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エリス無双と、落ちる神罰

無双回?になりました(^^;;

投稿する度増えてくPVが嬉しいです(●´ω`●)

「エリス、この指輪を付けておけ、魔力を通せば何でも入るからな」

「それと精霊、エリスが迷子になったりしないように見ておけ、それと、チンピラが話しかけて来たら嫌がらせしてやれ、殺すのは無しな、あと、エリスの成長に悪影響なのも」

『だ!か!ら!私にはエリスちゃんが付けてくれたローズって名前があるのー!ちゃんと名前で呼びなさいよ!」

『エリスちゃんが付けてくれた』という部分をこれでもかという程強調させていた。

「はいはい、気が向いたら呼んでやるよ」

『何ですって!?今すぐ呼びなさいよ!ばかー!あほー!……」

 そんな事知らん、エリスなら何とかなるだろうと、俺はさっさとギルドを出た。

「あ、俺も依頼受かればよかったかも……」

 エリスが丁度帰って来るタイミングで行くか。


 ☆★☆★☆★☆★☆

 〜エリス視点〜


 わーい!お父様に、ぼうけんしゃぎるど?に連れて行ってもらえます!ところで、ぼうけんしゃぎるどって何でしょう?

 お父様に聞いたら、ぼうけんしゃぎるどは、まもの?をとうばつ?してお金を稼ぐところだそうです。

 お父様にぼうけんしゃぎるどに連れて行って貰えました。


 うう、ここがぼうけんしゃぎるどですか?ちょっと怖いです……。

 手に持つフクロウさんのぬいぐるみをギュッと握ります。

『大丈夫よ、エリスちゃん!今ここにエリスちゃんに敵う相手はあいつ以外居ないわ!』

 そう言ってローズちゃんはお父様を指差しました。

 人に指を差しちゃいけないんですよ?

『えっ……う、うん。ごめんなさい……』

 そうです、素直が一番ですよ?ローズちゃん。

『うう……私が自分を奮い立てた所為でこんなことになってる事知ってるくせにぃ〜』

 うう〜と、唸りながら私を見て来ます。

 あ、お父様のお話が終わったみたいです、下に行くんですか?私も付いていきます!


 そこは、広くて、所々丸い台が置いてある場所でした。

「お父様、ここで何をするんですか?」

「ああ、エリスが強い事を証明するんだよ」

「分かりました!何をすればいいんですか?」

「うーん……その人形の武器を相手のここスレスレに突きつければ良いんじゃないか?」

 お父様は自分の首を指差しました。

「わかりました!」

 頑張って見ます!私が台の上に上がると、1人私の反対側に立っている人がいました。

 あの人にお人形さん達の武器を首スレスレに当てれば良いのでしょうか?

「始めっ!」

 あれ?あの人、動きが遅くないですか?なんで歩くみたいに遅いんですか?

 ゆっくり降ろされた剣を横にかわして、お人形さん達を動かしてあの人の足元に糸を巻き付けて転ばせます。

 そこにお人形さん達で首に武器を近づけます。

「しっ、勝者、エリス!」

 わーい!やりました!勝ちましたよ〜、嬉しいです♪


 その後、また上に行きます。

 そして、私にお姉さんがカードをくれました。

 それは、ぼうけんしゃであることのあかし?らしいので、無くさないようにと、注意されました。

 お父様は、私にゆびわ?を渡した後、ローズちゃんと話した後、どこかへ行ってしまいました。

「ローズちゃん、何をしたら良いでしょうか?」

『そうね……取り敢えずあそこにある紙を受付のお姉さんに見せて、仕事を達成して来たら?あなたのお父様に自慢出来るかもよ?』

 おお〜、ローズちゃんは頭が良いので助かります。

『そっ、そんな事を褒めたって何もないんだからね!」

 私だと、何が良いのかわからないので、ローズちゃんにとって来て貰いました。

「お姉さん、これをお願いします」

「は〜い、……これで良いわよ、気を付けてね?怪我しちゃダメよ?それと……」

 色々とダメな事を聞かされました。

 でも、私なら大丈夫です!お父様みたいに強くはありませんが、ローズちゃんからここらに出るおーがきんぐ?ぐらいなら楽勝と言っていました。

 おーがきんぐって何でしょう?

『私がとったのは、オーガの討伐依頼だから、ちゃっちゃと行くわよー』

「はーい」


 あれがおーが?でしょうか……ちょっと強そうです……。

『エリスちゃん、私が今から言う事をあのオーガに手を向けて言って見て!』

「分かりました」

『火の精霊よ、汝の力を示せ!ファイアースピア!』

「えっと……火のせいれいよ、なんじの力をしめせ!ふぁいあーすぴあ!」

 私の体から何かが抜けた後、私から火の棒?が出て来ました!びっくりしちゃって、大喜びしていたら、またおーががやって来ました。

 今度はちょっと多いです。

『よし、エリスちゃん!人形さんと、私の魔法でやっつけるわよ!』

「うん!」

 ローズちゃんから出て来た私より少し大きい棒がおーがに刺さります、私は、おーがにお人形さんで攻撃します。

 また引っ掛けて首に武器を付ければ良いのでしょうか?

