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第二話 母の修行

進化、が少しこの物語のキーワードになるのですがあまりこれを入れすぎるとだめだと思うので減らせるよう頑張ります。

第二話 母の修行


『お、そろそろ末っ子が生まれるようだね』


ピキッ

パキパキパキ


『ギャァァァァァァァウ』

生まれたのは母龍と似たようなシルエット、青みがかった銀色の鱗、アイスブルーの瞳を持つ美しい竜だった。

こ、これは?


『ふむ、氷竜のメスとは珍しいね』

『そんなに珍しいのか?』

『黒竜のアンタよりもう少し生まれる確率は高いが、出生確率は0.0001%より下だよ』


俺、それよりも確率下なんですか・・・。


『ギャァァァアアウ』


と、すり寄ってくる妹。

か、可愛い。


『ふむ、あんたが気に入ったようだね。それだけ気に入られてるんならその子の世話はアンタがやりな』

『え!?ほぼ同い年なのにですか!?』

『何言ってんだい、そこまで自我確立してて言葉喋れるんなら成龍と何ら変わらないんだから。やっても問題はないよ。後、アンタは一年後から修行開始するよ。他は、3年後ぐらいだけどね』


俺、一歳で修行開始されるんですか・・・。

人間で言う零歳数か月で修行開始されるってスパルタですね・・・。


しかし、それから一年間は穏やかに流れていった。

食料は母龍がとってきてくれるし、襲撃も母龍がすべて退けてくれる。

厳しい自然の中で、絶命の危険が0%なのはあまりないと思う。

そうした環境の中で俺たちはすくすくと育っていった。


~一年後~


名 無し

種族 黒竜(仮)

属性

炎 水、風、土、闇、光、神聖、邪悪、腐食、死滅 ???

LV:1

HP 4000 MP 7000

筋力 1000 耐久力 1200

素早さ 1500 抵抗力 2000

SP 0

スキル

牙撃 爪撃 尾打 属性ブレス 竜眼 戦闘術 時間強化

種族特性

成長概念突破 寿命破壊

特性

戦闘者

称号

竜 黒竜 生まれながらに成竜に近きもの 転生者


今まで、不安定に変化していたステータスも安定した。

更に、ステータスもかなり伸び母龍からのしごきも受けるようになっていた。


『アンタ!!その程度倒せないようで何が竜だい!!』


俺が、絶賛今戦っているのは巨大なクマの魔物だ。


名 無し

種族 ハイデビルベアー

LV:55

HP 5000/10000 MP 7000/20000

筋力 15000 耐久力 9999

素早さ 5000 抵抗力 3000

SP 20

スキル

怪力 威圧 闇魔法 爪撃 牙撃 木登り

称号

悪魔 Sランク魔物 森の主


『いやいやいやいや!!ステータス2倍以上ある相手に対して、そんな簡単に倒せるはずないじゃないですか!!』

『何言ってんだい、そいつにない特性やスキル、属性だってあるだろう!!弱点属性を突いたりすりゃあ一気に削れる』

『そんなの言われたっt・・・』


そう俺が言おうとした瞬間、母龍は強大な威圧を放ってきた。

ひ、ひぇぇええ、おっかねえ。

無理だと言ったら殺されそうだなしょうがない。


《尾打》


俺の尾がしなやかにしなり攻撃する。

高速で振るわれる、尻尾に一瞬デビルベアーは怖気ずく。

今だ!!

一瞬にして俺は懐に潜り込みストライクを放つ。

通常、俺の攻撃はHP は削ることは出来ないはずだが、この攻撃であれば必ず大ダメージを与えられるのだ。


グ、グオオオオオオ


デビルベアーがふらつく。


《ホリーレイ》


俺が放つのは、神聖なる力の閃光。

デビルベアーは悪魔の亜種であるので神聖属性は天敵、それが凝縮された一条の光は正確に眉間を打ち抜きデビルベアーは絶命する。


『やればできるじゃないか』


母龍が降りてきて褒めてくれる。


《格上を倒しました、通常経験値の1.2倍が与えられます。レベルが8になりSPが30付与されました》


『レベルが上がったよ』

『ほお、いくつになったんだい?』

『8だ』

『うん、いい伸び具合じゃないか。この調子なら今日中に進化できるかもしれないね』

『俺が進化するとどうなるんだ?』

『それは・・・』

『答えてくれ』

『正直に言うと分からないが、もしかしたら・・・』


母龍は非常に歯切れ悪く答える。


『いや、あの人に聞くのが一番だ。今は答えられない。最終進化は何になるか分からないしね。進化したらわかるよ』


なんだ?

この質問だけいつも母龍は歯切れが悪くなる。

何か俺に隠さなければならないことがあるのか?

まあ、進化とやらを経験すればわかるのだ、楽しみはとっておくべきだよな。

そう考え、俺は思考を放棄した。


それからも俺は魔物を倒し続けた。

奴は、森の主だったがそれは、この森の一部だけだあったようで何体も同じ称号を持った奴と戦い、レベルが20になったところで・・・


《レベルが20に到達しましたSPを清算します。進化候補を表示》

【進化候補 黒竜王・・・黒竜の中に置いて最上位の強さを誇る存在

      闘竜・・・闘神の加護を強く受けレベルアップ時のステータス上昇が高い。また、その竜の

           持つ特殊属性の覚醒の可能性がある。】


『レベルが20に達したらしい。進化候補が二つあるんだがどっちを選んだ方がいい?』

『候補を少し教えてくれるかい?』

『黒竜王と闘竜だ。黒竜王は黒竜の中で最強の存在らしいし、闘竜はステータスの上昇率が高く、特殊属性覚醒が期待できる』

『ふむ、そりゃあ甲乙つけがたいね。ただ、ワタシは闘竜とやらをお勧めするよ』

『どうしてだ?』

『進化の余地があるからさ、黒竜王はそこで竜としての進化の道が閉ざされる。だから、闘竜に進化していた方が。龍になったとき高いステータスになる』


ふむ、つまり黒竜王は伸びしろが小さいと・・・。

まあ、確かに成長の余地があった方がいいな、それなら身の危険が小さくなるし。


『闘竜に進化するよ』

『ああ、賢明な判断だ』


《種族闘竜が選択されました進化を開始します》

ここを、直した方がいいと思いましたらすぐに指摘をお願いいたします。

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