テディベアが大好きで
お日様が沈んで お月様がぼんやりと 外を照らしてくれる夜
テディベアちゃんの お仕事が始まります
テディベアちゃんが居るお部屋には 他にもたくさんの ぬいぐるみや人形たちが居ます
可愛い着せ替え人形や 動物のぬいぐるみ
その中でも テディベアのぬいぐるみが 一番多くて
色んな色 形 大きさのものが たくさん並べられていたのです
ガチャ
テディベアちゃん達が居る お部屋のドアが開きました
いつも このお部屋で遊んだり 眠ったりしている 小さな女の子が
お母さんと一緒に 手をつなぎながら 入ってきたのです
寂しがり屋さんな 小さな女の子
お母さんと ベッドの傍まで 一緒に来たけれど
ベッドの中に入るのは いつも 女の子一人だけ
少し 不安そうにしている女の子を見て お母さんは 立ち上がります
そして テディベアちゃんのところまでやってきて そっと持ち上げ
再び 女の子の元へ 戻ってきました
「この テディベアちゃんが 貴方と一緒に眠ってくれるし
一晩中 貴方のことを 見守ってくれるわ」
こうして 毎晩 女の子はテディベアちゃんを抱き寄せて 瞼をそっと 閉じるのです
そして テディベアちゃんは 小さな女の子が すやすやと 眠りにつくのを
そっと 見守ってあげるのでした




