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ブランニューイエスタデイ  作者: 犬上田鍬
3/15

その一 十七歳の風景 ②

「近藤さん」

 翌日の休憩時間、構内から外へ出ようとしていたら石田が肩を並べてきた。もっとも、石田の肩はだいぶ低いところにあったのだが。

「あれ? どこかの営業所にいったんじゃないんですか?」

 正雄は午前一時過ぎに構内放送で石田が呼び出されたのを聴いた憶えがあった。搬送の手伝いに駆り出されたな、と思った記憶がある。

「たったいま帰ってきた。早かっただろ? オレがいかされるところは近くばっかりだ」

 搬送補助は正雄もいったことがある。営業所まで運転手の助手として付いていって、そこで荷下ろしの手伝いをするのだが、それで終わりではない。運転手は次の搬送があるので帰ってしまうが、正雄たちアルバイトはたいていの場合、次の便がくるのをだれもいない営業所で待って、もう一回荷下ろしを手伝ってから、その便で帰ってくるというのがオーソドックスなパターンだった。

 待っている間、夜中の空っぽの営業所では、なにをやっていようとお構いなしだった。長いときは次の便がくるまで二時間近く留守番をすることがある。アルバイト仲間が構内作業をしている間、そこで仮眠をとることもできるというわけで、みんな搬送補助に呼び出されるのを心待ちにしているのだ。

 ただ、近くの営業所だと一便ごとに連れ帰られてしまうので、どちらも休む暇なくやらなければならない。石田はその頻度が高かった。

 ふたりは、いつものように使われていないカーゴが置いてある敷地のコーナーにいって、缶コーヒーを飲む。ここは構内の灯りがわずかに届くくらいで妙に殺風景なのだが、かえってせいせいする場所だ。

「近藤さんのCD聴いたよ。二曲目のバラードがあっただろ? あれ、近藤さんが歌っているの?」

「♪静かな湖畔の・・・みたいなヤツね」

 正雄がおどけていうと、相好を崩して肘で突く。

「そうそう、あんな高いキーが出るの?」

 正雄は首を振った。

「歌っているのは間違いなく私ですけど、サビはとても歌えないので、ちょっとしたワザを使っていて」

 タネあかしをしようとすると石田はそれを遮って、「企業秘密はきかないことにしよう」といった。自分のことは必要以上に話したがるのに、他人には得意にさせないのも石田の流儀だった。しかし、フォローも忘れていない。

「♪夜にー抱かーれー・・・か」

 そう口ずさむと正雄を見てウィンクした。正雄のCDの一曲目だった。しかも正雄の歌い方を真似している。さりげなく、ちゃんと聴いているよというアピールなのだ。

「近藤さん、山は好きかね?」

「登山ってことですか?」

「登山でもなんでもさ」

 正雄の趣味は、デモテープをつくる以外に山歩きくらいだった。いずれにしろ、いまの彼にはカネのかからないことしかできなかった。

「私はこのあたりの山をほとんど踏破してます。千メートル以上の高い山を除いて」

「山はいいよね」

「山、好きなんですか? 今度、休みが合うときに一緒にいきましょうか?」

「いいね」

 正雄は石田と趣向が合うことに少し驚いた。こんなことってあるのだろうか、と偶然とは思えないものを感じた。

 そういえば、石田の歌の大半は、なにやら自然の景色が見えてくるようなものばかりだった。都会的な洗練された歌詞は、まず皆無といっていい。それは彼がリスペクトする、偉大な作家先生とやらの詩がそういうものばかりなのだろうが、逆にいえば石田はそこに傾倒したのだろうとも憶測できた。

「オレはね、近い将来、屋久島に移住しようと思っているのさ」

「千年杉があるところですか?」

「まあ、あれもいいけど、なんといってもあの原生林の中で生活するのがオレの夢なんだ」

「実際に移住するつもりですか? そんなことしなくてもリタイアしたらメタフィジカルに移住すれば、どこでも好きなところで生活できますよ」

「なんだって?」

 石田は怪訝な表情をして見せた。こんな顔をしている石田を知らない人が見たら、ちょっと近寄り難い人種にしか見えない。

「メタフィジカルですよ。VRの疑似世界」

「ああ、将来変わる社会保障制度の選択肢ね」

「まだテスト段階らしいですけど、メタフィジカル移住を選択すれば自分の好きなところで余生を過ごせますよ」

「あれって、どういうことなの? オレにはちょっと意味がわからないんだけど」

「年金をもらう代わりに、自分の住みたい環境でなに不自由なく暮らせる、というのがメタフィジカルの売り文句ですね」

「それはオレもきいてるけど、年金をもらわないで生活できるのかい?」

「メタフィジカルを選べば、その世界ではおカネが要らないってことですよ」

「タダなの? タダで住みたいところにいけるの? じゃ、絶対そっちだろ! 年金だけじゃあ屋久島に移住できないもの。なんでタダなのさ?」

「現実じゃないからです。世界はいま二重構造化し始めているんですよ。我々のような低所得者層には想像もつかないけど、VR技術の飛躍的発展で仮想空間が現実に近づいている。現役をリタイアした者は好きなところ、好きな時代を選べて残りの人生をそこでずっと暮らしていくことが保証されるんです」

