表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カインドラ  作者: 深緑蒼水
魔女のアリス

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

61/82

16:空に描く光の橋

『魔女のアリス【16:空に描く光の橋】』


―銀河衛星:ギャラクシア―

―シュイン…!―

再び来る、魔物の軍勢。

その知らせと竜王への戦いのため、まずはギャラクシアへと訪れた。


(人)「ア、アリス様…!?」


突然目の前に現れたアリスに、驚く者。


「ねぇ!!!ルーサットはどこかしら!?」

「ルーサット様ですか…!?ルーサット様なら、ドームの外…」

「そう!ありがとう!!!」


―ヒュイイイン!!!―

アリスはすぐさま杖に座り、ドームの外に向かう。


「アリス様!北側ですよ!!!何を急いでおられるのか…?まさか…。」

―――――

ーヒュウウウ!!!ー

ドームを抜け少し飛んだ先に、ルーサットの姿が見えた。


「ルーサット!!!」


―ギュゴゴゴ!!!―

ルーサットの目の前で、急停止する。


「ルーサット…!」

「アリス様?」

「話があるんだけれど…!そんな時間はなくて…!」

「再び立ち込めた瘴気と、関係があるのですね。察しはつきます。」

「とりあえず、ギャラクシアの防衛力はどの程度かしら?」

「ドームは完全復活。星の魔法を施した、タレットを設置しました。全設置ではないため、本来火力より低下しますが、ギャラクシアまで来た魔物ならば、難なく撃破可能です。」

「それなら問題なさそうね…!それで、本題よ。竜王が目覚めたわ!!!アルメンカルにてソニア達、ファーマン達が戦っているの!竜王に向けてあなた達眷属を、迎えに来てるところよ!」

