第1話 プロローグと転生
すみっませんでしたああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
連載、の分類にするつもりが短編にしていたので削除しました。
面白いと評価してくれた方本っ当にすみませんっ
第一話 プロローグと転生
龍
それは、全世界で信じられている最強の権化。
人々はそれを敬い恐れた。
一度力を振るえば山が消し飛び、嵐が起こる。
そして、ここにその中で、激しい生存競争を勝ち抜き最強に至った古龍がいた。
グギャァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
「うるせえ」
シュオンッ
そこに、存在したモノ、は存在すら消され、いたことすらなくなる。
しかし、消した本人は・・・。
「ちっ、昔はもっと刺激的でおもしれえ奴らが来たのにな。今は実力差も分からねえ雑魚共がかかってきてうっとおしい」
「はぁもっと強い奴がかかってきて俺を殺してくれねぇかな」
そう言いながら、俺は過去を思い出していた。
~~~~~~
目覚めるとそこは真っ暗だった。
なんだ!?
と声を出そうにも液のようなものに使っていて声が出ない
目隠しか・・・?
そう思い目の周りを触ってみたが、目隠しはない。
ということはどこかに閉じ込められているってことだ。
それもかなり狭い。
俺が二人いたら身動きが取れなくなりそうだった。
取り敢えず、目の前の壁らしきものを触ってみる。
コツン
と、硬質な触り心地が手に感じられる。
壊せるか?
拳を固く握りそれ以外脱力。
肩甲骨をフルに活用しストライクを放つ。
ドゴッ
バキバキバキバキバキバキ
光が差し込む、明るくなり自分の座標が分かるようになる。
だが・・・・
『ここ、どこだ?』
うお!!
声出るのか。
だが、それも驚きだが更に驚愕の事実が俺の目には映っていた。
広大な森林、エベレストほどあるのではないかと思うほど高い山、二つの太陽、そして・・・浮く島。
・・・はああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?
広大な森林やら高い山やらあってもおかしくないと認めよう。
だが、浮く島おめーはダメだ。
見たところ機械が付いてる風でもないし宇宙のどこかという風でもない。
つまり・・・ファンタジー。
更に・・・だ、どう見ても人間じゃない俺の手。
漆黒の鱗、筋肉質な腕、棘までついている。
どっからどう見てもドラゴンの腕だ。
『ふっざけんなあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ』
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ
叫びすぎた。
だけどな、目覚めたら異世界転生していてしかも人じゃなかったなんて認めたくないだろ?
認めたくないよね!!
そんな気持ちなんだよ俺は。
《十分間の生存を確認、ステータスが1上昇します》
?、ステータス?やっぱあるのか・・・。
最近ラノベで流行ってるもんな~というか向こうの流行がこっちに関係しているとは思えないけど。
名 無し
種族 ?竜
属性 ???
LV:1
HP 2001 MP 5001
筋力 601 耐久力 701
素早さ 801 抵抗力 901
SP 0
スキル
牙撃 爪撃 尾打 属性ブレス 竜眼 戦闘術 時間強化
種族特性
成長概念突破 寿命破壊
特性
戦闘者
称号
竜
さっきのは定時ステータス成長の効果か?
やっぱ竜だったんだな。
しかし・・・
ゾクッ
強者のにおい・・・。
誰だ!!
『生みの親に向かってその態度は何だい!?まあ、気持ちは理解できなくもないが・・・』
これが・・・俺の親?
どう見ても違いすぎるだろ。
白銀の鱗、どちらかというと飛行に特化したようなスタイリッシュな体形、圧倒的な神々しさ。
いやいやいやいや俺のこの禍々しい体からこの神々しいドラゴンが親だって言われたって信じられるわけないよね!!
『落ち着いた子だね、見た目が違いすぎるって思ってる、まあ、無理もないか。でも疑問はすぐ解けるよ』
どういうことだ?
母龍が見るところに目を向ける。
パキッ
ミシミシミシ
生まれたのは俺の兄弟竜・・・らしきものだった。
紅蓮の鱗 炎を凝縮したような瞳 俺と同じような筋肉質な体つき。
やっぱり筋肉質以外に似ていない・・・。
『分ったかい?竜は生まれてくる属性によって種族が違う、私は聖龍だから違うけどね。この子は炎竜』
それは、分かったしかし龍と竜って何が違うんだ?
『それは、分かったしかし龍と竜って何が違うんだ?』
『お、あんた喋れるんだね』
『何かおかしいか?』
『竜とは言えすぐしゃべれる赤ん坊はいないさ。おっと質問にこたえなきゃね。違いは強さや生きた年数さ、長生きするほど竜は強大な魔力と肉体を手に入れられる。で、その窮極進化形態が龍ってわけさ』
ふ~ん、つまり年月で龍と竜を区別すると
『勿論、進化を繰り返して年月関係なく龍になる奴はいるがね』
例外はあるのか・・・
というか、
『進化って?』
『そのうちわかる、言葉じゃ説明しにくいからね』
そのうちわかる・・・か。
それだけ。説明が難しいと・・・。
そういえば、属性って俺なんなんだ?
『俺って何竜なんだ?』
『端的に言うと分からんさ』
『どういうことだ?』
『黒竜って属性が不安定でね、炎であるときもあるし水もある。なんなら調べてみるかね?』
『調べる?』
『こうするのっ、さっ!!』
いきなり母龍は炎を撃ってきた。
あ・・・死んだ・・・。
そう感じたが俺に不思議と熱さは来ない。
ど、どうなって!?
『ふむ、炎はあるね』
『な、なんで俺は燃えなかったんだ?』
『竜はね自分の持ってる属性の攻撃に高い耐性を持つのさ。ギリギリ死なない威力になってる。どんどん調べるよ!!』
その後も母龍は俺目掛け様々な属性の攻撃を放ってきた。
水、風、土、闇、光、神聖、邪悪、腐食、死滅・・・しかし、全ての攻撃は俺に意味をなさなかった。
『驚いた、全属性とは・・・』
『珍しいのか?』
『属性なんてのは、大概一つさ5つがドラゴン界で最も属性持ってるやつらの数さ。属性関係なく魔法は使えるが属性はそれの威力を何倍にも引き上げる・・・』
俺、凄かったんだな・・・。
『だけどあんた、まだ属性待ってるよ』
『え!?』
『ステータスを確認してみな』
確かにステータスを確認すると、未だに。
属性
炎 水、風、土、闇、光、神聖、邪悪、腐食、死滅 ???
?があった。
『アンタ特殊属性持ちだよ』
『特殊属性?』
『特殊属性はその竜しか持てない特殊なものでね確率的に0.00000000000000000000000000000001%の確率で生まれてくる。それに加えアンタみたいに全属性持ちはアンタが初めてだよ』
・・・マジか、俺生まれた環境特殊すぎません?
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