若干画面をスクロールしながら星間戦争のOPっぽく見て下さい。
頭の中にキャトルミューティレーションという言葉が浮かび、その後異世界という言葉がそれと合体した結果生まれました。
『俺ァ悪役令嬢じゃねぇ!正真正銘の漢ですのよ! なろラジ大賞(38)』も中々のカオスとは思いましたが、40作弱の間を経て、またしてもカオスが生まれてしまいました。
令和X年、上野絋こと僕は仕事の帰宅中、空飛ぶ円盤に拐われた。
宇宙人に手術された彼は気付くと異世界に居て、しかも体はエイリアンになった挙句、周囲に幾つもの円盤が浮いていた。
『サア イセカイヲスクイマショウ』
え?
チュートリアルこれだけ?
「助けて誰か!」
雑な導入で村娘が向こうから走ってきた。
後ろからは賊が追いかけてきている。
『サァ ウイジンデス』
えげつないほど
端的な導入過ぎるだろ!?
『アナタニハコンナコトモアロウカト スキル:『エイリアン的 対抗法』ト ソウビ:『エイリアンみたいな タイツ』ヲアタエマシタ。』
略してETか?
大丈夫か?消されないか?
『サァ ハヤクシナケレバムラムスメガサラワレマス ハヤクコウゲキタイショウニユビヲムケテ』
あー!わったよ!
言われた通り賊に指を向けると
ティキュン
浮き上がる円盤の一つから光線が放たれた。
「ギャー!」
当たった奴等が吹き飛び、叫ぶ。
『ドウデス ヒッサツ『円盤から ティキュン』ハ』
ただのビームじゃん!
良いですよね、ビーム。