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初めての魔人 【3人称視点】

今日は祝日だったので少しながめです!

初めてちょっとだけまともに戦闘します、まあ戦うのはシルは戦いませんけどね


「なんだこれは……」


ところどころにヒビの入った一室に彼はいた、体は人間のそれに似ている、だが彼には決定的に人間とは違うところがあった。1つはその背中に生えている翼だ、今は小さく畳まれているが広げればゆうに2メートルは越すだろう。そしてもう1つとがった耳の少し上から生えている角だ、まるで怒りでも表しているかのように上に歪みながら伸びている

彼は元は王室だったであろう一室で不安と怒りに頭を抱えている


「どんどん私のしもべが消えていっている……外で何が起きているんだ!」


彼は自分の配下の魔物がどんどん外で殺されていくのを感じ取っていた、自分の配下が死ぬこと自体はよくあることだ、だがその量と速度が尋常ではないからだ

自分からすれば圧倒的に弱いといえる魔物たちだがこの速度は以上だった


「ここなら安全だと思っていたのに!」


彼は魔人の中でも弱い位置にいた、だからこそ戦争に敗れて誰もいなくなった魔都サザンを占拠したのだ、より上位の魔人に消されないように、彼らから離れるために危険を冒して人間の国まで来たのだ

だが今そんな自分を脅かす存在がここに来ている


「魔人か?いや、最近人間たちが勇者を召喚したはず」


彼の頭の中には2つの可能性が駆け巡っていた、1つは魔人が自分を殺しに来た可能性、だがこれはすぐに外された。わざわざ自分1人を殺すためにわざわざ人間の住む下界まで来る必要がないからだ。それに魔人は同属を躊躇なく殺すとはいえ戦闘狂ではない限り理由もなく殺すことはそうそうない

それならば最近人間たちが呼び出した勇者のほうが可能性としては大きい、それでもここに来るのが早すぎるという疑問はあるがそれしか考えられない

魔人の口元がにやりと釣りあがる、もし襲ってきたのが魔人ではなく勇者なら十分に勝機はある。そうふんでの余裕の表れだった


「出迎えてやるか、ここに攻め入ってきたことを後悔させてやる」


魔人はそう呟くと元王室を出た、外の廊下も酷い有様だった、無事な窓など存在しなく全てが割れ果てている、廊下の隅や床にはヒビや穴が開いていたりしている

数分歩き辿り着いたのは天井が破壊され空が見えるようになっている、階段がありその上には玉座が備え付けられていた、玉座が壊れずに残っていたのは奇跡だ、他のものはほとんどが瓦礫に組み敷かれて壊れてしまっている


その玉座に腰を据える、まるで自分が王とでも言いたそうな態度をしている、実際彼の中ではここは既に彼の国で自分はその国を支配するものとなっている

すると彼のしもべ石魔ガーゴイルが空から3匹やってきた

なんらかの外の情報をもってっきたのだろう、今この国に何が起こっているのか、情報を聞こうとしたその時だ

ズダンッ!!