「タイムマシンみたいなものだな」

 たしかにメタフィジカルはタイムマシンであり、やり直しのきく並行世界でもある。おまけに、いままで培ってきた知識や経験などを捨てることなく、一番いい時代の自分の姿に持ち合わせることができる。

 しかし石田は、それを素直に理解したふうではなかった。やはり、どこかに懐疑心があるのだろう。

「年金を選ぶ人もいるんだろ?」

「人それぞれですからね。ただ誤解しちゃいけないのは、だれでも選択権があるわけではないんですよ」

「国民年金で五十年以上納付した額があればいいんだろ?」

「コゴローさんは、もうクリアしてるんですか?」

 正雄は石田のことをいつの間にか「コゴローさん」と呼ぶようになっていた。

「クリアしてれば、こんなところにいない」

「そりゃ、そうだ」

 ヘンなところで納得するのは、ふたりともまだ納付額の水準に達していないという現実があったからだ。このままでは選択権を得られずに、わずかばかりの年金を受給することになってしまう。

「近藤さんはVRを体験したことがあるの?」

 コゴローは、いまひとつ納得がいかないらしい。正雄にVR体験の有無をきいてくるところを見ると、おそらくコゴローは未体験なのだろうと思われた。

「いえ・・・」と正雄はいいかけ、コゴローを振り返った。

「コゴローさんは〝盆帰り〟をしたことがないですか?」

「盆帰り? オレはこっちに出てきてから一回も実家に帰ったことはないよ。オヤジが死んだのも知らなかったくらいだ。もう帰ってもだれもいないし」

「いや、その盆帰りじゃなくて、街のスポットからメタフィジカルに没入(ダイブ)できるでしょ? それを利用して、あっちの世界に、かつて自分たちが住んでいた街を再現して、そこに同窓会みたいに集まることですよ」

「ウチの子どもたちがVRでなにかやっているみたいだけど、オレは一回もないなあ」と首を傾げた。

「それは、たぶん体験型のゲームか、参加型のドラマでしょう。いまはネットもVR化が進んで、自宅にスポットを持っている人も結構いるらしいですからね」

「ウチにもあるんだよ。オレは使ったことないんだけどさ」

 こんなところで働いている割には、けっこう子どもに贅沢をさせているんだな、と正雄はコゴローを見る目が変わった。

・・・そうか、コゴローさんには家族がいるのか。こんな風貌だから当然、自分と同じ境遇の自由人なのかと思い込んでいたが、これでも必死に家族を養っているんだな・・・

「実は今年、初めて私も盆帰りに誘われましてね」

「いくの?」

「いってみようと思ってます。まあ、それぞれ都合があるだろうから、みんな一斉に集まるってわけにはいかないでしょうけど、八月のお盆の一週間は二十四時間体制でサイトが稼働しているらしくて、その間ならいつでも参加できるんですよ」

 家業がままならなくなってから、正雄は同級生たちと会うことを極力避けていた。二十代の頃は羽振りがいいのを自慢していたようなところがあった反動で、惨めになった自分を晒したくないという気持ちが少なからずはたらいていた。

 同級生たちは、みんな結婚して子どもを立派に育てた。いまや孫がいる者も珍しくない。三回離婚した者もいる。彼らに比べれば、その間、遊んでいたわけではないにしろ、そんなステップを経験していない正雄には負い目が無いはずはなかった。

 しかしVRなら、こんな落ちぶれた姿を見られることはない。キラキラしていた、あの頃の正雄でいられるのだ。しかも、あの頃と違いオトナの分別をわきまえた、いまの人格のままで。そうだ、そこではなんの躊躇(ためら)いもいらないのだ。

 正雄は視界の奥の敷地のコーナーにうずくまる未明の暗闇を見据えていた。なぜだかわからないが、その期待に思わず口もとが緩んでしまう。音もなく、ゆっくりと彼自身のためのストーリーが夏に向けて紡がれ始めていくのが見えていた。


