4:何かの始まり
※黒蛸から闇蛸に変更しました。
『希望のリットリオ【4:何かの始まり】』
アイズの元へ戻った、リットリオ達。
岩に座り、グンルゥーニ達の帰りを待つ。
話すことがないため、木の枝や小石を飛ばす。
暇つぶしのためにやっているが、緊張を緩めるためかもしれない。
ーザッ…!ザッ…!ー
そんなことをしていると、土を踏みしめる音が聞こえてきた。
すっかり夜だが、全く見えないわけではない。
空を見上げれば、葉を貫く光が顔に当たる。
煌々と輝く星々が、日中に近い光を放っている。
星を見ていると、ふとソニア達の事を思い出した。
元気にやっていると信じ、自分の旅に専念しよう。
(リットリオ)「どうだ?」
星の光は夜の全てを照らす。
だがグンルゥーニだけ星光を弾き、サイリウムのような光り方をしている。
夜では眩しすぎ、目が痛い。
目を細め視線を逸らしながら、話さなくてはいけない。
もういっそのこと、目を閉じた方がいいかもしれない。
(グンルゥーニ)「とりあえず話をして、連れてきたぜ。」
何人か後ろにいるが、人影程度でしか認識できない。
(リットリオ)「まず光をどうにかしろ。星の光で十分明るい。」
グンルゥーニは納得いかなそうな表情で、熱を消した。
星の光が適切な光量で、人影だった者達を照らす。
輪郭を認識できるくらいの明かりが、丁度いい。
(ブルレーナ)「グンルゥーニの言う通り、連れてきました。校長と、管理局の方々です。」
管理局局員達は早速、状況分析に取り掛かった。
言葉もかけてこない姿勢に堅さを感じたが、役目を果たしてくれるならそれでいい。
(ルモンドー)「新学期早々、こんなことが起きるとは…。」
原初の時代から校長の座にいるルモンドーですら、異質さに驚いている。
その姿を見るとこれからが、想像つかないものであると改めて気付いた。
(分析型の管理局局員)「過剰な警戒心を纏う蒼竜に、死亡級の血痕…。」
微かに呟いた局員の言葉が、リットリオ達には聞こえた。
非現実が現実になるのも、時間の問題だろうか。
(リットリオ)「"何かが、始まっているな"。」
姿も目的も不明だが、何かをしている者が必ずいる。
管理局の調査が終わった後、夜遅くの帰路に着いた。
空に輝く星がこの旅を、照らしてくれることを祈って、眠りにつこう。
ーー神校:ガルツハーツ(校庭)ーー
あれから数日が経った。
今日の昼休みも、校庭に集まる。
校庭は石畳で整備されており、石畳の左右は草花で彩られ、中央の噴水がそれらを照らす。
(リットリオ)「結局何も起こらないな。」
ベンチに座りながら校庭を眺めると、奥に広がる芝生の運動場が、広大に映る。
だが鉄と焦げた臭いが、微かに残っている。
(エルロット)「犯人は慎重になっているのだろう。管理局はあの場に、二人の血があったと言っていた。被害者と思われる学生はあの日以降、登校していないのだからな。」
(ブルレーナ)「管理局が動いているはずですが、私達も動いてみますか?」
すぐに出せる答えではないため、沈黙が流れる。
だがリットリオの心は、誰よりも早く答えを出していた。
(グンルゥーニ)「危険な道だが嫌いじゃない。俺は賛成だ。」
グンルゥーニは力強く拳を握り、確かな意思を見せた。
騒がしいがこういった純粋さは、嫌いではない。
(リットリオ)「やるならバレないようにだ。誰に気付かれても、動きづらくなる。」
ここ数日は、警戒と若干の不安を拭えなかったが、今は何だか秘密基地をつくるような、やる気に満ちている。
(マドリネシア)「どう探す?」
(リットリオ)「もう一度、森林に行こう。気付かなかったものを、見つけられるかもしれない。」
(マドリネシア)「じゃあ放課後、広場集合ね。」
ーゴーン!!!ゴーン!!!ー
昼休み終了の鐘が、敷地内に鳴り響く。
少し耳鳴りのする耳を慣らしながら、自分達の教室に戻らなくては。
(物忘れの激しい神人)「あれ、あいつ今日休みだっけ?」
