第3話 兄弟の修行
第3話 兄弟の修行
《3,2,1進化完了しました。属性の覚醒に成功しました》
名 無し
種族 闘竜
属性 炎 水、風、土、闇、光、神聖、邪悪、腐食、死滅、支配、???
LV:1
HP 8000 MP 10000
筋力 15000 耐久力 9000
素早さ 14000 抵抗力 10000
SP 0
スキル
牙撃 爪撃 尾打 属性ブレス 竜眼 戦闘術 時間強化 全属性魔法 支配魔法 特殊ブレス
種族特性
成長概念突破 寿命破壊 強化促進
特性
戦闘者
称号
竜 闘竜 生まれながらに成竜に近きもの 転生者 闘神に愛でられし者
なかなかステータスは伸びているな。
だけど、属性が支配って・・・
それに、まだほかに属性があるのか。
そこに関しては、じっくり使えるようにしていこう。
だけど、一つだけ気になる点がある。
《なあ、母さん》
《なんだい?》
《特殊ブレスっていうスキルを獲得したんだけど・・・どんなスキルなんだ?》
《!!!》
母龍はかなり動揺している。
よほどすごいスキルなのか?
《ちょっと特殊ブレスの所を押してみな》
言われた通りステータスの特殊ブレスを押してみる。
特殊ブレス
使用可能
滅雷の裁き 夜風の旋風 堕天の侵食 炎焔の天獄 星天堕 氷天聖華
《なんか、項目が出てきたんだが》
《それを言ってみな》
《滅雷の裁き 夜風の旋風 堕天の侵食 炎焔の天獄 星天堕 氷天聖華だ》
《やっぱりかい》
《一体何なんだ?特殊ブレスって》
《特殊ブレスってのはね、龍王になる可能性を持った龍が獲得するもんだ》
《ん?龍?》
《ああ、そうさ。龍でなきゃ獲得できない、そのはずなのさ。なのにアンタは使えるしかも五つもだ》
《多いのか?》
《ああ、龍王になる奴らは2つ適性だけのやつらは一つさね》
ってことは、龍級になったってことか?
進化が早いな。
《はぁ、こんなに成長しちまうのもあの方のせいなのかねぇ》
あの方?
俺は生まれてから一度も、そんな人と会ったことはないし・・・。
何か接点があるのか?そんなことを思う一日だった。
そしてそれからも母龍のしごきは続き・・・
~二年後~
名 無し
種族 至竜
属性 炎 水、風、土、闇、光、神聖、邪悪、腐食、死滅、支配、空間、虚無???
LV:36
HP 40000 MP 70000
筋力 70000 耐久力 80000
素早さ 60000 抵抗力 55000
SP 300
スキル
牙撃 爪撃 尾打 属性ブレス 竜眼 戦闘術 時間強化 全属性魔法 支配魔法 空間魔法 虚無魔法特殊ブレス 形態変化
種族特性
成長概念突破 寿命破壊 強化促進 龍力顕現
特性
戦闘者
称号
竜 至竜 生まれながらに成竜に近きもの 転生者 闘神に愛でられし者 至りし竜
このようなステータスに俺はなっていた、全てが一万台越えで十万に届きそうなものもある。
属性は空間と虚無が解放。
空間は空間転移やアイテムボックスが使えるようになった。
虚無は・・・
シャァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
《虚無魔法 開闢》
ドシュッ
俺が戦っていた魔物は、グリードサーペント。
Sランク系魔物最上位に位置するものだそうで、MP吸収攻撃などをしてくる。
だが、見ての通り虚無魔法により向こうの山まで消し飛んでしまった。
そう、この魔法は強力な代わりにコントロールが非常にしにくいのだ。
だが今、少しずつコントロールができるようになっている。
とまあ、これが二年間の成果だ。
属性を全て開放したかったが・・・。
《お兄ちゃ~ん》
と、抱き着いてきたのは末っ子。
最後に生まれた氷竜の妹だ。
《ははっ、やっぱすげえ魔法だな》
そう褒めてくれるのは次男の炎竜。
二人とも俺を良く慕ってくれて、守りがいがある兄弟たちだ。
二人とも、言語を理解し話す読める、くらいはできるようになった。
《はははは、仲がいいねぇ》
そう言ったのは母龍だ。
《でも、今日からアンタたちも修行を始めるよ》
そう、俺の修行三年目は、あいつらの修行開始の日だ。
《まあ、こいつほど厳しくはしないけど・・・》
俺、嫌われてるんですかね。
他よりきつい修行施されてるって。
《まあ、まずは全員基本の魔法の習得からだよ》
今までの修行で基礎はやって来なかったのか、と言われそうだが、俺の場合特殊属性やら上位属性(腐食、邪悪、神聖)があったので、先にそちらをしていたのだ。
それはさておき、母龍は兄弟全員に分厚い辞書のようなものを渡してきた。
基礎魔法便用一覧
《ここに、基礎魔法がすべて乗っている、あたしがこれを解説しながら教えていく、そして魔力操作は覚えてもらうよ》
そう言って、母龍による授業が始まった。
《ライトニングk・・・》
全員が魔法を撃てるようになるまで徹底的に教え込まれた。
夜辺りにはクタクタで、ばったりといつも全員寝てしまったいた。
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