 翌日の仕事上がりにコゴローが「朝飯でも喰おうか」と正雄を誘ってきた。駐車場での立ち話は落ち着かないということなのだろう。腹は減るし、眠くなるし、腰は痛くなる。おまけに常駐の警備員には不審な目で見られる。

 ふたりは職場からクルマで十五分ほどのファミレスへ移動した。そこは、ちょうどお互いの自宅の中間地点にあった。早朝なので、ほとんど貸し切り状態の店の隅にあるボックスに腰を降ろし、モーニングセットを注文した。

 ウィンドの外には交通量の多い国道が見えている。ノーマルな勤め人なら、これから出勤という時間帯なのか、もう混雑が始まっている。

「不思議な体験をしたよ」

 コーヒーを飲みながらコゴローは口を開く。

「昨日、寝しなに近藤さんのCDを聴いてたんだ。感想をきかれるだろうと思って」

 正雄は飲みかけたコーヒーを噴出しそうになった。こんな、ろくに他人の話もきかないデリカシーの欠片もないようなひとでも、やはり考えることは同じだと思ったからだ。

「例の二曲目のバラードは結構いい曲だと思ったけど、それ以降は似たようなフォークっぽいタッチのものばかりになるだろ?」

「私の作品は基本的にフォークソングです」と、正雄は苦笑いでいった。ただ、スピリットはロックのつもりなのだがといいかけて、それはやめた。コゴローのブルーススピリットに比べれば月とスッポンだ。

 だいたい、歌詞を書くのが苦手な正雄にスピリット云々をいえる資格はなかった。彼の場合、いつも適当に曲に合わせて言葉を並べていただけだった。歌詞が希薄なぶん、曲の印象も淡白になるのだろう。コゴローは、そこを鋭く突いてくるのかと思えた。

「悪いけど、あんまり印象がなくてさ。それが夕べ出勤するときにクルマでもう一回聴いていたら、全然、気がつかなかったんだけど、『十七歳の風景』って曲があるだろ?」

「あれも、もろフォークだし、サビのキーが高いですね」

「あれ、十七歳のときにつくったの?」

「歌詞は私じゃないです」

「近藤さんの高校って、海の近くだったの?」

「ああ、あの歌の舞台はたぶん架空の場所ですよ。私たちの高校は獄門寺市の住宅街のなかですから」

「そうなの。獄門寺にはオレも住んでいたことがあるよ。それはともかく、こんな曲あったかなと思って、駐車場で何回も聴き直しちゃったよ」

 コゴローがいうのは、最初に聴いたときにはそんなに印象に残らなかったのに、という意味なのだろう。それが彼にとっては「不思議な体験」だったのか。

「いい曲だよ、これ。こんなことって、いままで無かったからさ」

 正雄は、珍しくこんなに興奮して話すコゴローを初めて見た。

「あまり他人には話したことないけど、実はオレ、女房と結婚する前に同棲していたことがあってさ」

「奥さんじゃないひととってことですか?」

「当たり前だ。女房だったら隠しておく必要ないだろ」

 いささか無意味なやり取りにコゴローは口角を上げた。

「その女が、よく口ずさんでいたハナウタを思い出しちゃったんだ。その頃は別になんとも思ってなかったんだけど、『十七歳の風景』を聴いたら急にその女を思い出してね。近藤さんのオリジナルだろうから同じ歌であるはずはないんだけど、アイツはいまなにしているのかな、なんて考えちゃってさあ・・・こんな気持ちになったことは無かったから。そのアパートが獄門寺だったのさ」

「胸がキュンとしましたか」と正雄は茶化すようにいった。

「いや、ホント。冗談じゃないよ」

「あの曲は私が高校生のときに先輩とつくったんですよ。後輩が学園祭でフォークを演奏するっていうので、せっかくだからオリジナルを演れっていってね」

「先輩が歌詞を書いたの?」

「歌詞はその後輩が書いたんです。女のコなんですけど」

「他の曲も?」

「あの曲だけです、彼女が作詞したのは」

「どうりで他の曲と、なにか世界観が違っていると思ったよ」

 それをきいて正雄は思わず笑ってしまった。

「世界観もなにも内容はほぼ無いに等しいですけどね。ただ、彼女の目に映った風景を歌詞に落としただけって感じでしょ?」

 するとコゴローは急に神妙な表情になって首を振った。

「わかってないなあ、近藤さんは。歌詞は違うとはいえ、自分でつくった曲だろ? あの歌の意味は結構深いと思うよ」

「えっ?」

 正雄は、まさか自分の作品を他人に指摘されるとは思ってもみなかった。本人が考えている以上の意味を持った作品を生み出してしまったか、と。

「あの、ただひたすら自分が見た風景を歌っているだけの部分は最後の一行に集約されているだろ?」

 正雄は、最後の一行ってなんだっけ、と必死に思い出す。

《時が静かに流れるのを見ていた・・・ 》

 それがどうしたというのか、と正雄は理解に苦しんだ。いま見ている景色は永遠に同じではなく、やがて時間とともに変わっていくという、ただそれだけのことではないのか。そんな歌詞はどこにでもあるのではないのだろうか、と。

