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前世、シュークリームだったけれど、それが何だというの?

作者: ようせゐ


まずは自己紹介をするわね?

まぁ、話す順番なんてどうだっていいのだけれども…

わたくしの名前は、リリーラ・ベルナード、と言う名前よ

ベルナード公爵家の長女で、弟と妹がいるわ

あと、殿下の婚約者よ

言うことはこのぐらいかしら?

そうね、あとは…前世がシュークリームだったってことね

死に方は普通に美味しく食べられたわ

何も面白くなく普通に食べられたわ

もう少し面白く食べられても良かったと思うわ?


◇◇◇◇◇◇◇◇


最近鬱陶しいのが居るのよね

わたくしの婚約者に突っかかってくるのよ

ほんとにやめてほしいわ…


◇◇◇◇◇◇◇◇


この前、婚約者に突っかかってくるのがいる話をしたわね?

その娘に注意をしたら婚約者がその子をかばったわ

そして、婚約者のわたくしの前でいちゃいちゃしだしたのよ?

こっそりとかならともかく…いえ、よくはないけれどマシだわ?

それなのに目の前で!

それは流石に見逃せないわ

だから陛下に報告することにしたのよ…

陛下はそれを悲しんでいらっしゃったわ…


◇◇◇◇◇◇◇◇


急に陛下がお変わりになったわ

前は息子の良くない行動を悲しんでいたのに…

急に殿下の味方をし始めたわ


◇◇◇◇◇◇◇◇


わたくしは追放されることになったわ

隣の国のリートラ国の王子に嫁ぐらしいわね

殿下のわがままに巻き込まれてリートラ国の王子様は可愛そうよね

リートラ国の王子はフラレン・リートラと言う名前らしいわ

良い人だといいのだけれど…どうかしら?


◇◇◇◇◇◇◇◇


リートラ国についたわ

わたくしの見方でいてくれた侍女のサラはついてきてくれたわ

わたくし、とっても嬉しいのよ!


◇◇◇◇◇◇◇◇


フラレン様は初対面で告白してきたわ

あれは流石に驚いたわ

フラレン様はわたしくが前この国に来たときに一目惚れしたそうよ

ほんとにそういうことがあるのね…


◇◇◇◇◇◇◇◇


毎日好きだって言いに来なくても来年には結婚するのよ?

流石に疲れるわね


◇◇◇◇◇◇◇◇


わたくし、フラレン様のこと好きなのかもしれないわ

でも、裏切られるのがとても恐ろしいわ


◇◇◇◇◇◇◇◇


フラレン


済まない

俺の事をどう思ってるか知りたくて見てしまった


◇◇◇◇◇◇◇◇


乙女の日記は読んじゃだめなのよ?

どこを読んだのかしら…


◇◇◇◇◇◇◇◇


裏切らないと言ってくれたわ

今はまだ完全には信じられないけれど、信頼を作っていくわ

わたくしはきっと、今世も幸せにおわれるわね


◇◇◇◇◇◇◇◇



わたくしは幸せよ?

素敵な侍女もいて、素敵な旦那様もいるのよ

そういえば最近、サラに気になる人がいるらしいわね

今度、聞いてみようかしら?

フレン様は知ってるのかしら?

あ、もしかしたらフレンの側近のヒルーク様かしら?

あの方はとてもかっこいいもの!



ここまで読んでくれた人へのオマケです。

ここまで読んでくれてありがとう。


◇◇◇◇◇◇◇◇


リリラが夫婦の寝室に入った途端目の前は大きな腕に塞がれる。


フレン「リリラ、日記にヒルークの事をかっこいいと書いただろう…」


リリラ「あら、そこの話なの?」


フレン「そうだ…嫉妬するだろう」


リリラ「あらあら、わたくしの旦那様は随分と余裕がないのね」


フレン「ああ…俺はずっと余裕なんて…ない

    リリラのことになったら直ぐに頭が真っ白になる…」


リリラ「うふふ、わたくしの旦那様はヤキモチ焼きなのね?」


フレン「そうだ…抱きしめて、甘やかしてくれ」


リリーラはフラレンの頭を膝に乗せると頭を撫でる。

フラレンはそのまま微睡みの中に落ちていった…


リリラ「あらあら、これじゃあわたくしが寝れないわね」


リリラはやれやれと言いたげに笑うとそっと優しく額にキスをした。






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― 新着の感想 ―
[一言] 前世がシュークリームだということが全く関係ないwww
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