表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
155/451

154話

時系列を戻します。


情報を売り渡した後になります。

 あ〜、緊張した〜。

 緊張のし過ぎで、微動だに出来なかったよ。


 サッサとお暇したくて、札束を買い物用のビニール袋に突っ込んできちゃったよ・・・。

 さすがにこれは、失礼だったかなぁ?

 どうしよう、後でミラに怒られるかも・・・。


 でも!予定以上にいっぱいもらえたし!ミラも、情状酌量の余地は認めてくれるかもしれない!


 サッサとギルドに行って『yen』に変えよう。

 ああ、『MPリング』がもう買えるね、売れる前に買って帰ろう。



 ・・・。

 このアイディアは、イケてるのか?アホなのか?

 これを、配信したら・・・。今のフィッシャー大使の、手助けになるんじゃないか?


 配信上は僕らだけだけど、日本の探索者と上手くやれてますよって、本国へのアピールになるはずだ。


 敵は、東京の大使。

 後は、本国の印象が勝敗を決するんじゃないだろうか?

 だって、最終決定権は国の議会にあるんだから・・・。



「ミラ、これからギルドに行くんだけど。『MPリング』を買って帰る。これを配信しない?」


 正直、僕では決めかねる。

 だって、分かんないんだよ!?


「@/&¥-)☆!!?」


「良い装備が買えたぜーって、バカな動画にしかならないかもしれない。でも、そこから、ダンジョン大使館との良好な繋がりが、分かる人には分かるんじゃないかなぁ。どうだろう?みんなはどう思う?」


 ミラの奇声は、さすがの餃子型翻訳機でも翻訳出来なかった。

 これも、エミリアに返しておかなければいけない。


 みんなが困惑する中、ソフィアが同意してくれた。


「タイミング的にも、時間的にも、フィッシャー大使に良い援護になると思います!私は賛成です!」


「それなら反対する必要はないね、僕も賛成するよ。」


 遥君の賛成後、みんなの同意が得られた。


「・・・みんな・・・、ありがとう!」


 ミラが、涙目でみんなに感謝していた。

 ・・・おかしい、太っ腹なフィッシャー大使に媚びを売るのは、そんなにおかしな事ではないはずだ。なのに、なぜミラに感謝されるんだ?

 それほど、親の職業に影響がでるのか?


 本当に、分からない事だらけだ。

 この世は複雑過ぎる・・・。




 この後に撮った映像は、高額アイテムを買って喜ぶ僕らと、ドイツが情報を高額で買ってくれたっていう、頭の悪い物になっていた。


 だけど、この映像にミラは満足そうだった。



 フィッシャー大使の記者会見を終え。数日後、ドイツは東京に在駐する大使を、替える事を決定した。

出しといてなんですが!

大使って、複数いるもんなんですかね!?

普通、一国に1人ではないのでしょうか?


調べても、よく分からなかったので!とりあえず、これでお願いします!!


東京都の港区に、大使館は実在します。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
基本的に大使は1人で極稀にデカイ何かが起こると基本の1人と同じ国からきた別目的集団の代表1人で一時的に2人になったりすることもあるくらい…だと思う
少なくとも日本では大使=特命全権大使でその国の大使館のトップだから1人しかいないはず。 領事は自国民の保護が仕事だから情報の買取とかするかな……?
大使館は大体は首都に有るよ、領事館は地方都市に沢山有るけど大使館と違って外交は出来ない。 日本に暮らす自国民の為の事務所みたいなもの、ピザ発行とかの事務もするけど。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