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第2話

とりあえず5歳になるまでに魔法を使えるようにしようと思う

魔導書などは家に無いからイメージで色々する事にした


「うーん」

「あら?そんな難しい顔してどうしたの?」

私が考え込んでると母親のサリアが話しかけてきた

「実は魔法が使いたいんだけど上手く行かなくて」

「魔法を?」

「ミリカにはまだ早いんじゃないかしら?」

「そうなの?」

「ええ、魔力は長い間鍛えて増やしていくものだから、ミリカの年齢じゃ魔法を使うには足りないと思うわ」

「そっか、じゃあ魔力はどうやって鍛えたらいいの?」

「そうね〜、とりあえず魔力を使えればいいから身に纏ってみるといいと思うわよ」

「わかった!やってみるね!」


という事で今日は魔力を使ってみようと思う

(おお、身体が軽くなったようだ)

この状態で沢山動いてみよう!


「ただいま〜!」

どうやら父親のジーツが帰ってきたようだ

と言うかもうこんな時間か

どうやら私は魔力の回復速度が早いらしい

最大値も随分増えたし魔法の才能を改めて実感した


――2年後――

5歳になった

あれから2年、魔法を鍛え続けたお陰で魔法士クラスの上級魔法まで使えるようになった

ちなみに魔法にはランク分けが存在する

まずは下級魔法、これは10歳から入れる魔法学院の入学条件の1つで少し鍛えれば誰でも使えるようになるらしい

次に中級魔法、魔法学院の8年間を掛けて習得する物で卒業には必須の項目らしい

そして上級魔法、これを使える人は魔法士と言われ、軍や騎士団に入るのに必要らしい

その上は超級、極級、零級とあるらしい

超級は国で数人使える程度、極級は賢者や英雄クラス、零級に関しては存在するだけの絵空事だ


「ただいま〜!」

「おかえりなさい、ご飯もうすぐできるわよ」

最近は近くの森で夕方まで修行している

この年で下級魔法が使えるだけでも相当な天才じゃないと無理らしく、2人に見せたら大騒ぎされたからだ

「そうだミリカ、村の子供たちがお前に会ってみたいらしくてな」

「私に?」

「ああ、森に入る姿をよく見かけるらしくて仲良くなりたいってさ」

「でも、誰が誰だかわからないよ?」

「それなら、明日私の仕事についてくるのはどう?」

そうして、初めての同年代と会うことになった

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