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遭難から始まる国造り 魔法が使えるのは私たちだけ? 遭難して言葉も通じないけど何とかなりそう 120話保証  作者: ぐわじん
2章 新大陸

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02-17 リル2

 ケンとアリスが結婚してから数週間が過ぎた、ケンとアリスは熱々な雰囲気を醸し出し続けている。アリスは長い間叶えられなかった思いが実ったため上機嫌であり、ケンも応えると決めたからには全力で愛した。

 そんな中リルは二人から冷遇されてはいないが、二人の親密な関係を目の当たりにしており、寂しい思いをしていた。やっぱり自分もケンと仲良くなりたいと思うようになっていた。


「アリス相談があるのですが…」

 リルは正直に自分の気持ちをアリスに伝え、アリスも逆の立場になったら辛い思いをすると理解していたため、リルもケンのお嫁さんになることを認めた。


「私からケンに言おうか?」


「ううん。同情で結婚するというのはあれだし、少しケンとの関係を良くしてからにしたい」


「わかったリル。でも何かあったら直ぐに言ってね」


 リルはちょっとずつ行動を変えた。ケンに対してさりげないタッチを増やしたり、お風呂から上がるタイミングでわざと胸元や肌を見せつけたり、下に物を落として拾うタイミングで胸やおしりをチラ見させたりした。ケンもアリスを愛してはいるが、つい目線が追ってしまう。しかもアリスが居ないタイミングで実施されるとなおさらである。



「ちょっと海まで行って魚や塩、海水をとってくるよ」


「じゃあ、私も手伝う」


「ケン、リル。いってらっしゃい」

 アリスはニコニコしながら包丁を振りながら送り出した。リルに対して聞こえない程度の小声で頑張ってと伝える。アリスはジャガイモの芽を取り除く作業や小麦を練ってパン作り、自分たちの昼飯作りに精を出している。結婚してから普通の料理を修行中であった。


 ケンが若干先行して歩き、リルはミケケとファーファとそれぞれ手を繋ぎながら海岸に向かう。ケンは途中出てくる小さな獲物、ウサギや野鳥を弓や魔法でしとめていく。仕掛けていた罠にも何匹かかかっており、タママ家にも野鳥のおすそ分けが出来るくらいに順調な成果であった。


 海岸につき、ケンは海に雷撃の魔法を二回唱えた。放った周辺には魚がそれぞれ十匹以上浮かび上がってくる。


『じゃあ、魚回収をお願いね』

 リルとファーファは服を脱いで海に入って魚を回収しはじめる。ミケケはケンが作った塩採集用の装置から、塩を削り取っていく。ケンは受け皿にたまった濃い塩水を壺に移し替えて空間収納にしまっていく。また大きな寸胴鍋に海水をくんで同様に空間収納にしまう。海水でジャガイモ煮を作るとジャガイモに塩分が浸透し、かける塩の量を減らすことが出来た。また残り湯も煮詰めて塩にする。


 魚も回収した後、リルはファーファについた海水を水で洗い流す。ファーファもリルも裸になっており、ケンはチラチラと二人を見ていた。ファーファまだ子供ながらも若干胸が膨らんでおり、リルは立派な胸がたわわに揺れていた。


『ケン、顔がへーん(笑)』

 鼻の下を伸ばし、横目で盗み見ていたため、おかしな顔になったいた。それを見たミケケに笑われてしまった。


『ああ、うん? あっえへへ』 

 ケンはとっさの指摘に愛想笑いでごまかす。


「ケン! ちょっと背中を洗い流してもらいたいんだけど」

 大声でケンを呼ぶリル。それに応えたケンは駆け足でリルに近づく。リルはケンに対して背を向け胸の先端を両手で隠した状態で待っている。ケンは水を使って髪を洗い流した。邪魔にならないように髪を片手で持ち、首筋から背中に対して水をかけなら、もう一方の手でかるくこする。


