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五話 対戦前!?

登校。

それは帰宅部にとって大きな意味を持つ。

帰宅部は帰宅するために登校する。

つまり登校しなければ帰宅とはならないのだ。帰宅する為に登校するのだ。

故に。


「いっけな〜い遅刻遅刻〜!!」


俺である。

遅刻遅刻と口では言うが、時速九十キロほどで歩行している。

それは最早歩きではない、と誰かは言っていたが正直知らん。

あ、勿論口にはトーストを咥えている。

そして曲がり角ーーッ!!


人影を視認する。

瞬間ブロック塀を足場にー。


「ッ!!?」


人間魚雷。

さっきのは企業戦士だったらしい。

目を白黒している。

キラーとも言う。

とー仮面ライ●ーが見えた。

もう一度言う。仮面ライ●ーがいた。


「おーい秋瀬〜!!」


確定だ。こいつ和尚だ。

あいつは想像だけで変身出来る。

ただ、想像力がない為に変身出来るのは蛇と仮面ライ●ー位だ。

乏しいナー。


それから目を外し。


「おっと、車か」


タクシーが目の前に迫っていたがー。

人間魚雷で割いた空気を足場にして更に跳躍、跳躍、跳躍!!


「あ、やり過ぎた」


地球は青かったよガガーリン。


◆◆◆


「と、言う事があってだな…」


場所は変わって生徒指導室、帰宅部の部室だ。


「優雅な登校だな」


と、半壊した部室で足を組みながら紅茶を嗜むのはポリスメン。今日もハンサムなナイスガイである。


そしてー顔を蒼白した和尚が来た。


「大変だ…」


半壊した部室に緊張が走る。

こういうイベントがあると大抵危険な事が起こると理解しているが、さて。


「ゴキブリが出た…」


なんだ、そんな事か。

一瞬でポリスメンとアイコンタクトをとるとゴキジェッ●を持ち。


「ゴキブリの巣に帰宅するぞ」

「辻帰宅戦だ」


俺たちはゴキブリの家に帰宅する運びとなった。

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