表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/16

七話 嫌らしい新戦力

「俺、ゴキブリになりますってタイトルありそうでないよな」


俺が遠い目でそんなことを言うとポリスメンは首肯で返す。


「あーきーせーくーんー!」


と宣う御仏を華麗にスルーしつつ人間に戻る。勿論、示し合わせた訳でもないがポリスメンも人間に戻った。そして同じ物に手が伸びる。


「…こう見るとただなゴキブリだな」

「ああ、ただのゴキブリだ。可愛くなんて、ない」


互いの手に握られているそれをお互いに見やりそしてまた遠い目をする。


「なぁ、リア充って、爆発すべきだよな」

「狩らせてもらう…その触覚ごと」


そしてそれは殺戮の噴霧器はシュー★とスタイリッシュな唸りを上げた。


「ちょ、それゴキ●ェット!?洒落になら…のわぁぁぁぁ!!!」


耳に響くはゴキブリの断末魔。

手にするは無双のリーサルウェポン。


「しくったな、詠唱すれば良かった。アンリミテッド・ミストワークス的な」

「体は…っと、なんか不味いような気がしたぞ。具体的に言うと詠唱したらテンションが上がり過ぎてフィールがヘブンに召されそうだ」


流石外国被れのポリスメン。発音が微妙にウザい。


まあ、結論今回学習したことと言えば。


「「汚物は消毒だァァァ!!」」


案外、帰宅部は世紀末ってるということのみだった。


チャンチャン。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