「あっくすっぐたい」


「ああ、ごめん」

 リルの肌は柔らかかった。アリスの引き締まった筋肉とは異なり、触るとぷにぷにとした弾力が感じられた。ケンはドキドキしながら背中を洗い流していく。おしりの上の辺りをあらっているところで、リルがケンの手を軽く押さえた。若干振り向きながら片手で胸を押さえているので、大分きわどい格好になっている。


「ありがとうケン。もう大丈夫」


「ああ、うん、わかった」

 ケンは回収した魚を空間収納にしまい、リルとファーファは服を着ていく。帰りがてら先日から日干ししていた昆布を回収し隣接した倉庫にしまう。昆布は港町カンナで製法を教わっており、天日干しするために必要な石を引き詰めた干場(かんば)も倉庫もケンが魔法で作成していた。


『ケン、海の草って食べられるの?』

 ミケケは乾燥した昆布を手に持ち匂いを嗅ぎながら質問した。


『工夫が必要。食べられる。時間が掛かる。今度ごちそうする。今日は鳥を食べると良い』

 ミケケがそのまま食べようとしたので昆布を取り上げた。後日ちゃんとした状態でごちそうすることを約束し、ミケケとファーファを家まで送っていく。お手伝いの駄賃として野鳥二羽をタママに渡す。


『いつもありがとう。ケン』

 薄着なためタママの立派な胸が際立つ。若干目線が胸元に行きそうになるが、後ろから柔らかい感触が背中に当たり、視線をタママの顔に戻して挨拶を返した。


「ケンそろそろ帰りましょう」


「そうだね」


『それじゃまた』

 タママ一家に別れを告げた。すぐにリルが離れたため、ケンは先ほどの感触が無くなったことを残念に思いつつ家に戻る。


  :

  :


 リルは誘惑をするものの一線は越えずにいた。ケンもアリスに対して後ろめたい気持ちもあるが、どうしても気になって目で追ってしまうことが多くなっていた。


「ケンちょっと良い?」

 アリスが寝室に入ってきて、ケンに話しかけた。


「何? アリス」


「リルの事なんだけど」

 アリスの口からリルの一言が聞こえ、ケンは一瞬にして背筋が凍り付いた。


「なっ何かな?」

 思わず口が声が上ずってしまうケン。


「リル。入ってきて」

 アリスに促されて、アリスが入ってきた。リルは下を向いており、表情は良くわからない。


「ねえ。ケン」


「はっはい」

 アリスの呼びかけにケンは更に緊張する。


「リル」

 アリスがリルに促す。リルがうなずいて、ケンの顔を見て話しかける。赤みがかった顔で、恥ずかしそうにして、なんとか声を絞り出す。


「ケン、あのね。私もケンが好きなの…。アリスには承諾を貰っているんだけど、私とも結婚してもらえませんか?」


「へっ?」

 てっきりリルに気があることを責められると思った居たため、変な声が出てしまった。ケンはアリスの顔見ると、アリスは怒っておらず、頷いた後、顎でリルにこたえるようにケンを催促した。


「あの、うん。ありがとう。実はその俺もリルの事が最近気になっていて…」

 ちょっと言葉が詰まったタイミングで、アリスはリルの背中を押す。リルがケンに抱き着く形になり、ケンもあわててリルを抱きとめた。


「リル。今日は譲るわ。しっかりね」

 アリスは寝室を出て行く。すぐに振り返って出ていってしまっため、ケンとリルはアリスの表情を見ることはできなかった。


「ケン、よろしくお願いします」

 リルの柔らかい感触がケンの胸に伝わる。そしてリルはケンの奥さんとなった。

基本的にエロいシーンて不要だと考えているんです。

家のリビングでアニメを見ている時に、エロいシーンになると非常に気まずいんです。

そういうのが必要なら別途それようの物を見るから、とよく思います。

じゃあ何で書くのか? それには必要な理由があるんです。

きっとそのようなシーンに一定の需要があると思うんです。

そう、媚びを売ってるんです。勘違いしないでください。

あとストーリーというか、この小説の大事な構成要素です。


ミケケからのうんこ呼びは無くなりました。ケン良かったね。

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