う。彼女は、香色の髪を右のお団子にしていて、おくれ髪はカールにしてる。瞳はラベンダーみたいなくすんだ紫色。お姉さんがいたらこんな感じなんだろうな。。
「私は、贈りの魔女。一応、この中だとリーダーみたいな感じよ。」
「さっきまでは、リーダーぽくなかったけどな!」
「そこ、静かに。あと、こっちのこが。」
くりさんが横の子に手を向けた。ふんわりした薄い薔薇色のなんかすごい凝ってるハーフツインに琥珀色の瞳。それに小柄だから、なんかこの人は天使みたい。でも、表情なんか悪魔っぽく感じる。はー。っと彼女がため息をしながら前に出た。
「出会いの魔女。いっとくけど、うちはあんたと馴れ合う気はないよ。」
「え?」
(ええええ!?まだ、なにも話してないよ!)
驚いているわたしを横目にあいさんは琥珀色の瞳でギロッと睨んだ。その目は虫を見るような強い嫌悪感が感じられた。たぶん、存在自体が嫌みたい。前にも、こんな人にはあったことはある。こういうのはそっとするべき。。だと思う。でも、怖い。やっぱ怖い。あんな目で見られたら泣いちゃうよ。。そんな目で見ないでよお。
「やっほー。」
「ふぁ!?でゃおふぃほえ!?」
いつの間にか、目の前に茶色の帽子を被った鹿色の髪のツインテールの少女がいた。わたしは慌てて、離れてしまった。
び、びっくりしたあ。。!
わたしは手を胸に当てて、どうにか落ち着こうとした。そんなわたしをみた少女は、あらら。と少し眉を上げた。
でも、すぐに無表情に変わってしまった。なんか、無表情だとまるで綺麗な人形みたい。
「ぼくは、サヨナラの魔女。君の試験に一番関係する人だよー。」
「へえ。。?あ、わたしは、ライナです。」
「らーちゃんね。よろしくー。あ、そうだ。」
ポンッと、手を叩いたあと、何かを思い出したようにならさんは拳を差し出した。
え?なんだろ。。?儀式とか。?
戸惑いながらも動きを真似ると、ポンッ。彼女の拳が私の拳にぶつかった。
「え、あの。。?これって。。」
「え、知らないの?こーやって、グーとグーをぶつけるんだよ。たしか、仲良しの印なんだって。」
常識だよ?と無言の圧で言われた気がした。
「ごめんなさい。わたし、そういうの知らなくて。。」
「ふーん。そーなんだ。」
残念なことに、わたしは長い間屋敷に引きこもって魔女になるための勉強をしてたから常識や流行りなどは全くわからない。わかるとしても、お母様に教えられたお嬢様としての一般常識。まあ、お嬢様としての一般常識も殆ど忘れてるけど。
「さてと、試験についてはなさないとね。」
ポスっと、贈りさんがソファに座る。他のみんなも合わせて座った。
「らーちゃんもおいで。」
取り残されたわたしにならさんが手招きした。わたしもソファに座った。部屋の真ん中のテーブルを中心にソファが置いてある。テーブルの上には美味しそうな紅茶とお菓子がおいてあった。
すごい、お茶会みたい。
実は、お茶会に憧れていたんだ。同年代の子とうふふ、あはは。ってやりたかったなあ。
「あて、おおあああなおーあ。」
「食べてから、喋ってください。」
お菓子を頬張りながら喋るならさんをくりさんが紅茶を淹れながら叱る。お、お姉さんみたい。。!
「ごくん。食べたよー。」
「はい、紅茶どうぞ。」
「あ、ありがとうございます。。!」
もらった紅茶は、温かい。外は寒かったから嬉しい。ゴックン。紅茶を一口飲む。
ん~♪やっぱ、紅茶おいしい〜!
「試験についてなにか知ってるかしら?」
「あっ。いえ、特には。。」
「なるほどね。じゃあ、さよさん。説明できるかしら?」
「りょーかい。」
すたっとサヨナラさんが立つ。手にはお菓子があった。
なんか、こ、子供っぽいなあ。。
それでも、やはり顔は無表情でどこか子供とは言い切れない雰囲気があった。
「えーと、まずはぼくが試験監督だよ。」
すこし、彼女がどや顔になった気がした。えっへん。ってどこからともなく聞こえる。
「そして、試験内容は。。。。。」
「内容は。。。?」
「デレデレデレデレ。。。」
彼女は背を丸めて、太鼓をたたくように手を動かす。なんだろう?なんか難しいのかな?頭使うのはやだなあ。鼓動が少し早くなる。緊張する。。
「それは。。。」
「それは。。?」
「ぼくを笑わせること!!」
ちょっと 編集しました!
もう一回編集しました!!