「ならば行きましょう。ドーム内の報告は…。」


―ギュイイイン!!!―

ルーサットは星の欠片を魔法で生み出し、ドームへと飛ばした。


―ガガガガガ!!!―

タレットは展開し始め、星のドームも展開された。


「内部の彼らには、これで察してもらいましょう。全てが終わったらその時、彼らに話すとします。」

「そうね。それじゃあ次は、ペルトバーラへ向かうわよ!!!」


ー遊園地:ペルトバーラー

ペルトバーラへと飛び、二キャットとタレンを探すべく園内を駆け回る。


「啞然としてますね。」


人々は皆、空を見上げていた。


「無理もないわ。光を見られたのに、また闇を見るだなんて…。」

(二キャット&タレン)「…。」


設備塔から、ペルトバーラの外を見ている二人。


「居たわね。上りましょう。」


ーカン…!カン…!ー


(アリス)「二人共。竜王を、倒しに行くわよ。」

(二キャット&タレン)「…!」

「もう飛べるかしら?」

「えぇ。ペルトバーラの防護要塞化を進めていました。メルセデスが書いた設計です。」

(二キャット)「いざという時のためにね。」

(ルーサット)「では、黒野助とメルセデスの元に行かれますか?」

「黒野助は前線にいるのでは?それに、ソウルトーンは大丈夫だと思う。最近あの場所を見ていると、そう感じるんだ。」

(二キャット)「アリス様。メルセデスは…。」


竜王に向かう準備は、すでに出来ている。

だが三人は、「一人の友が居る地に行かなくては」そう思っている。

だから、言わなくては。


「三人がいいと言うのなら、竜王の元に向かう準備は、出来ているわ…。」

(タレン)「…。」

(二キャット)「まさか…。」

「彼らは、"英霊"になったのよ…。」

(三人)「…!!!」


アリスは沈黙を恐れた。


(三人)「行きましょう。」


呑みこむには時間がかかる。

きっと全員が恐れている。

だが三人は、直ぐに応えた。


「えぇ。行きましょう…。」


気分よく、最終決戦に行ける雰囲気ではない。

三人は喋ることなく時を待っている。

魔法を発動するまでの時間は、長く感じた。

だけれどこの行き方がきっと正しい。

そう信じよう。


「前線へ向かうわ!!!」


ー氷結の砦城:アルメンカルー

前線である、アルメンカルへと戻ったアリス。

前線の状況を確認する。


ーオオオ…!!!ー

アヤの闇に、足が吞み込まれる者。


ーヂュミミミ…!!!ザン…!ザン…!ー


(ソニア)「二人共!俺についてこい!」


ソニアは魔物達の中心へと入り、向かって来る魔物を片っ端から攻撃する。


ーヂュミミミ…!!!ー


(コール)「これで出来てるのか!?」


コールとラペットも続けて、波動を纏わせ攻撃する。


(魔物)「グオオオ…。」


ードス…!ドス…!ー

ソニアが波動を当てた魔物達は、次第に倒れていく。


「グオオ!」


ーザン…!ー


「わつ!」


「グオオ…。」


ードス…!ー


「行くぞラペット!ソニアについてくぞ!!!」


ソニアの戦う姿を見ながら、その背に近付いていく。


「私達の波動、まだまだだね。ソニアみたいな、即効性がないや。」


ーズオオオオオオオオオ!!!バタバタ!ー

魂を震わせた黒野助の斬撃は、魔物の軍を諸戸もせず貫通していく。


(ファーマン)「君の魔法も、頼りになるな!」


ーバキバキバキ!!!ー

魔物達に攻撃するソニア達。

闇に足をすくわれた者。

波動で落ち着いた者。

魂が静まる者。

氷の中で目的を考え直す者。

それぞれの攻撃は裏大陸への危険度を下げ、

竜王が棲む森への道を開いている。


「スッ…。みんなー!!!」


砦の上、アリス達の姿が見える。


「森へ入るわ!竜王の元へ行きましょう!!!」


ーダン!ダン!ー

騎士達の隊列が出来ている。


(アルメンカルの騎士)「ここは我々が!」

(二キャット)「爆弾、置いておくよ。頑張ってね。」


ーバッ…!!!ー

アルメンカルの騎士達を信じ一斉に、森へ続く中央の道へ走っていく。


(ルーサット)「竜王はこの先に…。」

(アリス)「お母様もまた…。」

(二キャット)「全員の力を信じよう!きっと大丈夫さ!」

(タレン)「我々眷属もいます。」

(ファーマン)「やることは多い。まだ生きなければ。」