(馴れ馴れしい神人)「それ何回目だよ!初日来てからだろ?体が重くて、熱っぽいってよ。」
教室へと戻る時、耳に入るが残らない声を聞いた。
忘れるではなく、記憶に残らないもの。
(物忘れの激しい神人)「"でも神人って、熱とか出ないよな?俺は多分、病気になったことないし"。」
すぐ忘れる音が、やけに入り込んでくる。
教室に戻らなくてはいけないのに、足が少し遅くなり、エルロットと離れていく。
(馴れ馴れしい神人)「"確かに神人は、風邪なんかひかないな…"。まぁそのくらい、体調が悪いんだろ。」
リットリオの足は完全に止まっており、会話する二人の神人を見ていた。
(エルロット)「リットリオ?何をしていたんだ?」
エルロットには、大したことではない。
だが人間だったリットリオには、濃く残ったこと。
一生忘れることのない知識として、染み込んだ。
(リットリオ)「"熱が出た事はあるか?"」
歩きながらエルロットは、膨大な記憶の旅に出た。
階段を登り、廊下を歩き、教室へ入り椅子に座るまで、その旅は続いた。
(エルロット)「"ない"。見たことはあるがな。ファンファーレにいた人々が、たまにかかっていたくらいだろうか。」
ヒーローとして生きていたリットリオの脳内が、加速していく。
点が点と連なり、星座のように輝いた。
熱の出る神人がいるという。だが神人は、熱など出ない。
実際リットリオ自身も、それを実感している。
であればその神人は、何者なのだろうか。
近い内に確かめる必要があると、リットリオは思った。
ーーユグドラシル森林ーー
またこの場所に戻ってきた。
血はすっかり乾いており、鼻につく匂いがしない。
土と草木の匂いが、こんなにも豊かだとは。
(リットリオ)「アイズがいないな。住処に戻ったのか。」
アイズがいないと洞窟はより大きく、暗く見える。
巨大で全てを呑み込む、漆黒の入口。
(グンルゥーニ)「洞窟探索でもするか?何か見つけられるかもしれないぜ。」
漆黒の穴をもつ洞窟が、声のような風を流す。
こちらに来いと、誘惑されているようだ。
(グンルゥーニ)「まぁ任せな。俺がいれば、どんな闇も晴らしていける。」
あの夜見た光りは日中でも、自己中な輝きを放つ。
(リットリオ)「少し光量を落とせ。お前は光りすぎる。」
明かりなしでは、引きずられるような暗さだった。
だが今の洞窟を見て、そんな事を想像できそうにない。
ーーエレボス洞窟ーー
洞窟に吹く風は、呻き声にしか聞こえない。
不定期に落ちてくる水滴が、緊張を保たせる。
ーカラン…!ー
洞窟を少し、進んだ時だった。
グンルゥーニが何かを蹴った。
どうせ小石だろう。
(グンルゥーニ)「見ろよこれ。不気味だな。」
グンルゥーニはしゃがみ込み、蹴った物を拾った。
本人が光っているため、ハッキリと物を認識できる。
消えたはずの鉄臭さが、警戒心と共に戻ってきた。
泣いているようにも見え、笑っているようにも見える物。
そうなったのだろう。
(リットリオ)「"血のついた仮面"…。」
検査をしない限り定かではないが、無関係などありえないと言っていい。
(マドリネシア)「すぐ戻る?まだ探しても見つかるかな?」
(リットリオ)「いや、もう戻るぞ。犯人は現場に戻ってくるものだ。証拠はこれだけでいい。」
グンルゥーニが仮面を手にした瞬間、警戒が猛烈に強まった。
実際はいないかもしれないが、いるように思えてしまう。
(グンルゥーニ)「なら走るぞ!!!」
グンルゥーニは仮面を持ち、一人先行した。
ードゴオオオオオオン!!!ー
走ったはずのグンルゥーニが、壁に激突している。
一瞬通った風がそうだったのだ。
逆再生のように吹っ飛んだ原因を、探らなくては。
(エルロット)「入口は塞がっていないはずだが…。」
通ってきたはずの道が無くなっており、何故かその場所に闇がある。
グンルゥーニの明かりですら、照らせていない。
(ブルレーナ)「気をつけてください!!!それは概念ではありません!!!
