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カインドラ  作者: 深緑蒼水
悪魔の呼び声

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63/82

1:暗黒の館

『悪魔の呼び声【1:暗黒の館】』


次なる目的地、神域:ファンファーレへと向かう前に、一週間の時を設けた

タイダル。

その間コールとラペットは、波動の騎士団にきた依頼を受けようとしていた。


ータイダル・オーシャンー

依頼書が貼られた掲示板の前に立ち、眺めるコールとラペット。


(コール)「ここだよな。」

(ラペット)「うん…。」


二人はただの掲示板を眺めていた。

本来なら指名がない依頼書が貼られており、

自分で選び依頼を受けられるのだ。


(ソニア)「二人共。」


家にいるはずのソニアが来ている。


「これはどうなってるんだ?依頼もないくらい平和なのか?」

「いや、依頼はくる。ただ大規模任務があってな。依頼を止めてたんだ。任務は終わって皆帰ってきてるんだが、まだ依頼は…。」


ーバン…!!!ー

城の扉が、勢いよく開かれた。


(人)「あの…!門前に魔物が出て…!!!僕だけ逃げれたんですが、まだ…!!!」


ーバシッ…!ー

ソニアは、二人の肩を軽く押した。


「さぁ、行ってこい!」


ーダッ…!!!ー

二人は依頼主と共に駆けだした。初任務だ。

ーーーーー

門を飛び出し、草原を走った。

荷車と荷物が散乱しており、人が魔物から逃げている。


(魔物)「グオオオ!!!」

「離れな!!!」


ーヂュミミミ!!!ザン…!ー

波動を纏い俊敏に移動し、魔物を斬りつけた。


「グオオ…!」

魔物はコールへ標的を変え、剛腕で鋭い爪を振り上げた。


ーダン!!!ー

ラペットがコールと魔物の間に入り、攻撃を盾で弾いた。

ふらついた魔物は体勢を崩し、後ろに倒れていく。


ーザン!!!ー

魔物へ大きな一撃が入った。


「よし…。あんた、歩けるか?」

「あぁ、ありがとう…。」

「じゃあ戻ろうか。」


荷台を整え、荷物を乗せた。

倒した魔物も乗せ、オーシャンへと帰還する。


「他に魔物はいたか?」

「いや、こいつだけだ。ただ…。」

(ラペット)「ただ?」

「あれが見えるか?」


そう言い、森の方を指差した。


「あんな所に館なんて、なかったはずなんだ。」


森の中に建つ、不気味な館。


「悪いな。俺は表大陸出身じゃないから、分からないんだ。まぁ、他の魔物もいるかもしれない。見回りもかねて、館を見てくるぞ。」

「私は?」

「いや行ってな。ただ見てくるだけだ。すぐ戻る。」


コールはラペット達と別れ、館へと向かう。


「ホントに館があるな。このレベルの館が、知らぬ間にできたりするか?」


コールは館を見回り、今一度扉の前に立った。


ーバン!!!ー

扉が勢いよく開いた。


「…!」

(???)「来い。」


細身のスーツ姿がそう言った。

三メートルほどはあり、顔が隠れて見えない。


「来いって?あんた何者だ…!」


ーフオオオ…!!!ー

館の奥から、黒い靄がコールを襲う。


「ッグ…!意識が…。」


ーバタッ!!!ー

コールはその場で倒れ、意識を失った。

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