(黒野助)「死んでいった者達の分も…。」

(アヤ)「あんな光景は、もう嫌だから。」

(コール)「大陸救ったら、英雄でいいよな?」

(ラペット)「英雄騎士!期待の新人だ!」

(ソニア)「ッフ…。ちゃんと、生きて帰ろうか。」

(アリス)「ここまで長いようで、短かったわ。さぁ、入るわよ!竜王の支配を終わらせる!!!」


ー魔物の森:竜ノ巣ー

ーフオオオオオオ…。ー

重苦しい、瘴気の中。

漆黒の竜が鎖で繋がれている。


ーググ…!ー

力を入れて動こうとしているが、鎖はまだ壊れていない。


「来たわ。ようやく、あなたの前に。」

(竜王:グラント)「…人間。お前達は数多の危機を乗り越え、今日という日まで生き延びてきた。」


ーシュイン!バサァ!!!ー

鎖が消え、竜王は翼を広げた。


(皆)「…!」

「人は"情"の力で、神にも挑んでいった。かつての戦い、"ラグナロク"でもそう…。」


ーゴオオオオオオ!!!ー

辺りの木々をなぎ倒す、強風が吹き荒れた。


「この力…。お母様…!」


ーフオオオオオオ…。ー

木々がなぎ倒された、広い空間。

黒く覆われた上空に、現れた。


(大魔女:セレスティア)「…。」

(皆)「…!!!」

「であらば見せてみよ、人の成せる力!これは理想の押し付け合いだ!!!」

「見たいのなら、見せてあげるわ!私の情!旅で紡いだ、友情よ!!!」

ーーーーー

ースッ…!ー

セレスティアは竜王の思考に従い、動いている。

杖を向けたセレスティア。


ーギュイイイン!!!ー


(ソニア)「これは…!」


ーズドオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!ー

森を消し飛ばすほどの、光線が放たれた。


「ハァ…。ハァ…。」


ーボタボタ…!ー


アリスが先頭で、障壁を展開した。

だが強力すぎる攻撃は、発動者へ貫通する。


(皆)「…!!!」

「(やばい…。頭が動かない…。)」


ーブオオオオオオオオオオオオ!!!ー

立て続けに、竜王の蒼炎も構えられている。


「ッグ…!!!」

アリスは何とか堪え、再び障壁を展開しようとしている。


(アヤ)「下がって!!!」

(タレン)「攻めろ!守備は二人でいい!!!」


ーバッ…!ー

ソニアと黒野助が、竜王の元へ走っていく。


ーボン!シュン!ー

ルーサットと二キャットが、セレスティアの元へ飛んでいく。


(ファーマン)「コール。ソニアと黒野助と共に、竜王を倒せ。」


ードオオオオオオオオオオオオオオ!!!ー

蒼炎を受け止める、アヤとタレン。

闇と変幻の水で、何とかなる程度。


「私はセレスティア様をやる!ラペットは…。」


ービュン!ビュン!ビュン!ー

セレスティアの放った光線が、変化球の如く降り注いでいる。


ーザン…!ー


「こういった攻撃を防げ!背後は死角だ。頼んだぞ。」


ーバッ…!!!ー

全員が攻撃を始めた。

勝敗がつくまで、それは止まらない。


「お母様を…駒、みたいな使い方…!それを、情とは言わないわ!!!」


竜王に近付く二人。


ーバッ…!ブオオオオ!!!ー

竜王は身を起こし、森に火をつけた。


ーザン…!!!ー

隙だらけの行動に、攻撃を当てられた。


「ッグ…。遠慮したのか?強力な意思に、それは通用しないぞ。」

「どうだ!?合流したぞ!」

(黒野助)「火をつけられた…!時間はない!!!」

(ソニア)「強力な意思か…。確信があるんだろうに、決められないんだな!!!」


ーシュン!ボン!ー

瞬間移動に、爆破の瞬時移動。

セレスティアにも容易に近付ける速度。


(セレスティア)「…。」

(二キャット&ルーサット)「攻撃する勇気が、ない…!」


セレスティアの横顔を見た時、二人は止まってしまった。


ーシュン!ー

躊躇している間に、セレスティアは背後に回っていた。


ードオン!!!ー

地面に叩きつけられた二人。


(ファーマン)「…躊躇するな!」

(二キャット)「…ッグ!じゃあ、君には出来るのか!!!大切な人を、躊躇なく攻撃出来るのか!!!」

(ルーサット)「やめろ!喧嘩してる場合じゃない…!」


セレスティアは、次の魔法を展開し始めた。


ーブオオオオ!!!ー