 コゴローは得意げに持論を述べ始めた。正雄は、いよいよ始まってしまったと覚悟を決めた。ここからが、きっと長いのだ。

「〝ビートルズ〟の曲に『ジュリア』っていうのがあるだろ?」

「ああ、《だからボクは愛の歌を歌うんだ、ジュリア》ってヤツですね」

「その部分ではなくて、歌詞の最初で《ボクが話すことの半分は意味がない》と始まり、そこから延々と意味不明な歌詞が続いて最後にそのキメ台詞が出てくるじゃないか。歌詞の大半に無意味なことを歌うことで最初の歌詞を表しているのさ。実際いいたいのは最初と最後だけで、それに無意味なことを積み重ねて意味を持たせている」

 その話は正雄にもよくわかるのだが、それと『十七歳の風景』の歌詞の手法が同じだとは思えない。

・・・あの頃、彼女はそんなことまで考えていなかったろう。まず、ビートルズを聴いていたのかどうかも疑わしい。たまたま無意識にそういう歌詞を書いたとしてもおかしくはないが、彼女にそんな才能があったとはとても思えない・・・

 コゴローの解説はさらに続く。

「この歌詞も歌い出しは《時はいつも過ぎていく》から始まっているだろ? そこから、おそらくそのコが見た風景描写が続いて、最後に《時が静かに流れるのを見ていた》で括っている。やはり、最初と最後は係っているよ」

「なるほど」

 正雄はコゴローにいわれて、初めてこの歌詞の構成を理解した。しかし、もうひとつ頷けないでいた。彼女は本当にそんなことを意識して書いたのだろうか、と。

「オレは思うのだけどね」とコゴローは自分の推測を付け足す。

「この歌は以前に見た、例えば一番印象に残っている学生時代の授業中に窓から見えた景色を、あとになって思い出しているという状況じゃないかと聴きながら感じた。彼女がここで歌いたかったのは、十七歳のときのことじゃなくて、ずっとあとになって過去を振り返っている様子ではないかな。最後のサビが意味深で、それ以上の感情的なことは一切いっていないけど、すごくセンチメンタルなところがあるよ。もし若いときに聴いていたら、こんな感想は持たなかったかもしれない」

 正雄はコゴローの説には納得がいった。だが、どう考えても彼女があの当時そんなことを想定した歌詞を考えるとは到底思えなかった。

・・・あのコがこれを書いたのは十五、六歳のときだ。それを未来の自分が、まだ経験していない十七歳のことを振り返るなんて歌詞を書くだろうか?・・・

 むしろ『十六歳の風景』なら文句のつけようもないのだが、とさえ思えた。一歳くらいと思うかもしれないが、この時期の一歳というのは多感な少女にとって大きく変わる場合がある。どうしてそんなに十七歳に拘ったのか、そうでないといけない理由がまったく思い当たらなかった。

 それにしても自分がつくった曲を他人に、それも才能あるブルースシンガーに評価してもらえたことは、メロディのことではないにしろ、嬉しかった。いや、コゴローにいわせれば、歌詞が思い浮かぶようなメロディだったのだろう。

・・・この歌詞は、このメロディでないといけなかったのだな・・・

 正雄は自宅に帰ってから、この曲をじっくり聴き直してみた。実は彼は一時期、意識的にこの曲を聴かないようにしていたのだ。これを聴くと二十代の半ばにつき合っていた由里子という女性のことを思い出すからだった。

 この曲は、最後に由里子と会ったときにカーラジオから流れていたのだ。忘れもしない出来事だ。しかも作者不明の曲と紹介されていた。正雄は自分の作品が、知らない間に作者不明で世に出ていたことが不思議過ぎて可笑しくなったのを憶えている。大笑いしてそれを聴いていたのが、まるで昨日のことのように思えた。

 聴かなかったのは由里子を思い出したくなかったからに違いないのだが、いま思うと、なんであんないい女と別れたのかと悔いばかりが残るのだ。


♪ 時はいつも過ぎていく 呼び止めても 追いかけても

 人の心も変わりゆく キラキラ光る水面のように

 海沿いの帰り道 風のなか 海鳥が飛んでいたパノラマのうえ

(コーラス) 授業中 窓のそと

 歩道橋の向こうに砂埃が舞っていた・・・



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