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新宿の夜

作者: 中川凪

よろしくお願いいたします。

新宿の夜



街行く人が群がる夜。 皆の夜は冷えをます。

温かさ求めて場所を探す。恋人、娯楽と電波の子


帰り道、悲しいさと楽しさが混濁として

疲れ切った路地に溜息を吐く

行き交う日常にさよならをつげて

玄関にぐったりと腰を下ろした。


疲れ果てて動けなくて 風呂も入らずに布団に入って

寂しさが体を沈め、藻がいても落ち着かなくて

寂しくて 怒ったりもして 何もできない夜の9時


気がついたら朝になっていて、太陽は平等に皆を照らしいて。皆に何かを気づかせる。

そんな太陽が鬱陶しくて 狡くて狡くて駄々を踏む。


朝の道、喧騒が急がせる。ガタンゴトンに鳥の囀り。

早さが目に見えて。ちょっと憂鬱になる。

行き交う日常の流れを知って通過電車に殺意を向けた。

ガタンゴトンに扉が空いたら ガタンゴトンと鼓動が跳ねた。


ガタンゴトン。自動販売機から冷えたファンタで一息つく。

とても電車は緊迫していて疲れる。

喉が乾いて仕方がない。またもやファンタを喉に流し込んで一息ついた。


気がついたら夜になっていた。 夜の20

喉に流れるファンタ。どうやらあの時のファンタと一緒に時も流れ溶け込んでしまったようだ。

お先に失礼します。お疲れ様です。

夜勤の人に挨拶を告げバイト先を出た。


街行く人が群がる夜。 皆の夜は冷えをます。

温かさ求めて場所を探す。恋人、娯楽と電波の子


様々な広告が人々を照らす。赤、青、白、緑と

様々な人が様々な感情を思う。

赤、青、白、緑と華やかとも言えないが感情の縁は淀んでいて。



皆、何かに耽て。何とか生きる。


新宿の夜。

よろしくお願いいたします。

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