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炎村  作者: 鮫肌わかめん
5/6

小説書くの難しいィ!

あと蛇がツボから出てきて躍るやつって蛇は耳がないので相手に合わせて踊っているらしいですね!

では5話目どうぞ!

「講習間に合いましたか?」ルイが息を切らしながら講師カーターに尋ねた。「まぁギリギリかな」「良かった〜!」


振り返りながらルイは「だってアリ…ア?」

気が付いたらアリアは姿を消していた。どこへ行ったのだろうと周りを見ていると、「どうしたんだい?」とカーターは心配そうに声をかけた。


「いや、あのポニーテールの走っている女の子っぽい女の人見ませんでしたか?」ルイは自分でも[どっちだよ]と思いながら言った。


「ああ、その人なら問題ないよ」ルイが首を傾げたからカーターは補足で「後で分かるさ、ほら講習始めるよ。教室行って好きな席座って待ってて」とニコっと笑った。


教室


ルイは席に座ってから今まで胸の中のモヤモヤが収まらなかった。「アリア、大丈夫かな…」すると、となりの席の男子が話しかけてきた。


「おい、どうした?調子悪ぃのか?顔色ヤベェぞ」「君は?」「俺か?俺はミドルノだ。お前は?」「あぁ、僕はルイ、よろしく」「よろしく…って忘れるところだった!病院行くか?連れて行けるぞ!」ルイは本当にいい奴なんだなと思いながら「いや、大丈夫。ありがとう、ミドルノ」と返事をした。


「そうか?何かあったら言えよ」「ありがとう」その返事をした時に気づいた。少し先が鋭い尻尾が付いていた。[獣人族か…強そうだな]そんなことを思っているとカーターが入ってきた。「講習始めるよ〜席に着いて〜」


講習がひと通り終わったところでカーターが喋り出した「えーっと、じゃあ新しい講師として紹介する方いらっしゃいます。じゃあ出てきて下さい」ルイはまだペンを走らせていたから片手間に話を聞いていると、信じられない声が聞こえてきた。


「こんにちは、今日から講師になるアリアです。よろしくお願い致します」ルイの書いているペンが勢いよく割れたと同時にルイの顔は90度上に上がった。


[ア・リ・アぁぁ?]すると教室がどよめき始め、どこもかしこもから声が聞こえてくる。「可愛い…」と。アリアはルイの目を見てニコっと笑い言った「貴方とは{ここに来るのに一緒に}付き合いましたね」


それと同時にルイに目線が集まる。それは殺気に近かった、というか殺気だった。ルイは心を無にして思った[墓はどこにしようかなぁ]


騎士の生活は基本的に集団で騎士用の寮で生活する。その為騎士4人一部屋で過ごし、その一緒になった者達が騎士の活動を一緒に行う班となる。女子寮と男子寮で分かれていて、出会いを求めていた輩は大体これを知り泣く。


「何でこうなったんだ…」ルイは班のメンバーからずっとアリアのことで責められていた。(主にカイトとミドルノ)


「なぁなんであんなに可愛い子と付き合ってたんだ?神は不平等なことをする…」カイトが嘆きながら言った。


そしてミドルノも「どんな感じなんだ?人を好きになるって知らないんだよ」ルイが反論しようとして自分の枕を抱きながら「いや本当に違っ」全部言いかけたところでカイトが邪魔をする。


「恋っってぇものはなぁ、胸ぇ高鳴りながら好きなぁ人ぉのこたぁ思うぅことだよょう」カイトはミドルノにイキリ散らかしていた。


ルイはカイトに何で恋人が出来ないのかが何となくわかりながらも、ベッドに向かった。


「おいもう寝るのかよ〜」カイトがルイを呼び止めると「疲れたし」と不機嫌そうな顔でルイはベッドに入った。


「パートも何とか言ってくれよ」カイトがベッドにいる青年に声をかけた。するとパートは「興味ない」とそっけなかった。


騎士団本部


「グレイモアさん、今回の受験者どうでしたか?」グレイモアの部下であるメチルが質問してきた。


「そうだなぁ」と言いコーヒーをすすりながら答えた「凄いなぁって思ったら奴が6人いてな、これまた面白いんだ」メチルが「うんうん頷いていた。


「1人目はルイって奴、めっちゃ足速いんだけど実戦が足りてないの、まぁやる気はあるから受験者の中で一番伸びるだろうな」


「2人目はカイトって奴、刀の居合い斬りが凄くてな、速くて服切れちまったよ」


「3人目はミドルノって奴、アノル(武器の派生から外れているもの)でさ一番面白くてさぁ脳筋なわけよ。どんだけ殴られても向かってきやがった。だけど一撃俺を殴っただけで倒れちまったんだ。面白れぇだろ 」


「4人目はパートって奴、実戦慣れしてて、銃使ってた。一番手間かかって30分かかっちまったよ。半分くらいは本気出したな」


「5人目、いや6人目か。ラノとチノっていう双子でさ、コンビネーションがすげぇ良くて、ラノがハンマー、チノが針使いだったけか?危うくハメ技決められるとこだったわ」


ずっと頷いていたメチルが口を開いた「今回の受験者にも期待が高まらんばかりですね!」グレイモアは「ああ」と二言返事をしてメチルと一緒に部屋を出た。


夜のコオロギの鳴き声だけが残った。

読んでくれてありがとうございます!

質問があったら感想にドシドシ送ってください!出来る限りお答えします!

ではまた!


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