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週刊3位 アーマードガールズ Lightning or darkness  作者: 山田ケーニヒ


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近隣諸国に鉄槌を


「これからどうするの?曹操は」元譲は、尋ねた。


「知れたこと。同調圧力を仕掛けてくるもとを断つ!デモ隊の連中は、政府に逆らえないから仕掛けるのだ!ならそれが無くなればどうなるか?やってみる価値ある」曹操は、戦う決意を示した。



「それが、正義と信じてですか?なるほど、人間は、死なないと治らない人と死んでも治らない人に分かれてるからね。物は試しって言葉もあるしね。わかった。特別な武装にするよ」元譲は、曹操に改造を施し、最終決戦仕様の重武装に更に手を加え、全高三十センチの脳波で発射出来る小型の巡航ミサイルを五門搭載し、ジャネットは、大口の真神をモチーフにしたものにし、接近武器として、ヒートショーテルを搭載し、肩には魏の紋章をつけた大型機体にした。挿絵(By みてみん)


「これでよし!これで殲滅できるでしょ。多分」元譲は、大掛かりな改造を曹操に施し、ベッドに横になった。


「ありがとう。元譲!では、参る」元譲は、ジャネットを展開し、音速を超えた速度で、隣国に侵攻した。



 しかし、その途中で呂布、華雄が率いる大量の量産型アーマードガールズが、立ちはだかった。


「邪魔だー!」曹操は、ヒートショーテルを振り翳し更に加速した。


「甘いわ!トイレ将軍!」呂布は、曹操の攻撃を戟で受け止めた。


「なぜ!邪魔をする!私は、全てを終わらせるために向かっているのだ!」曹操は呂布に叫んだ。


「お前がデモのもとを断つだと?貴様が?」呂布は笑った。


「近隣諸国を攻めたら間違いなく親玉が出てくるそうなれば、益々ミカニカイザルックは戦争になるぞ!デモ隊の話を真面目に聞いてない証拠ではないか!この傑作将軍」呂布は、戟で曹操を押し出し、海へ蹴り飛ばした。


「ミカニカイザルック共和国は、近隣諸国の中では最強であるのは、間違いないだろう。その力を誇示すればミカニカイザルック共和国は、脅威と断定され逆に消されると何故わからんのだ」海落ちた曹操に呂布は戟を振り翳し突撃した。


 曹操は、海中から目を覚まし、海中で呂布と激しい鍔迫り合いになった。


「ミカニカイザルック共和国を自国を危険に晒すような真似をすると思うか?第一だ。あの国は、そこまで馬鹿ではないだろうぜ」呂布は、曹操を海上へ蹴り飛ばした。


「共産主義者の戯言を黙らせるために動いてるつもりか?曹操」呂布は、曹操に尋ねた。


「だったらどうすればいいんだ!どうすれば、人間は、大人しくなるんだ!」曹操は、行き場のない怒りを呂布にぶつけた。


「我々は、兵器だ。感情のある兵器だ!戦争をするとミカニカイザルック共和国は、一言でも言ったか?言ってないだろう!そこを履き違えるな!トイレ将軍!」呂布は、曹操を再び海へ殴り落とした。


 

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