強烈な音がその場に響き渡った


「ああ、やっと見つけたっす。あんたが親玉であってるっすよね」


3匹いた石魔ガーゴイルは2匹に減っていた、消えた1匹は突如現れた黄色の髪の少年の下で息絶えていた


「お前か、侵入者は」


彼はそれに驚くでも憤怒するでもなくただ単調に質問を投げかけた

彼には今さっきまで生きていた石魔ガーゴイルが死ぬことは予期できていたのだ、だが自分が情報を聞く前に来るとは少し予想が外れたようだ、だがそれでも彼は表情を崩さない


「侵入者?それはちょっとちがうっすね」


黄色髪の少年の言葉に彼は眉を顰めた、ならこの少年はなにものなのだと


「それはどういうことだ」

「ここは元々シル様が目を付けていた場所っす、そこにあんたがいるってことはあんたが侵入者ってことになるっす」


むちゃくちゃだ、少年の言っていることは何の理にもかなっちゃいない。

つまりはここは少年のいうシルという者が目を付けていて、だからここは僕たちの物なんだということだ、それはただの我がままだ


「それは悪いことをしたな」


だが彼はその少年の言った言葉を否定しなかった、その目には哀れみの色が映っていた


「いやいや、わかってくれればいいっす」

「それより君の名前はなんていうのだ、一応は礼儀として聞いておこうと思ってね」

「礼儀っすか?」

「そうだ、殺す相手の名前を知っておかないのは失礼だからな」


彼は口角を上げ上から見下ろすように少年を挑発した

少年は特段気にしたそぶりもせず素直に答えた


「俺の名前はトーレスっていうっす、あんたの名前はなんていうっすか」

「私か?そうだな、一応は答えておいてやろう」


彼は玉座から立ち上がるとまるで演技でもしているかのように背中の翼をめいっぱい広げた


「私の名前はクレス、お前を殺す男の名前だ」

「了解っす」


トーレスはクレスの発言をまるで聞いていないのかのようにさらっと返した


「こ、光栄に思うがいい、私は貴様の名前は覚えておいてやろう、私に逆らった愚か者としてな」

「そうっすか、俺は覚える気ないんで」


ならなぜ聞いた、クレスはそう怒鳴ろうとしてなんとか堪えた


「ふ、ふん、いつまでその口がきけるのか、みものだな」


クレスのその言葉を皮切りに魔物がどこからともなくゾロゾロと現れた

一角鬼オーガにゴブリン、石魔ガーゴイルにインプなど総勢50は超える数が隠れていた


「さあ、私の城に入ったことを後悔するがいい」


トーレスからの返しはない、それに気をよくしたクレスは続けた


「なに心配するな、そのシルというやつもすぐにお前と同じように殺してやる」


その言葉にトーレスが僅かに震えたのをクレスは見逃さなかった


「おいおい、何も震えること無いじゃないか、シル様を捨てて逃げればもしかしたら助かるかもしれないだろ?」


勿論テバルトにトーレスを逃がす気などさらさらなかった、もし仮にこの部屋から逃げ出せたとしても外に待機させている魔物が退路をふさぐ。逃げ切れるわけがない

テバルトは楽しんでいるのだ、自分の城へと侵入した愚かな存在をもてあそぶことで優越感に浸っている


「さあ、早く逃げなくちゃ死んでしまうぞ」


トーレスはなおも動かない、顔は下にふせられており窺うことができない

チッ

テバルトは内心舌打ちをした、彼の予想、というよりは彼が好きなのは死を前にして泣いて叫ぶ姿をみることだ。助けてという声を無視し、救いを求める手を払いのける。だがトーレスは泣くでも叫ぶでもなくただ下を向いて恐怖に震えているだけだ、何も楽しくない。

だがまあこんなものだろう、死を前にすれば誰でも足がすくむというものだ、テバルトは諦めた


「つまらんな、せめてシルという者には泣いて叫んでもらうことにしよう」


テバルトは手を上に挙げた、そしてそれを挨拶をした後のように軽くおろした


「やれ」


その一言をテバルトが口にした瞬間止まっていった魔物たちがいっせいにトーレスを殺そうと走り始めた

魔物たちのそれぞれの獲物が振り下ろされる。一角鬼オーガは大きな丸太を力任せに振り下ろす、ゴブリンは一角鬼オーガの持っている丸太よりは小さい棍棒を振り回す、石魔ガーゴイルとインプは先っが三又に分かれた槍で突き刺す

終わった、そう思いせめても苦痛に叫ぶ声を聞いてやろうと耳を済ます……が、その叫び声が一向に聞こえてこない

その代わりに聞こえてきたのは冷たい声だった


「あんまりバカにしないでほしいっすね」


その声は玉座の後ろから聞こえてきた、少ししか会話していないテバルトだがすぐにその声の主が誰なのかを理解した


「俺たちはどんなことがあろうともシル様を見捨てて逃げたりなんかしないっす、そんなことして逃げるくらいなら自分から死ぬっす」


テバルトはバッと勢い良く後ろを振り返る、だがそこには既にだれもいなかった


「まあこの程度の量、いてもいなくても変わらないし、そもそも逃げるほどでもないっす」


その声は後ろを振り返って玉座の後ろの方向を向いていたテバルトの後ろから聞こえてきた


「ふざけ―――!?」


苛立ちを露にし振り返ったテボルトは声を失ってしまった、言いかけた言葉が喉より先に出て行こうとしない

テボルトの視界に広がっていたのは真っ赤な血の池だった、その血の池に自分のしもべたちが無数に浸っていた。あるものは首から先が無く、あるものは四肢を引きちぎられたように無くしていた

誰1人生き残っていない、まさに地獄絵図というべき光景がちょっと目を放した隙に作り上げられていた


「な、なんだこれは」


思わず零れた言葉、それは震えていた


「弱すぎっす、この程度じゃウォーミングアップどころか歩いてるのと大差ないっす」


テボルトは考えた、今そこに散らばっている死体は自分よりははるかに劣る魔物だ、自分でも負けることは無かっただろう、だが一瞬でこの数を殺すことは自分に出来るか、答えは否だ。