『エリスちゃん!魔物にはちゃんと刺さないとダメよ!攻撃されちゃうからね!』

 ローズちゃんから話を聞いて、おーがに武器を差しました。

 すると、赤いお水がおーがから流れ出しました。

「これはなぁに?」

『あー、えっと……それはね、血よ』

「ち?」

『血っていうのは、うーん、生きてる生物が死んだ証拠よ』

 ふぅん?よくわからないです。


 その後、ローズちゃんと魔法を打ったり、お人形さんを操る時のぎこちない動きが無くなったりして、楽しかったです。

 おーがは、全部お父様のゆびわに入れました。

 途中で、ちょっと強いおーがじぇねらる?もちょっと出て来ましたが、おーがと同じ様にしたら倒せました。


「お姉さ〜ん」

 受付のお姉さんに依頼をたっせいした事を話します。

「えっ!?もう終わったの!?」

「はい、倒したおーがはこのゆびわの中に入ってます」

「え!それってアイテムバッグの簡易版じゃない!何でそんな物を……」

『エリスちゃん、オーガは150体ぐらいいるって受付のお姉さんに言ってあげて』

「うん!お姉さん、オーガは150体ぐらいいるよ?」

「えええ!?ちょっと待ってね、こっちに来てくれるかな?エリスちゃん」

 受付のお姉さんについて行くと、広くい場所に出ました。

「オルゲンさ〜ん!この子が凄い量のオーガを持って来ましたー!」

「俺はここだ、アイ」

「うっひゃあ!?毎回言ってるじゃないですか!何で後ろから声をかけるんですか!」

「グスッ、どうせ俺、影薄いし……」

「そんな事はどうでも良いんですけど!エリスちゃん、ここにオーガを全部出してくれる?」

「うん!」

 私は、おーがを全部出しました。

「「…………」」

「?どうしたんですか?」

「エリスちゃん、今日はもう帰って良いわよ。明日……いえ、明後日お父さんを連れて来てくれる?」

「うん!わかった!」

 お姉さんに案内されて、ぎるどの中に戻ると、そこには、私を捨てた人が居ました。

「うん?……お前、何でまだ生きている?」

「ぅ……」

「さっさと答えろ!クズが!お前は死ぬべきなんだ!」

「うぅ、グスッ……」

「おい、人ん家の子供に対して何勝手な事言ってんだ?」

「グスッ、おどうざまぁ」

 私は怖くてお父様にしがみつきました。

 お父様は、私を優しく抱っこをしてくれました。

 私は怖くてお父様に顔を埋めて泣く事しか出来ませんでした。


 ☆★☆★☆★☆★☆

 〜シュン視点〜


 俺がギルドにはいると、エリスが知らない男に泣かされて居た。

 話を聞くと、お前は死ぬべきだぁ?巫山戯(ふざけ)んな、何で初対面の相手に死ぬべきなんか言われなきゃいけないんだ。

「おい、人ん家の子供に対して何勝手な事言ってんだ?」

 エリスが泣きじゃくって俺にしがみ付いて来た。

 俺はなるべく優しく抱き締め、頭を撫でた。

 ついでに、風魔法でエリスの耳をあいつの声だけ聞こえない様に調整した。

「フン、お前がこいつを拾ったのか」

「だったらどうした?」

「こいつの髪と目を見ただろ?」

「で?」

「金髪金眼はな、エルフにとって疫病神なんだよ、だからエルダートゥレントの生贄にしたんだ」

「あ"?お前、何つった?」

「聞こえなかったのか?エルダートゥレントの生贄に……」

 俺はスマホを取り出す。

「おい創造神、こいつ殺して良いか?」

「お?良いぞ、人を殺す事を表情どころか感情すら抱かない奴は後々世界の発展に邪魔になるだけじゃ、パパッとやってしまえ、その後は閻魔に頼んで無間地獄の最下層に叩き込んでやるわい」

 女の子の声になっている創造神に苦笑いしながらも、冷めた視線をゴミ屑野郎に向ける。

「って事で、お前、死ね」

 俺は破壊のエネルギーを使い、あいつの体を跡形も無く消し去る。

 ゴミ屑野郎は、自分の体が抵抗不可なエネルギーに侵されて行くのを恐怖しながら死んだ。

「帰ろう、エリス」

 ーコクッー

 声には出さなかったが、まだ怖いのだろう。

「あ……」

 入り口には、グアナが立って居た

「いやぁ、面白い事が起きるって直感が騒いだから来て見たら、シュンが人を殺すとは思わなかったよ」

「……」

 俺は何も言わない。

「本来ならば、罰に問われる案件だろうけど、生憎、そのエルフは問題児でね、族長の癖に性格がひねくれていたもので、僕も処分に困っていたんだ。正直言って、助かったよ。あんな奴が居るから、この世界は困ったものだ」

「じゃあ処罰無し……」

「だが、罰は受けてもらう」

 ゴクリ

「ん〜、そうだな、もっと魔王城に来る事!」

「……へ?」

 自分でもわかる、間抜けな声が出ていると。

「だから、もっと魔王城に来る事!」

「……それで良いのか?」

「うん、シュン最近来てくれないんだもん」

「……わかった。それで頼むわ、じゃあな」

 まだエリスを抱えたままだったので、転移で帰る。

「エリス、今日はみんなで寝よう」

「……うん」


 飯を食って、ミサに事情を説明し、アイテムバッグ経由でベッドを運び込み、今日はエリスを挟むようにして寝た。

自分でもあのゴミ屑野郎は気に入らなかったので、破壊しちゃった☆

許してヒヤシンス(*´꒳`*)

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