近隣諸国の独裁政権
呂布、華雄と博華と曹操が海上で戦っている中、近隣諸国は「武力による侵攻でありこれは粛正対象だ」そう報じていた。
「我々はミカニカイザルック共和国と敵対します」という声明を出した。
これによりミカニカイザルック共和国の政府は、混乱していた。
「これはどういうことですか?大統領」
「徹底交戦の形を出してきましたぞ」
「眠れる獅子を呼び起こしてどうする気ですか?」
「これは由々しき事態ですよ!」
「謝罪を要求します」ミカニカイザルック共和国は、慌ただしいかった。
「私は、決して撤回は致しません」
「そもそも、あの国家は、戦争に勝ったことないんです!私はそれほど脅威には感じてません。自分の姿勢が間違えてるとは思いません!同調圧力にも程がありますよ!貴達」大統領は、今叫んでいるものを一蹴し、反感を買った。
「それは、我々と敵対するということですか?大統領!」
「大統領!」
「独裁をなさる気ですか?」
「大統領!」
「大統領!」
「馬鹿に話すことはありません」
「お話は以上です」
「大統領!」
「大統領!」政府内は、荒れた。
(これでよかったんですよね?私は・・・・いえ、私は国のトップ。下を向いては示しが尽きませんね)大統領は、自分を鼓舞した。
それは、ミカニカイザルック共和国の国民の反感を買い、デモは一層強くなった。
「大統領は、辞任しろー!」
「大統領こそ!非国民!」と大勢のデモ隊が騒いだ。
それを元譲達は、宿で見ていた。
「人間は、足並みが揃わないのは、考えが歪んだ人間だ。大量にいるからなのかなー?どう思う。葉智璢達」元譲は、尋ねた。
「私達は、別世界の元譲にあってないからわかんないけど、近隣諸国に逆らえない人間が、同調圧力してるだけでしょ。それほどミカニカイザルック共和国が怖いと考えてるいい証拠だと。私は思うね」
「グローバル化になって新しい思想は、出てきた。しかし、それに伴って失われた部分はあるんだろうね」葉智璢は応えた。
「元譲お母さんは、この国をどう思うの?あっちの世界の話ではないんだから、ほっとけば?」祖逖は、元譲にそう告げた。
「しかし、野放しもできないと思うのですよ。マスター我々のこれからの暮らしにどう変化していくのか?これからの行く末が掛かっていることですから。決して他人事ではないと私は、思います」清美は、祖逖を指摘した。
「まー考えても答えができるわけでもないし、意見の相違くらいは、同じ人種でも起こるのに違う人類ならもっとあるに決まってるんだから。荒れても不思議じゃないよ。後は、自分がどうしたいのか。貫くだけ!違う?そんなもんよ人間なんて」シスカは、元譲達にご馳走を持ってきた。




