秋の章 人物紹介
ご注意
ここに載せる人物紹介はあくまでも「秋」の章でわかっている範囲、あるいは、変更のない「設定」です。
場合によってはミスリードされる可能性や、ネタバレがありますので、ご承知おきください。
・・・・・・・・・・・
折井遊
国友音大 声楽科3年生 学友会の会長をしている。
静香のために特別に実施された練習会に於いて専用ガイドを務めた。不思議なノリで滑りまくっても懲りない。時間と人との距離感がバグっている。どこまでが親切で、どこからが陰謀なのかわかりにくいキャラ。山際助教の意を汲んで、シズから髪の毛を採取した。
山際敏治
国友音大・管打楽器科の講師の立場でありながら学内の重要な地位を占めているらしい。静香の生物的な父親であり、18年間、金銭的な援助をしていたことが判明する。静香のことを直接知らなかったため、遊に依頼して検体(髪の毛)を採取。「私的DNA型親子鑑定」によって親子だと把握した。
新井田聖
文科省の本省勤務の官僚。
静香を一人で育てようとした美紀を支え続けたが、やがて自分の愛する人を見つけ、離れていった。年頃の静香は、当時、それを「お父さんの浮気」と思い込んで決裂した。秋の章になって、初めて美紀が事情を娘に話し、和解することができた。
美紀と聖は連絡を取り合っていたらしいことがほのめかされている。
古川浩太
総務省から黒山村に出向した。全国に先駆けて「村の終活」のテストケースの意味があったが、村の人達と生きていこうとした熱意によって再生してしまった。現在は「葉っぱビジネス」を基に、新しい仕事が次々と生まれ、マスコミでも「奇跡の村」として取り上げられるほどである。
村では収入役の地位であり、若者達から尊敬を集め新しい産業を興しているが、出向期間が異例の5年となり、出向から戻った後の席はないとされている。秋の章の後半で、黒山村に永住を決意したことがわかる。
黒山村の再生に熱中するあまり、入院した妻の見舞いもままならず、村長選を見守るため、死に目にも会えなかった。祐太とは、それによって決裂した。
石田紗奈
黒岩村の葉っぱビジネスで中心となる高卒2年目の社員。古川浩太を尊敬し、男としても大好きな様子である。子どもに会いにいくようにと飲み比べを何度も仕掛けた。
なお、この部署には筋肉自慢の男二人がおり、紗奈に憧れているが今のところ見向きもしてない。
前沢郁子
酒井光延の国内におけるマネジメントを行っている。F市のコンサートでも影で働き、静香達とも面識がある。光延の入院後は秘書的な活動もしている。年齢的にも、ルックス的にも巨匠のストライクゾーンからは大きく離れているが、仕事ぶりは信頼されている。常識的な人。
長谷川豪太
茉莉の義父。ネットを使ったデイ・トレでかなり稼いでいる。42歳で茉莉の母親と結婚。基本的に在宅であることを生かして義理の娘である茉莉に手を出した。
40過ぎまで素人の女性とほぼ付き合ったことがなかった。
茉莉の母親とはマッチングアプリで知り合い「高校生の娘がいる」ことを狙って結婚した。
後、不同意性交罪、児童ポルノ製造、同所持、傷害罪等により有期懲役刑のほぼ上限である20年の懲役が科せられた。
秋の章で出てきた人物を載せてありますが漏れがあった場合、教えてください。