生物です!!!」
闇にしか見えない者が、確かに蠢く。
墨のような闇が広がり、視界を奪われた。
自分が目を開けているのか、閉じているのか分からない。
ードゴン!ドゴン!ドゴン!ドゴン!ドゴン!ー
何かをしている大きな音。
見えない以上、予想しなければいけないが、見えるのならその方がいい。
(リットリオ)「全力で照らすぞ!!!」
闇の中でもリットリオの声は、よく響いた。
ービカアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!ー
四人それぞれの光を発し、闇を晴らした。
ただ消せない闇が、前にいる。
概念ではなく、生物であるから。
(ブルレーナ)「岩を壊して戻る隙は、ないと思います…。」
一瞬にしてそれは、洞窟に無数の通り道をつくり、くり抜いた岩で入口を塞いだ。
(闇蛸:タルタ・オクト)「ギョオオオオオオ!!!!!」
闇に見えるそれは、広い洞窟が狭苦しいほどに、確かな生物。
掘削機のような八本足で、独自の狩り場をつくった、利口な狩人。
(グンルゥーニ)「こいつにぶつかったのか?まぁいい。闇は晴らし、生物は焼かないとな!!!」
グンルゥーニはこの瞬間、料理人となった。
彼の料理法は、とにかく強火で焼くこと。
火力に勝るものはない。
ーーーーー
巨大なタルタ・オクトを前に、リットリオ達は構える。
相手もまた、リットリオ達を見定める。
僅か数秒ほどの時間。
ービュオン!!!ー
鞭を思いっきり、打ち付けたような音。
攻撃を受けたわけではないが、体は自然と跳ねた。
そんなことをしている間に、タルタ・オクトは消えていた。
(グンルゥーニ)「あ!?どこ行った!?」
(リットリオ)「下がれグンルゥーニ!!!無数の穴先までは照らせていない!!!」
四人の光量があるため、闇はない。
だが漆黒の小穴が、無数にある。
(タルタ・オクト)「ギョボオオオオオオオ!!!」
本物の奇声が、洞窟内に溢れる。
(リットリオ)「それぞれで避けられるか!?」
(マドリネシア)「無理!!!」
(リットリオ)「じゃあ掴まれ!!!」
ードドドドドドドドドドド!!!!!ー
肝心の本人は見えず、次々と増える穴しか認識できない。
グンルゥーニは熱を纏わせ加速し、エルロットは黄金の盾を創り、ブルレーナは知恵を巡らせ避けている。
ぶつからないように全体を見つつ、マドリネシアを抱えて避けるのは、だいぶ難しい。
(リットリオ)「(ッグ…!神獣は眷属より弱いらしいが、強い奴は眷属以上だな…。)」
生態の頂点にいる神獣が、神人に匹敵することを確信した。
何か策を打たなければ、そのうち体を貫かれる。
肩や足の擦り傷では済まない。
(グンルゥーニ)「エルロット!!!黄金で全員を包め!!!俺一人でこいつを焼く!!!あとこれ持て!!!」
提案を長考している時間はない。
既にグンルゥーニは、仮面を投げた。
ならばもう、グンルゥーニを信じよう。
(エルロット)「来い!!!黄金で囲む!!!」
即興で創られる、黄金の中に入る。
入口は一回、出口はない。
黄金かまくらも信じ、祈るのみ。
(グンルゥーニ)「これで俺一人!かかって来い!」
熱を溜め、獲物を狙う。
洞窟内に熱気を、静かに浸らせていく。
ーダン!!!ダン!!!ダン!!!ー
信じている黄金かまくらが、凄まじい速度でへこんでいる。
狙いはグンルゥーニではない、四人の神人。
その方が効率がいいと、狩人は判断した。
(グンルゥーニ)「確かにお前は、利口なのかもしれない。だがな、俺を舐める奴は馬鹿だ!!!」
グンルゥーニの熱は、臨界に達している。
タルタ・オクトに目があったなら、失明するほどの明かりを放ち。
(グンルゥーニ)「エルロット!!!俺はお前を信じるぞ!!!」
