戦闘
今気づきました…
私の作者名、ダサくね?
あと白熊の地肌って黒いらしいですね!
では3話目どうぞ!
戦闘会場
グレイモアは、挨拶をし終わった瞬間から、オーラが変わった。ルイもそのオーラを気づいた、というより気づかされた。
「今帰るんならまた鍛錬して戻ってこられるがどうだ?」
ルイには簡単すぎる質問だった「やります」そう答えると、
「やっと2人目かよ〜」と言いながらニカッと笑った。
即座に「えっ?」と言いながら言葉の意味が分からないのといきなりのキャラ変更に狼狽していると、
「いやね、これ感じて帰らなかった人君で2人目なんだ」とため息をつき話を続けた。
「ホントの話するとこれ一発目で帰らなかったら合格なんだ」
ルイが理解するのに軽く3秒くらい使い、やっと理解した第一声が
「刃こぼれ見たの意味なかったのですか?」そういうとグレイモアは、こくりと頷いた。
「じゃあ戦わないんですか?」「いや戦うよ?」
ルイはもっと訳が分からなくなった。そのルイの反応を見てグレイモアはハッとした。
「説明してなかった?戦う理由」「してないですね、、」
それから何秒たったかわからない気まずい時間が流れていると、先に声を出したのは、グレイモアだった。
「説明すると騎士にはランクがあって、下から5等騎士、4等騎士、3等騎士、2等騎士、1等騎士、そしてその上に特等騎士がいるんだ。そこまではオッケー?」
ルイがうんうんと頷いているのを確認してグレイモアは話を続けた。
「それでランク付けの方法なんだけど、今から3分間で攻撃が俺に当てられるかを見る、だけど俺も逃げてばっかりじゃないことを考えて行動してくれ」「はい」「じゃ、初め!」
その瞬間ルイは自分の懐に殺気が入ったのがわかった。咄嗟に剣で守る体制に入ったがその殺気をルイはどうこうできる自信は無かった。
するとグレイモアは「殺気だけでびびってるようじゃ魔法使い倒すのなんて二の次三の次だよ!」
その言葉に背中を押されたルイは、足を踏み込み、グレイモア目掛けて突進した。グレイモアは、その姿を見て驚きを隠せなかった。
「足速っ!」ルイはスピードに関して言えば凄く自信があった。だから父ガインと狩りを教えてもらっていた時も、弓の撃ち方が分からず、短剣で狩りを行なっていたほどだ。
グレイモアは、得意武器のトンファー(長い棒の端の近くに垂直の持ち手がある武器)を構えた。
ルイは、この攻撃で全てを終わらせるつもりだった。その会心の一撃を放った、がなぜかいつの間にか自分が剣を振り下ろした方向とは、逆の方向への剣が振り上げられた。
弾き返されていた、カウンターだった。
「まだまだ実戦が足りてないねぇ!」それをグレイモアに言われてすぐ後、ルイの頭に金属の衝撃が走った。
「 ッ!?」ルイから意識が遠のいていく。その途中で聞いた声は退屈そうな、呆れた声だった。
楽しんで読んでいてくれたら嬉しいです!3日後また会いましょう!
ありがとうございました!