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ちょっと神獣呼ぶわ

この世界の通貨は、

銅貨=10円

銀貨=100円

大銀貨=1000円

金貨=10000円

白金貨はくきんか=100000円

です。

今回ポチが出ます。決して!決して忘れていた訳では……

「んで、仕事は終わったから帰っていいか?」

「そうじゃの、帰っていいぞ……あ、待った待った、これを渡しておくから、ワシが呼んだら神力を流して応答しとくれ、まあ、いわゆる通信機じゃな」

 そう言って、スマホに似た物を取り出し、俺とミサに渡した。

「おお、サンキュー。じゃ、また今度」


 戻ってくると、セシルがすぐそばに立っていた。

「あれ?早かったですね、シュン様」

「……え?」

 ちょっと待て、俺たちどのぐらいあそこにいたんだ?

「なあセシル、俺たちどのくらいで帰ってきた?」

「えーと、1分程でしょうか」

 ……俺、神界に20分ぐらいは居たはずなんだけど、時間の進み具合が違うのかな?

「そうか、ありがとう」

「いえいえ。ですが、何故奥様がご一緒なんですか?」

「ああ、ちょっと色々あって、ミサも神になった」

「ええっ!?神様夫婦ですか……エリス様はとても凄い方ですね……」

「「確かに」」

 まあ、そこは自分が特別でも、親の権力を降りかざすようなバカ貴族とかにならないようにしないとな。

「じゃあ俺はエリスを呼んでくるわ」

「「は〜い」」


 エリスの部屋に行くと、エリスが誰かと喋っている声が聞こえた。

「エリスー、開けるぞー」

 ドアを開けると、買ってあげた人形達と、精霊達がエリスと話していた。

「あっ、おとうさま。おにんぎょうさんとおしゃべりできるようになったの」

 ニコニコしながら俺の前でフクロウのぬいぐるみを抱きしめていた。

「へー、おい精霊、これ何があった?」

『精霊じゃない!私にはエリスちゃんが付けてくれたローズって名前があるの!……で、これはスキルね。この歳でスキルを使うなんて前例がないわ、あんた親なんだから何か知らないの?』

「ああ、俺が禁術でエリスにステータスを付けた」

『……はあっ!?あんた禁術なんか使ったの!?ああ、創造神様に何て言われるか……あんた、絶対に断罪されるわよ?』

「大丈夫だろ、俺も神だし」

『……あんた、創造神様に認められたの?』

「ああ、破壊神になった」

『は、は、は、破壊神!?うわー!殺されるぅー!!』

「殺さねえよ!あとうるさい」

 殺気を精霊……ローズか、ローズにあて、気絶させる。

「エリス、ちょっと付いて来てくれ、色々説明するから」

「うん!」


「エリス呼んできたぞー」

「はーい、旦那様……って、えぇ!エリスちゃんの周りにいる可愛い人形は何ですか!私も欲しいです!」

 欲しいのか、でも、これスキルだしなぁ……無理じゃないかと言う事を伝えたら、ミサはとってもガッカリしていた。

 マジで欲しかったんだな、今度何か買ってやろ。

「はいはい、説明するぞー」

 まずは、俺たちが神になった事からだ。

「まず、エリス。お父さん達は神様になった」

「おとうさまたちかみさまになったんですか?すごいです!」

 目をキラキラさせながら抱きついてきた。

「おっとと、でもエリス、お父さん達が神様だからって威張っちゃダメだぞ」

「いばるってなぁに?」

「そこからか……うーん、他の人達に自分の事を自慢したり、その事を利用して物を取ったりする事だ」

「じまんってなぁに?」

 説明する度なぁになぁに〜って聞いてくるから、夕方になってしまった。


「つっかれたぁー!」

「お疲れ様でした、旦那様」

 子供に意味教えるのってとっても大変なんだな……まあ、教えられたのは威張る事と、自分の力を過信する事だけだった。

「明日はまた魔王軍行こうかと思うんだけど、エリスとどっか出かけてもいいぞ?はい、金貨50枚な」

「ありがとうございます♪」

 何を買おうかなーとか、何食べようかなーとか、明日のことを考えているようだった。

 俺はシチュー作って食べて寝た。


「ぁ〜あ……うおっ」

 ミサの寝顔がすぐ側にあったので、びっくりした。

 でもやっぱり可愛いかった。

 寝顔をニコニコしながら見ていると、ミサが起きたため、エリスも起こしに行こうとしたら、精……ローズが起こしたらしく、欠伸をしながら起きてきた。

 今日の朝食は、パンとサラダとベーコンに似た魔物肉だ。

「じゃあ、行ってくるわ。お母さんと仲良くするんだぞ〜」

「うん!わかった」

「行ってらっしゃい」

「家事は任せて下さいねー、ここのメイドですし」

 セシルは、メイドに憧れていたらしく、自分の魔力で作ったらしい。

 俺も自分で作れるかなと思って魔力を込めたら、間違えて神力を使ってしまったらしく、漆黒のフード付きローブが出来上がった。

 あまり目立っても嫌なので、出かける時はこのローブを着ることにした。


 魔王城に行くと、門番のおっさんに警戒されてしまったが、フードを取って素顔を見せると、なあんだ、お前か、と言って通してくれた。

 魔王城に入った後も、魔王以外には不審な目で見られてしまった。

「やあ、シュンか、午後に勇者が来るみたいだから、迎撃ヨロシクね」

「ああ、それは良いんだが、どうしてお前らはそんなに呑気でいられるんだ?」

「そりゃあ、決まっているだろう?君がいるからさ、亜神くん」

「あー、そう言えば言ってなかったな、俺、破壊神になったから、必要とあらば宇宙1つ消せるぞ」

「ええっ!?破壊神かい?何と無くわかるけど、どんな神なんだい?」

「まあ、創造神が作ったものを壊したりとか、創造神の依頼とか……それ以外見当たんない」

「す、凄い地位についたんだね……じゃあ、君の魔王軍特殊部隊は、魔神軍でも良いんじゃないかい?」

「いや、それだと魔王軍と同盟を組んだ軍みたいじゃないか、俺は魔王軍の中の部隊が良いんだよ」

「わかった。言葉遣いは改めた方が良いかい?」

「お前そんな事出来ないだろ、出来たとしてもやらなくていい」

そこで、俺たちは解散となり、勇者が攻めてきた時は、金が5回なるとの事だ。

家の庭でスキルでも試すか。


「じゃあ、まずはこれだな。『神獣召喚(テオス・ゾーオン)』」

神力と魔力を目一杯込めると、生気のないヒュドラが出てきた。

異変を感じたポチが駆け寄って来たが、問題ないとなだめると、エリスの部屋へ帰って行った。

「これは、憑依を使えって事でいいんだよな?……『憑依』」

すると、一瞬視界が暗転し、1秒も経たないうちに目が18個になっていた。

なんだか、元々この体だったかの様に自然と馴染んでいる。

「ほうほう、で、戻る時はその体に憑依すると。中々面白いスキルだな」

ミサ達は帰って来ないし、暫くスキルの検証をしていた。

投稿遅くてすいません。

ゲームに熱中し過ぎました。

こんな作者でもブクマしてくれる人がいる……ありがとうございます(´;Д;`)

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