第4話
「今日はどうだった?」
「凄く楽しかったよ!」
私とサリアは話しながら家へ向かっていた
私はあれからクレイたちとまた遊ぶ約束をして、サリアについて行く日が増えた
村に行くようになって半年ほどした頃からは一人で村に行くこともできるようになり日中は村か森にいた
そんな日々を過ごしているとあっという間に6歳の誕生日が訪れた
「おはよぉ」
眠いまぶたを擦りながら扉を開けるとそこにはクレイ達がいた
「お誕生日おめでとう!」
サリアとジーツ、そして村の子達が朝から祝ってくれた
「みんな、ありがとう!」
日本であれば小学校に入学していたが、それもこの世界では無い
面倒な学校に行かなくていいのはありがたいが、それでもどこか物足りなく感じてしまう
早く10歳になって魔法学院に入学したいな〜
まあ上級魔法を使える私には大して必要無いんだけどね
そんな事を考えつつみんなで朝食を食べたあと、私たちは庭で魔法の練習をしていた
クレイとリーゼはあと2年したら魔法学院に入学するからと私と森に行くようになり、
そしてシュウとバーグも村で魔力を感じる特訓をする日が増えた
そのおかげもあってか私は全属性の上級魔法まで、全部で120個の魔法をマスターしていた
「それじゃあシュウとバーグもいるし身体強化を使って追いかけっこでもしようか」
「おう!それじゃあ最初は俺が鬼をやるな!」
そうしてクレイの鬼から追いかけっこが始まった
「はあ、はあ、ミリア速すぎ」
「まあ小さい頃から魔力を使ってるからね」
リーゼは魔法の才能はあるが運動は得意ではないみたいだ
「やっぱりまだ魔力を使うのは慣れないな〜」
「これじゃあ僕達が魔法を使うのはまだまだ先になりそうだね」
シュウとバーグはまだ魔力を感じられるようになったばかりだからか大変そうだ
「おーい!昼飯の準備ができたぞー」
ジーツの声だ
「それじゃあ中に戻ろうか」
「ええ、ほらシュウも、バーグと手を洗ってきなさい」
「は~い、行こバーグ」
「うん」
そうしてそれぞれ手を洗ったあと、リーゼとクレイは準備を手伝ってくれた
ちなみに私は今日の主役だから、と残った二人とお話をして待っていた
「ごちそうさまでした~」
昼食が済み、日が落ち始めるまで皆で遊んだ
「ばいばーい!」
その後は私とジーツで村の前まで子供達を送り届け、サリアは家で夕食を作っていた
家に帰ってきて、夕食を食べた
夕食ではサリアが朝から焼いていたケーキや家の誕生日の恒例であるビーフシチューなどが出た
「それじゃあ、お楽しみのプレゼントタイムと行こうか!」
ジーツがプレゼントを取り出しながら言った
ジーツからは勉強用の本を、サリアからは子供用の包丁セットをもらった
「あなたは魔法は十分だからね、これからは魔法学院に行った時ように勉強と一人暮らしの練習をしてもらうわよ!」
次の日からサリアの地獄の嫁修行が始まったのだった




