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ニヤける出来事と依頼

あー、思いつきで始めたものですから、ちょっとネタが……\(^o^)/

今回から少しほのぼのとした感じになります

 エリスが起きたので、エリスを連れて行く。

 魔王城を出ると、バッタリミサと出会った。

 すると、ミサは泣きそうな顔でこちらに、

「ああ、旦那様!エリスちゃんが……ヒック……エリスちゃんが居なくなってしまいました!うぅ……どうしましょう……どうしましょう……」

「ああ、ミサ。言いにくいんだけど、エリスならここにいるぞ」

 エリスが俺の後ろから出てくると、本気でミサが泣き出してしまった。

 流石に人前で泣かせる訳には行かないので、転移で家に帰って来た


「で、ピクニックしてる途中に霧が出て来て、それを吸い込んだら眠ってしまって、エリスだけを連れ去ったと……やっぱり国ごと破壊しとけば良かったかもな、行ってくるか?」

「いいですよ!エリスちゃんが帰って来てくれただけで……」

「そうか、なら良いんだ」

 今度俺の家族に手を出したら許さねぇ、一匹残らず破壊してやる。

 おっと、知らぬ間に威圧してしまったらしいな……引っ込めないと。

 そこで、創造神からスマホに連絡が来た。

「んあ?なんだ?」

「ちょっと来とくれ、話があるんじゃ」

 話って何だろうか?まあ軽い感じだったし、そう大変なことでもないだろう。

「ミサ、ちょっと出かけてくるわ」

「はい、行ってらっしゃい。旦那様」

「ああ、行ってくるよ」


 神界に着くと、創造神が神妙な顔で話しかけてきた。

「お主、あの時何を召喚したかわかっておるか?」

「ん?ヒュドラの事か?」

「違うわ!あの渦の事じゃ!」

「ああ、その事か」

「あれはなぁ、イビルサイクロンと言って、かつて……1万年前かの?取り敢えず、種族に見境なしに襲いかかった災厄じゃ。そやつは、全満期のワシでも封印するのが精一杯だったのじゃ……そして、そやつは今の今まで少し足りとも力を落として居ない、その事が分かるか?」

「ああ、つまり、創造神が苦戦した相手を俺が体内で飼ってるって事だろ」

「そんな呑気に言っておる場合か!彼奴は全ての負の感情が集結した、いわば負の根源じゃ、そやつを体の中で飼っているということは、お主にも影響が出てもおかしくないんじゃ!何か異常はないか!?」

「ないぞ?って言うか、その何とかサイクロンは俺の身体の一部だからぞ?」

「なぬっ!?……そうか、それならば仕方ない。じゃが、決して暴れたり意識を乗っ取られたりするんじゃないのじゃぞ!絶対じゃぞ!絶対絶対のぜ〜ったいじゃぞ!」

「しつこいわ!分かったって。だから家族とほのぼのさせてくれ」

「うぅむ、本当に絶対じゃぞ?さもなくばワシがお主を消すことになりかねん」

「そこは気をつけるよ。忠告ありがとよ」

 そうして俺は神界を後にした。


「ただいま、今帰ったぞー」

「あっ、おとうさま。おかえりなさい」

「旦那様、おかえりなさい」

 ミサとエリスが笑顔で迎えてくれた。

「勇者の事もひと段落ついたし、せっかくだから旅行行かない?」

 何となく提案してみた。

「……あの……その……」

 ミサがモジモジしながら何か言いたそうに上目遣いに見てくる。

「おとうさま、さっきおいしゃさまにみてもらったら、おかあさまがおめでたですっていわれてたよ?おめでたってなぁに?」

 ……え?おめでたって、早くね?まだ16歳と15歳だぞ?

「マジで?」

 ミサは下を向きながら頷く。

「おぉぉ……」

 何か、嬉しくて恥ずかしい気持ちが……でもやっぱり嬉しい!

「やったぞ!ミサ!」

 思わず正面からミサに抱きついてしまった。

 エリスもよくわかっていないながらも一緒にミサに抱きついた。

 ミサは顔を紅く染めながらも、嬉しそうに笑っている。

 となれば、赤ちゃん用のベッドとか、色々と必要になってくるな……何買えば良いんだろうか?悪いけど、そこはミサに任せるしか無いな。

「じゃあミサ、俺はちょっと金を稼いでくるわ」

「で、でも……危ないですよ……」

「大丈夫だって、俺これでも神なんだぜ?神がそんな簡単にやられればこの世界なんてとっくに滅びてる」

「うぅ、でも、絶対に帰ってきて下さいね?絶対ですよ?」

「わかった、約束だ」

 行ってくる、そう言って冒険者ギルドに向かった。


 冒険者ギルドに入ると、自分より下を見る目がいくつかあった。

「おいおい、兄ちゃんよ、お前みたいな田舎のガキがこんな所に来るもんじゃないぜ?」

 肩を掴まれてそう言われた。

「ウゼェんだよ、ぶっ殺されない内に消えろ」

「ああ!?力の差を理解してねぇみてぇだな!おい!やるぞ!」

 すると、さっきまで椅子に座っていた3人がこちらに向かって来た。

「へへっ、格ってやつの違いを見せてや……」

 言い終わる前に殺気をまき散らしたら、一瞬で出すもん全部出して白目を剥いて倒れた。

「力量測れないお前がバカなんだよ」

 受付に向き直ると、皆んなめっちゃ震えてた。

「やっべ、やり過ぎたか」

 しばらくはどうにも出来そうにないので、依頼を探すことにした。


 お?何だこれ、お嬢様のダンジョン護衛依頼?えーっと、つまりは、何も知らない貴族の令嬢がダンジョン行きたいって言って聞かないから、せめて臨機応変に対応出来る冒険者に依頼したいと……俺には向かないかもなー……報酬高いけど……他の依頼を探そうとした時、

「貴方が私の護衛を受けてくれるのね!」

 後ろを見ると、ゲッソリとした騎士と、薄紫の髪と目の12歳ぐらいの元気な女の子が……。

 うっわ、最悪なタイミングで護衛対象が……

「いや、俺は……」

「早く受けなさいよ!さっさと行くわよ!」

「いや、だから俺は見ただけで受ける気なんかないの!」

「なあんだ、なら最初っからそう言いなさいよね」

 駄目だ、こいつ人の言う事全然聞かない感じだ。

 はあ、面倒くさいから無視して他の探そ。

 お!良いやつ発見!ダンジョンの60層のボス、ドラゴンの鱗の採集、金貨100枚。

 受付に持って行くと、いち早く復活した犬耳の人が処理してくれた。

 じゃあ行って来ますか。

ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

↑作者の心の中です(滅茶苦茶慌ただしい)

新しく作品書き始めました。

『転生させて貰ったら、女の子になってた。でも頑張って生きる』です。見てやって下さい。

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