あまりにも現実離れした光景にテボルトの思考回路は麻痺していた、そして麻痺した思考回路が1つの答えを導き出した

このトーレスという少年は自分より弱い、まるで自分を洗脳するかのように出た答えはテボルトの頭の中を駆け巡った


「ふ、ふふふ、ふふふふはははははは!!」


壊れたように高らかに笑い出したテボルトを見てもトーレスの表情に変化は見られなかった


「認めよう、お前は強い、ここの魔物では太刀打ちできないほど弱い、だがだからといってこの魔人である私より強いという保障はどこにもない」

「そりゃまあそうっすね」

「この私自らが相手をしてやろう、ありがたく思え」

「いや、それはちょっと……」


トーレスの言葉を無視してテボルトは玉座から超スピードでトーレスの前に移動する


「くらえ!」


テボルトの渾身の右ストレートはトーレスには当たらなかった


「ちょっとやめてほしいっす」


この後に及んで何を言っているのか、テボルトはトーレスの言葉を無視し追撃を始める

初撃は避けられたというより避けさせた、背中の羽を羽ばたかせ後ろへ飛んだ、その際に足で回し蹴りを放つ。トーレスは後方に飛んで回避する


「飛んだな!【負の球(ネガティブボール)】!」


テボルトの手に紫色の魔方陣が浮かび上がる、そこから直径30センチ程の紫の球が撃ち放たれた

トーレスは今空中にいる、羽でもない限り避けることはできない。テボルトの狙いはこの状況を作り出すことだった、自分のように羽のないトーレスは避けられない

だがそれはトーレスに空中での移動手段がないとは限らない


「本当にやめてほしいっす、俺はあんたに手をだせないんすから」


トーレスはいつの間にか自分の後ろにいた、標的を失った【負の球(ネガティブボール)】はただでさえ壊れかけていた床をえぐり取って消えた

それを見届けるテボルトは苛立ちを募らせていった


「ええい!いちいち癪に障る奴だ!」


この自分を前にしてこの余裕、あまつさえ弄んでいるかのような発言


「私に手を出せないだと?笑わせるな!」

「いや、笑わせようとはしてないっすけど」

「こっっっっのお!!」


振り向きざまに裏拳をかますも既にそこにはトーレスはいなかった

トーレスは既に魔物たちの死体の上で血にぬれないように座って居た、顎を手の上に乗せ疲れたような顔をしている

テボルトにはそれがどう映ったのか急に強気に声を張り上げた


「ふっ、そうか、そうだよな!」

「?」


テボルトの発言にトーレスが疑問符を浮かべる


「その速度を維持するのは相当の体力を使うはずだ、出来て後数回だろう!」


トーレスは唖然としていた、それを見てテボルトは口角を吊り上げた、自分の勝利を確信した顔だ


「ならばその体力が尽きるまで魔法で攻撃を続けてやろう」

「本当にめんどくさいっす」

「あ?」

「いえ、なんでもないっす」

「ふん、せめて少しでも長く生きていられることを願うんだな!【負の嵐(ネガティブブロウ)】!」


テボルトの手に再度紫の魔方陣が浮かび上がる、そこから紫の煙のような物が魔物の死体の上に座っているトーレス目掛けて吹き荒れた

負の嵐(ネガティブブロウ)】は霧のように拡散していきギリギリでかわすということが出来ない、後ろに下がるか横に避けるかして範囲外にでなければいけない


「これで今までのように近づくことが出来まい!」


これを続けていればトーレスは自分に近づくことなく体力を消費していく、そして体力がつき動けなくなったところを狙えばいい


「もうめんどくさいから静かにしてもらうっす」


突然横に黄色髪の少年、トーレスが現れた

なぜここにいる、それがテボルトが初めに思ったことだ

トーレスが自分のところに来るにしても【負の嵐(ネガティブブロウ)】があったはずだ、いくら早かろうとそれを横に迂回してから来るのなら見逃すはずが無いと踏んでいたからだ