広まる蒼火。


(ファーマン)「ラペット!アリス様を抱えろ!」

「なんで!?」

「早く行け!全員で後方に!」

(ルーサット)「やる気か?」

「二キャットも付き合ってくれ。この三人が適任だ。」

(ラペット)「みんなー!下がって!!!」

(皆)「…!?」


ーバッ…!ー

みんなはみんなを信じている。

言葉と背後の状況を見た瞬間、すぐさま体が動いた。


(竜王)「…何を?セレスティアとの連携が出来るようになるだけだが…。いや…!」


竜王は知っている。

膨大な記憶にある、生命体の決断。


「あぁ…。彼らには覚悟がある。常に誰かを思う、強力な意思。」


ーギュイーン!!!!!バチバチ!!!ボオオオオオオオオオオオオ!!!ー

三人の体から光が溢れる。

星が回り、火が滾り、臨界に増していく。

銀河、爆破、炎が合わさる"即興の極大魔法"。

身を犠牲にする、最強の剣。


「そう、常に未来へ進む覚悟がある!例え自身が、死ぬ選択でも…。展開しろ!セレスティア!!!」


ーシュイイイン!!!ー

何重にも掛け合わされた障壁が、竜王とセレスティアを包む。


(タレン)「ッチ!死ぬなよ…!!!」


ーゴゴゴゴゴゴゴ!!!ー

鋼鉄と闇が、アリス達を包んでいく。


「ごめんなさい…。この戦いで、もう動けそうにないわ…。」

(ソニア)「動く必要はない。アリス、みんな。俺に考えがある。まず前提に、竜王を倒せる大技はあるか?」


ーゴオオオオオオ!!!ー

(ファーマン)「セレスティア様は常に、高強度の障壁を纏っている。」

(二キャット)「躊躇しないでの攻撃…。君らも…。」

(ルーサット)「二キャット。それは互いにだ。今はただ、セレスティア様を信じよう。」

「そうだね。全力でかつ、こういったやり方でしか、セレスティア様は倒せない。」


三人は覚悟を決めた。

目も開けられないほどの輝きが、耳を破壊するほどの轟音が、

魔法を放つ前から溢れている。


(ルーサット)「いくぞ!"スーパーノヴァ"を引き起こす!!!」


ードオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!ー

身を貫く振動を感じた。


ージュウウウ…!!!ー

鋼鉄は溶け、闇は消え、森は吹き飛んだ。

もはや更地である。


ーバタッ!!!ー

(ルーサット&二キャット&ファーマン)「 」


三人の意識を感じない。

酷い火傷だ。

今すぐに治療しなければならないが…。


ーバリン!!!ー

セレスティアの障壁も、砕け散った。


ーボタボタ…!ー

(セレスティア)「ガハ…!!!」


ーバタッ!!!ー

セレスティアは血だらけでその場に倒れた。


ーギュイーン!!!!!ー

大量の煙の中、光る三つの光。


「ハァ…。そうか…。同じ、構えというわけだな…。」


竜王は蒼炎を。

アリスは地面に手をつけながら、巨大な魔方陣を展開している。


「私と同じように。」


タレンはアリスの隣に立ち、"ある極大魔法"を展開する。

それはタレンが出せる、最強の変幻。


「えぇ…。ここで、決めるわ…。彼ら三人を、信じるの…。あれでも生きてるって…。」


ーカタカタ…。ー

意識が今にでも切れそうだ。

手が酷く震える。


ーバッ…!!!ー

手を優しく包む手と、右肩に手が乗る。


ーヂュミミミ!!!!!ー

(ソニア)「俺は信じる。だからここにいる。」


ーバッ…!ー

背中に三人の手が触れる。


ーズオオオ!!!ヂュミミミ!!!ー

魂が滾り、波動が体を包んでいく。


(黒野助)「裏大陸を頼みます。」

(コール)「不安はないよな!」

(ラペット)「これで、治るかな!?」


ーヂュミミミ!!!バチバチ…!!!ー

あの日ソニアが纏った膨大な波動を、今アリスは纏っている。


「バッチリだ。死にかけないと、無理だと思ってた。けど、みんなでならやれたな。」


ーシュイイン!!!バッ…!!!ー

傷は治った。

立ち、四人の手から離れる。


「ありがとう。本当に、ありがとう。タレン!アヤ!やれるわ!!!」


目は力強く輝き、重心は整っている。


「…!?三人!!!」


ーグオオオオオオオオ!!!ー


「闇は暗いよね。こんなに溜めたのに、気付かないんだもん。」