溜め込んだ熱が、洞窟を駆け巡った。
熱は一瞬にして満杯になる。
それでも熱は、出続ける。
限界を超過した熱が、向かう先。
ードゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!ー
灼熱たる炎が爆発を引き起こし、洞窟内の全てを押し出していく。
(リットリオ)「まるで鉄板だな…!!!」
黄金は蜂蜜のようにとろけ、地面は灼熱たる鉄板。
こんなにも外を懇願することは、初めてだ。
(グンルゥーニ)「どうだ!!!これで外だぞ!!!」
爆風に押され、飛び出したリットリオ達。
空中から見えたのは、火山と化した洞窟と、落ちていく泥濘な黄金。
(マドリネシア)「流石にあのタコ、燃えたよね。」
地上に降り立ち、吹き荒れる火を見る。
タルタ・オクトは、焦げることなく消えただろう。
ーガシッ!!!ー
洞窟前が熱いため、離れようと目を離した時だった。
灼熱の足が、腰に巻き付いてる。
振り返ると、全身が燃えているタルタ・オクト。
(タルタ・オクト)「グギャオオオオオオオオ!!!!!」
凄まじい圧力で、体を締められる。
火に包まれている姿は正に、怒る炎。
憤怒の声を上げ、リットリオ達を粉砕する。
抵抗しようとするも全く動かず、声も出せない。
隣にいるエルロット達は死を、連想しているのだろうか。
(タルタ・オクト)「グギャゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!」
タルタ・オクトが突然、暴れだした。
安堵する間もなく、空中に飛ばされる。
このまま落下しても死にはしないが、痛くない方が当然いい。
宙に浮き、届かないであろう位置まで浮上した。
(ブルレーナ)「何でしょう…。突然暴れだして…。いや、何かに怯えている?」
一人だけ落下しながら、分析を始める。
安全より分析が、探求者の知能を時に低下させる。
(リットリオ)「エルロット。見てみろ。」
(エルロット)「あの姿、まさか…。」
エルロットとリットリオには、すぐ分かった。
(ブルレーナ)「"ポハル先生…"。」
焼き焦げ力尽きたタルタ・オクトの前に、ポハルがいる。
(心人:ポハル)「怪我はなさそうだね。」
空の光を手で遮るポハルと、目が合った。
ーーーーー
このまま飛んで逃げてしまいたいが、その先の方がよっぽど恐怖だ。
深呼吸をし覚悟を決め、ポハルの前に降りる。
(ポハル)「…。」
先生は笑みを浮かべ、喋ろうとしない。
その感情が怒りではないことを願って、素直に話そう。
(エルロット)「先生。これを。」
黄金で保護していた仮面を、エルロットが差し出した。
灼熱地獄を生き残った、血の仮面。
焦げなどなく、確実な解析が出来る。
(ポハル)「これは、血…。」
先生の笑みが消えた。
今だと思い、たたみかける。
(リットリオ)「犯人の証拠があると思い、洞窟に行ったところ、見つけました。犯人のものか犠牲者のものかは分かりませんが、血が付着しています。確実な手がかりになるかと。」
怒りを鎮められるであろう言葉を、全て出し切った。
先生が話すまでの時間は、タルタ・オクトに掴まれた時より、長く感じた。
(ポハル)「そう。きっと、重要な手がかりになるわね。でも少し、聞いてくれる?」
ポハルの表情と声が変わった。
少し弱い声、難しい顔。
見聞きした以上、態度を改める必要があると思った。
リットリオだけではない。
全員が、そう感じた。
(ポハル)「あなた達が少し楽しみつつも、他人のために行動していることは分かっているわ。だからこそ、覚えておいて。相手の存在が分からない以上、危ないことはしないで…。」
(皆)「はい…。」
