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冒険者登録と初依頼

色々あっていつもより短いです。

ご了承下さいm(_ _)m

感想来たことが分かったらにやけてキモいっていわれました(笑)

 俺は、グアナからこれを持っていれば絡まれないと、魔王軍の中のでも魔王の次に強いとされる魔王代理の証で、複製不可能かつ魔王が認めないと触れないし持てない凄いものを渡してきた。

「僕が認めたから、見せれば大体なんでもできるよ。でも、君なら悪用しないと思うけど、念のため言っておくよ。君なら、それを使って面白い事をしそうだけどね」


 まあ、絡まれて俺はこういう者だとかやったら面白そうだな。

「悪用はしないさ、他の奴が辺な事に使ってたらシバいておくわ」


 そう言って貰った物がコレだ。

 ミサと一緒に冒険者ギルドにでも行くかな?

「なあミサ、冒険者ギルドに二人で登録しに行くか?」

「いいですね!二人で……うふふ」

 行くって事でいいのかな?冒険者ギルド、楽しみだな。


 またまたミサに案内してもらった。

 ミサってかなり物知りだな、この世界の常識がなく、地理もロクに知らない俺には凄く頼りになる存在だ。

「着きましたよ、旦那様!」

 そう言ってミサが紹介したのは、なんかありがちな木造の建物で、これまたありがちな剣と杖の看板が昔の酒場っぽい入り口の右に掛けられていた。


 中に入ると、なかなか喧嘩っ早そうなゴロツキの集団がテーブルで真昼間から酒を飲んでいた。

 そして、受付と思われる場所まで行くと、額にご立派な角を生やしたお姉さんが声をかけてきた。


「こんにちは、今日はどうされましたか?」

「えっと、僕たち冒険者になりたいんですが、できますか?」

「貴方は大丈夫そうだけど、そっちの女の子は難しいかな」

 そうなのか?困惑した表情でミサを見ると、プルプルと震えていた。


「私は、私は15歳です!」

 耳がキーンとなるような声で講義しており、一瞬目眩がした。

「……そ、そう。ごめんなさいね、でも、貴方達みたいな若い子は大体力を過信して返り討ちに会うのよね、だからもう少し力を付けてからの方がいいと思うけど……」

 ああ、これは言い合ってるとかな〜り長くなるな。

 そう悟った俺は、魔王代理の証を出す事にした。


「これを見ても言ってられるか?」

「……え!こっ、これは魔王代理の……もしかして君、相当な実力者?」

「ああ、まあ魔王と全力でやりあえるぐらいはな」

「ちょ〜っと待っててね、ギルド長を呼んでくるから」


 そう言って受付は奥に引っ込み、ものの数分で戻ってきた。

「ほー、お前が魔王代理の証を持ってるっつう奴か。オイ!誰かこの魔王代理と勝負してぇ奴はいねえか!?」

 魔王のお墨付きのS級冒険者クラスがきたぞ!って、おいおっさん、何勝手にばらしてんだよ、面倒な野郎がきたらどうしてくれるんだ?


「それはいささか信じられないね、このA級冒険者の氷剣のブロッサムが相手になろう」

 面倒なやつ来たよ、大体こういうやつって対価とか、逆恨みとかしてくるんだよな……。

「分かった分かった、どこでやるんだ?」

「表に出ようじゃないか、僕が勝ったらそこの可憐な子を貰うよ」


「お前如きにミサをやるかよ、雑魚が」

「ざっ!雑魚とはなんだっ!馬鹿にするのもいい加減にしろよっ!もういい、ぶっ殺してやるよ!」

 本性が出たか、俺は威圧をあいつの空間にだけ集中的に放った。

 勿論、俺の殺気を食らったのだから、5秒もすれば気絶するだろう。


 ほう?10秒ちょっとも持ったか、大したものだな。

 案外魔族は強いのか?

「それで、どうなんだ?」

 俺は見学していたギルド長と受付嬢に尋ねた。

「俺は何ランクになるんだ?」

 二人は金魚のように口をパクパクさせている。

「も……文句なしでS級冒険者だ。SSやSSSもいるが、これから上げて行ってくれ」


 分かったと言いつつ、銀のS級冒険者のカードを貰う。

 ついでにミサは青のA級冒険者のカードを受け取っていた。

「初依頼でも受けるか」

 依頼のボードを見ていると、丁度良さそうなのがあった。


 内容は、『ダンジョンに現れたブラックベアーを狩って欲しい』というもので、報酬は金貨15枚だ。

 ミサ曰く、本来現れる筈のない浅い階層で出現したらしく、初心者が既に4人ほど犠牲になっているとの事で、早急に解決してほしいらしい。

 そして何よりも(俺にとってはだが)コストが高いのがいい。

 難易度の割に報酬が高いからな!


「ダンジョンの場所はどこだ?」

 またミサに案内して貰う。

 ミサってなんかナビみたいだな、顔に出ていたらしく、ミサがこちらにどうしましたか?と小首をコテンと傾げてきた。

 破壊力バツグンな可愛いさに、なんでもないよと返しつつ、また撫でてしまった。

 可愛いは正義だ、絶対に。


 って事でやってきました、問題のダンジョンへ。

「ダンジョンって場所で色々違ったりするのか?」

「そうです、レンガ造りのダンジョンだったり、土でできたダンジョンだったりと、様々です」

 探知を頼りに三層まで降りると、よく目を凝らさないと見えない黒い生き物が映った。


「あいつか、槍でサクッと倒しますか」

 ミサには警戒するように言ってから、あいつが後ろを向いた瞬間、縦に真っ二つに切れた。

「グボ……」

 勿論、俺が槍を一閃しただけだ。

 最近、攻撃が亜音速まで出せるようになった。


「依頼完了っと、ミサ、帰るか」

「はいっ!……あ、待って下さい。アイテムボックスにしまうので」

 アイテムボックスっていうと、触ったものを収納してしまう凄まじいスキルじゃないですか。


 そんなこんなして、ギルドに帰ってきて、ミサには素材の換金に、俺は依頼の完了報告に行った。

「もう終わらせちゃったの!?凄いわね……はい、これ達成報酬の金貨15枚ね」

 ミサはまだ途中だったので、待つ事にする。


 数分後、ミサが金貨の入った袋を持っていたので、確認すると、合計金貨32枚だったので、二人で山分けにする。

 ミサは遠慮していたが、別行動するかもって事で渋々了解してもらった。


 魔王城に戻り、迷ったのでメイドさんに道を聞き、結局案内してもらった。

 そして今日は魔王城での食事(帝王の城より美味い)を済まし、同じ布団で寝た。別にやましいことは何もしていない。

明日、明後日のどちらかは投稿できないかもしれませんので、よろしくお願いします

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