タレン、アリス、アヤが並んだ。

それぞれが放つ、極大魔法。


ードオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!ー

「(闇に吸われていく…!)」


ーボオオオオオオオオオオオオ!!!!!ー

蒼炎を吞み込んでいくアヤ。


「やばすぎ…!どんだけ火吐くの…!」


ーゴオオオオオオ!!!!!ー

喉が、胸が光る程に、火を強めていく。


「私にもあるぞ!!!彼らのような覚悟がな!!!」


ードン!!!ー

アヤが強い衝撃で飛ばされた。


「機械人形だから、繊細なのに…。ッグ…!吞みこめる量を超えた…。竜王も、命をかけてる…。」


ードオオオオオオオオオオオオオオ!!!ー

竜王の火は、更なる高みに登っていく。


「アリス様!正面からの力を強めなければ、このまま押されます!!!ですから魔法を、そちらに移します!」

「えぇ!!!今の私なら、何だってやれる気がするわ!!!だから私の背中、ちゃんと見てなさいよ!!!」


ーシュイン!ギュオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!ー

魔法は、竜王の蒼炎を押しつつある。


ージュウウウ!!!ー

もはや内部が溶け始めている竜王。


「まだ…!!!」


ーグオオオオオオオオ!!!ー

魔物達の咆哮。


「…!」

竜王は、その声を理解できるが、聞こえない振りをし、身を削り続ける。


ー竜王様。この者達は、殺すことを望んでいません。

現に我々は、生きたまま倒されています。

我々が彼らを殺し、友を殺させました。

…この結果をあなたに、押し付けてしまった。

ですから、我々の意思を聞いてください。ー


ーグオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!ー


(アヤ)「魔物…?」

「ソニア。俺、何となく分かるわ。」

「うん。分かるように、なったのかも。」

(黒野助)「そうだな。"魂の叫びだ"。」


ー"自分達を殺さない者を、これ以上殺せません"。ー


「…!!!」

両者の攻撃は拮抗している。

だが突然、竜王の火力が弱まっていく。

聞こえない振りなど、もう出来なかった。


ーバッ…!!!ー


(アリス)「…!!!」

左肩に、手が乗ったような気がした。

それが気のせいでも、最後まで立っていられる力をくれた。


「終わりよ…。」


ーフアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!ー

虹の光に、吞まれていく。

その光の中、竜王には昔の記憶が流れてきた。


「なるほど…。死ぬということか…。」


かつての記憶。

ある神を殺し、星を破壊したあと。

宇宙での記憶。


「"クラマド"。彼らの声が、ずっと離れないんだ…。」


クラマドは背を向けていた。

それは、いつもの光景。

星を破壊したあとは、神の死体から力を吸い取り、己の権能を強める。


(悪の神:クラマド)「竜王。我々は、"神殺し"を成さなくてはならない。全ての星を破壊し、全ての神を殺す。」

「だが戦えば、誰かは死ぬ。」

「旅の果ては、無へと帰し、全てを創り変える。」

「…。それで、彼らは戻るのか?」

「戻るとも。死んだ者は皆。」


流れた過去の旅。


「クラマド…。あの時、言えなかったことがある…。"死した者が戻った時、同じ存在だと言えるのか?"君はそれで、満足できてしまうのか?過去を思い返すと、そう思う…。今なら言える。クラマド。その道は、"悪の道"だ…。」


ーバタッ!!!ー

竜王はその場に倒れた。


ーキラキラ!!!ー

アリスは倒れた竜王を見た。

空は晴れ、流星が降っている。


「みんな…。やったわ…。」


ーバタッ!ー

アリスは流星が流れる空を見上げる形で意識を失った。

ーーー「極大魔法」ーーー

極限まで溜め込んだ魔法。


ーーー「極大魔法:スターマイン」ーーー

七色に光る、魔法。大魔女:セレスティアの秘儀。

撃ったあとは光が散り散りになり、流星のように見えるという。

いつの日か、自身の子に見せた流星である。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