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週刊3位 アーマードガールズ Lightning or darkness  作者: 山田ケーニヒ


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双方に正義はない


「侵略され続けた国の機体を何故?作ろうとされたのですか?元譲は?」葉智璢は、元譲に尋ねた。


「手厳しいことをいうね。葉智璢は、私の趣味がそうさせたってのが、やはり大きいかな。日本の武将シリーズは私よりは、真希の方が詳しいし、テイルズリボック社は、それこそ、グローバル国家って言っていいほどの絶大なものだった。我々人間を使った繁殖出来る兵器を作ろうとしたから、我々は、戦った訳だし。正直に白状するけど、アーマードガールズがいないと人間のバランスは、保てないまである」元譲は、過去を振り返りながら葉智璢の問いに答えた。



「つまりは、我々、アーマードガールズは、人間のバランスを保つ為のバランサーってわけですか?なるほど、考えもしなかったですね」葉智璢は、自分達の過去を振り返った。


「確かに思い返してみれば確かにそうですね。それは、伊藤博華さんとて変わらないですね」葉智璢は、ふとアーマードガールズの伊藤博華について思い出した。



「抑止力と言えば、呂布や華雄は、適任な機体ではある。悔しいけども、本当の正義は、人間の抑制剤になる事なんでしょうね。誰かが悪事を働く、誰がそれを止める。簡単な図式ではありますが、悪事を無視して、止める側を止めるって意味わかんないよね?人間って不思議です」葉智璢は、元譲に聞いた。



「そうだね。確かにそういう節は、あるよね人間絶対。弱みでも握られてたら人間は、そうするかもね。基本的には、弱みを他人には見せないは、外交の基本だしね。弱み握られてたら、外交もくそもないわけで、アーマードガールズ達のおかげで外交がうまくいってるわけだから、兵器は、ありがたい存在だよ」


「兵器という抑止力があってこそ、平和を維持ができる訳だしね。ありがとう、元気でたよ。刹那も龍牙も外交目的で向かい戦死したから、名誉なことかもね」元譲は、前向きに考えた。



 それを伊藤博華は、元譲達が住む宿の窓から聞き耳を立てていた。


「やはり、中国武将のモチーフは、他国からの侵略を受けた歴史すら引き継いでいるわけか・・・」


「興味深いな」


「さてと、私も外交といきましょうかね。」


「そして、物騒なものをしまってくれるとありがたいのだが?曹操水葉に確か、清美だったな。大会以来の顔ぶれだな。また暗殺でもするのかね?私を」


 曹操と清美は、博華に向けていたマシンガンを下した。


「これからどこに?」曹操は、博華に尋ねた。


「呂布のところに行く予定だ。なーに死にに行くわけではないよ。私もデモ隊達の一件を見ていたからな。本当に悪事だったのか?この目で見たいだけだ」博華は、そう言いながらジャネットを展開し空を飛んだ。


 

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