先生の言うことは、あまりにも正論だった。
その場の全員が俯き、気まずい時間が流れていく。
誰かが勇気を出さなければ終わりそうにないが、誰も出す気配がない。
(マドリネシア)「あの闇タコ、美味しいのかな…。」
現実逃避のために考えていたことが、出てしまった。
(エルロット)「食べてみるか?黄金ならやれる。」
少し硬い動きでエルロットは、黄金の食器を創った。
テーブルと椅子も生み出し、あまりにも目立つ食卓が完成した。
エルロットが足を斬り、マドリネシアに向ける。
正直食べたくないが、気まずさを吹き飛ばすためなら、体を張ろう。
(マドリネシア)「…。」
全員が、マドリネシアを見る。
これで不味ければ、更なる地獄が待っている。
(マドリネシア)「うま、美味いよ…。」
全く美味しそうではない声と表情で、マドリネシアが言った。
この先に地獄しかないのならば、自分で確かめる。
そう思い全員が、タルタ・オクトの足を口に運ぶ。
(皆)「う、美味い…。」
確かな美味さが、そこにはあった。
いい感じに燃え柔らかくなった歯応えと、溢れる美味の油。
(ブルレーナ)「"祖龍:ガルバロス"が書いた、"神獣の味"にあったかもしれません…。闇蛸:タルタ・オクトは、神獣の中でも上位の味だと…。」
リットリオ達は黄金たる食卓に座り、こんがり焼けたタルタ・オクトを食べていく。
美味さを噛み締め、先生の思いは抱きながら。
ーーーーー
(ジャウルイン)「ハァ…。ッグ…!!!」
そんなリットリオ達を見る、不穏な影。
滝のように汗を流し、ふらついた足並みでその場を去る。
(ジャウルイン)「(体調が優れない…。仮面の回収はもう、諦めよう…。血の付着が相手のものだと信じ、"次なる目標"のために、休まなくては…。)」
リットリオ達が進むように、ジャウルインの足並みも、ゆっくりだが進んでいた。
ーーー《成績表:マドリネシア》ーーー
ーー「評価観点」ーー
【創造性】創造性は、新たな存在や概念を生み出す力そのものではなく、創造に向き合う姿勢と、その結果に対する責任を含めて評価する。
・創造への関心・意欲:4
・創造の独自性・発想力・構築力:4
・創造物への責任意識:3
【神威性】神威性は、権能の強さだけでなく、その力を自覚し、制御できているかを含めて評価する。
・権能への自覚・態度:3
・権能の強さ:2
【精神性】精神性は、内面の成熟度を評価する。
・精神の安定:4
・欲望・感情の制御:2
・他者への尊重:4
【知性】知性は、知識量だけでなく、過去を知り、現在を理解し、未来を思考できるかで評価する。
・知識獲得への意欲:4
・歴史や勉学の理解力:3
・未来の想像力:3
【信頼性】信頼性は、教師だけでなく、学生間による相互評価で評価する。
・他者との協調性:5
・信用の貯蓄度:3
なお、本評価は絶対的な優劣を示すものではなく、時代・世界状況・観測者によって変動する場合がある。それを踏まえ、 評価段階を以下に記載する。
ーー「評価段階」ーー
5:[原初の神]原初の神々と並ぶと判断した場合にのみ記される特別な値。
4:[四大神]狭間の壁は厚く、超えられた者は四大神へと近付く。
3:[狭間]狭間を超えるには、他との差が必要。
2:[眷属級]眷属級を超えられなければ、創造物を生み出すことは困難。
1:[神獣級]神獣と遭遇しないよう注力するか、自身を鍛えよ。
ーー「総評」ーー
突出した欲望は見られないが、安定した冷静さをもつ。
注意すべき点は、慢心癖である。
日によって変化してしまう欲望を定め、何かしらの道を進むとよいだろう。
総合点は、四の可能性をもつ三。
祝福が自らに注がれるのは、自らの舵が定まった時。
慢心することなく、日々を過ごしてほしい。




