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カインドラ  作者: 深緑蒼水
騎士のソニア

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9/82

9 : 嵐の後の静けさ

『騎士のソニア 【9 : 嵐の後の静けさ】』


ーフォォォ…。ー

砂埃が舞う。


(ソニア)「…!」


瓦礫をどかす。


(ソニア)「無事か?」

(人)「あぁ…。嵐は去ったのか…?」

(ソニア)「一様な。」

(人)「化身様は…。…!」

(風花)「…。」


混沌に見舞われた王式は、静かな余韻を残して終わりを迎えた…。


ー数日後ー

ーギィィィィ…!!!バタン!!!ー

重く硬い扉を施錠した。


(風花)「…。」

(使用人)「風花様…。」

(風花)「大丈夫ですよ。」


王式の騒動にて、黒鎧の男に心臓を抜かれ、停止されたであろうエンク。

嵐咲城裏の大倉庫内にて、厳重に警備されることになった。


(ヤチェリー)「エンクは…」

(風花)「来ていたのですね。」

(ヤチェリー)「気になったから。」

(風花)「時が止まっているとのことで、"死んではない"そうです。心臓がなくなっても、彼からは温度を感じました。」

(エンタ)「行くといい。私が見ている。」


エンクが格納された大倉庫に、エンタはとぐろを巻くように座している。

風花が聞くと、天空山へと戻る気はおきないとのことで。

彼女の意思で、対の帰りを待つのだ。


(風花)「ありがとうございます。戻りましょうか。まだまだやるべきことがありますから。」


王式は事件により騒動になったが、風花へと王の座は確かに移った。

座したその日から、大事件の処理をしなければならない。

街の整備、民の嘆き、外界からの声など…。

友人の安否が不安定な中。それら全てに応える力も器も…。

           今の風花には"ない"。


ー嵐咲城ー

ーチュン!チュン!ー

早朝。両親を呼び出した。


(風花)「父上。母上。国は元に近い形に戻りましたが、話があります。」

ーーーーー

ースタッ…。スタッ…。ー

門の外。足音が聞こえてきた。


(ソニア)「来たな。」

(風花)「お待たせしました。」

(ソニア)「行くでいいんだな?」

(風花)「はい。国は元に近しい形に戻り、民の不安も落ち着きましたが…。

そのどれもに、私は関われていない。父と母の力です。私はまだ王ではありません。その力がない。ですので、エンクを取り戻す旅に出ます。」

(ヤチェリー)「決まりだね。」

(ソニア)「"あいつを止めよう"。いよいよ危なくなってきた。」

(嵐咲風花)「改めて、よろしくお願いしますね。」


新たに加わった風花。


(風花)「(…風葉亭。私の故郷。いつの日か王の器になり、戻ってきます。)」


風葉亭で起きた事件はひとまず幕を閉じた。

目的の動機はそれぞれ異なるが、"強さ"を求めることは同じだ。

"黒鎧の男"を追う。その道に、それぞれが望む強さがあるだろう。


        <“雷の国:移動都市ネオ・ランド・シティ”>


ータイダル・オーシャンー

(タイダル・オーティス)「エンクとエンタが…。黒鎧の男…。」

"2026/01/23"読みやすくなるよう変更を加えました。流れの改変は行っていません。

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