だがその予想とは裏腹にトーレスは自分の真横にいた


「まずい―――」

「おっとあんまし動かないでほしいっす、手元が滑って殺しちゃうかもしれないっすから」


ブチ

それがなんの音なのか初めはわからなかった、テボルトに見えたのは拳を振り切ったトーレスの姿、それと宙をまう自分の腕だった


「ぐああああぁぁぁぁぁぁ!!」


痛みが右腕を襲う


「腕が!腕がああぁぁぁ!!」


切られたというよりは千切られたという表現が正しいだろう、止めどなく血を流す今はなき右腕を押さえながらテボルトはしゃがみ込みながら叫んだ


「ああほら、折るだけにしようとしたのに動くから千切れちゃったじゃないっすか」


手についた血を払いながらトーレスはしゃがみ目線をテボルトと合わせる


「まあ俺が抑え切れなかったってのもあるんすけどね、でもそれはあんたが悪いんすよ?あんたがシル様をバカにしたようなこと言うからつい力を入れすぎちゃったんすから」


テボルトにはトーレスの言葉は聞こえていなかった、ただ右腕を襲うこの痛みを堪えることで精一杯だった。トーレスはそれを気にしたふうもなく続ける


「でも命があっただけよかったっす、感謝してほしいぐらいっすね」


なおも痛む腕を押さえながらトーレスの言葉を辛うじてだが聞き取る、そこはさすが魔人といえるところだろう。普通ならその凄まじい痛みからショック死してもおかしくない


「な、なにを……ぐぅ、抜け抜けと……ハァハァ」

「おっと、少し待ってほしいっす、今シル様が到着したみたいっすから」


テボルトはトーレスの眺めている方向をみた、天井は既に破壊されていて空が仰ぎ見れる。

空には自分のガーゴイルが無数にいたはずだが今はその影すらみえない、代わりに見れるのは無数の影、大きな翼を羽ばたかせてその場にとどまっている、逆光のせいでよくは見えないがガーゴイルではないのはその大きさから明確だ

その中から1つの影が近づいてくる、その影が近づいてくるにつれ徐々に見て取れるようになった


「あれは……飛竜!!」


それは灰色の鱗に太い四肢、大きな翼をはためかせその口と手には大きな牙と爪が光っていた

飛竜はこの世界に多くとは言わないまでも確かに存在している、だがその飛竜が姿を現すことはそうそうない

トーレスが言っているシル様とは飛竜のことなのだろうか、それならばこのトーレスという少年の強さも頷ける

そんなテボルトの考えはすぐにその背中に乗っている存在によって否定された。ズドンという着地音とともに地に降り立った灰色の飛竜の上には狐のお面をした銀髪の少女が座って居た

狐のお面は前が見えるように横にずらされている、見え隠れする足には黒い下駄を履いている、右手首には赤いしゅしゅを付けていた

上は肩と肘の間でカットされている白の服、下は長い青のスカートのような物を穿いていて全体的にシンプルにまとめられていた

そんな少女が灰色の飛竜から降り立つ、すると隣にいたトーレスはいつの間にか銀髪の少女の元へと移動していた


「トーレス、話が違うじゃないか」

「ごめんなさいっす、あまりにもうるさかったのでつい……」

「まあいいよ、一応外のガーゴイルとかで試したから。案外僕も強いってこともわかったから今日は許してあげるよ、でももし次同じようなことしたら……3日は外に出ちゃダメね」

「は、はいっす!」


なんて場違いな会話だ、テボルトは2人の会話を聞きながら異質な物をみるような感覚に囚われていた

だがチャンスだ、トーレスやあの灰色の飛竜からは強い力を感じる、今となってはそれに気づくのが遅すぎたがあの少女からは力など微塵も感じなかった


(せめてあのシルという少女だけでも道連れにしてやる)


「それであれがここの魔物たちを操ってる魔人ってことでいいんだよね」

「たぶんそうっす、あいつだけ他の魔物たちよりも強い……と感じたっす」


シルがテボルトの方へと近づいてくる


「君が魔人の……なんていうの?」

「忘れたっす」

「まあいいや、とりあえず君は魔人、これは合ってるよね?」


本当にトーレスはテボルトの名前を忘れていた、そのことについてテボルトは少し苛立つが堪えてシルが自分の攻撃可能の範囲に入ってくるのを待つ


(あと少し、あと少しでとどく)


「少し君に聞きたいことがあるんだよね」

「聞きたいこと?」

「他の魔人についてなんだけどさ、君以外に魔人ってどれくらいいるの?」


少女がテボルトの前で止まる、そしてテボルトの顔を覗き込むように身をかがめた


「悪いがそれは教えてやれねえな!!」


このチャンスを逃すまいと全力でテボルトは残った左腕を振るった


「―――!?びっくりした……」


テボルトの左手が吹き飛ばしたのは少女の首ではなく狐のお面だけだった、その結果にテボルトは心の中で舌打ちをする


「チィ!だが逃がす……か……!?」


狐のお面が取れた少女の顔がこちらに向き直る。

なぜ今まで気づくことが出来なかった、こんなにも巨大な力に。今にもその威圧感にテボルトは押しつぶされそうになる


「ば!ばけも―――」


テボルトがその続きを言い切る前にその首をトーレスが文字通り殴り潰した


「あ!なんで殺しちゃうのさ!」

「す、すいませんっす、シル様に攻撃したのでつい殺しちゃったっす」

「ああ、まあいいか、教えられないって言ってたし、どのみち喋らなかっただろうし。結果的にはこの国も手に入れられたし。結果オーライってことにしておこっか」


床にはおびただしい量の血が広がっている、無数に転がる魔物の死骸の中。シルとトーレスは動かなくなった名も知らない魔人を眺めながら今後のことを考え始めた

その日、貿易で栄えた元イースダンはシルの物になった



読んでいただきありがとうございます

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