表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ショートショートショート(ホラー)

仕事の帰り道、公園を通ると子供が泣いていた。

「お兄ちゃん...お兄ちゃん...どこ行ったの?」

私は迷子の子に声をかけた。その子は、私の住んでいるマンションの隣に住んでいるらしい。

「よしよし、お家まで送ってあげるからね。」

そう声をかけ、家路へとつく。

「いや~こんな事があってさ」と今日の出来事を妻に話す。

キョトンとした顔の妻。

「あなた、本当にその子、お兄ちゃん、お兄ちゃんと泣いていたの?」

「そうなんだよ、可哀想だよなあ~」

「本当にお兄ちゃん、お兄ちゃんと泣いていたのね?」

「だから何度もそう言ってるじゃないか」

妻は不思議そうな顔をしてこう言った。

「私、その隣の家と知り合いだけど、あの子、独りっ子よ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