表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
週刊3位 アーマードガールズ Lightning or darkness  作者: 山田ケーニヒ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

21/23

アーマードガールズ達の覚悟


 幸村が、真希のもとに戻ってきて三日が過ぎ、真希は、今まで幸村がいなかった分の幸村成分を補充するので、忙しいそうにしていた。


「戦わない日も、いいものですねー」幸村は、エネルギー補充用のドリンクを飲みながら、窓から見える景色を、くつろいでいた。


「確かにいいものだなー」とその隣に座って曹操は、酒を飲むかのようにエネルギー補充用のドリンクをますに入れて飲んでいた。


 甄姫は、エネルギー補充用のドリンクを曹操の枡に注いでいた。


 その様子を元譲は、遠くから見て和んでいた。


(アーマードガールズっていいねー。ああいう姿を見てるのが好きだわー)と思いつつ、清美達のメンテナンスをしていた。


「ごめんね。元譲お母さんにやらせちゃって」祖逖は、なんか、申し訳ない表情を見せた。


「いいの。いいの。私は、メカが好きでやってるから」


「はい!完成」清美達のメンテナンスを元譲は、終えるとベッドで横になった。


「てか、呂布達のメンテナンスって誰がしてるだろう?」元譲は、ふと声に出した。


「してみれば誰だろうな」曹操がそれに反応した。



「いいではないですか?誰でもあの野蛮ガールのことなんて」甄姫は、興味ない様子だった。


 その理由は、前の世界で呂布に破壊されそうになっていたからだ。


「私に心あたりがある」幸村が応えた。


「私と少し似た同機体を大統領は、連れていた」


「おそらく、別な世界のマスターではないかと私は、思う。どことなく大統領は、雰囲気は、真希に似ていた」その幸村の発言に周りの空気が凍りついた。



「元譲の次は、真希か。いや、その可能性を考慮してない我々に落ち度があるか」曹操は、真剣な表現になった。


「別世界の私?つまり、この世界にわたしが二人いるの?」真希は、戸惑った。


「向こうの真希は、今ここにいる真希よりも好戦的だ」


「危険な匂いがする。現に会議場にいた政治家連中は、皆殺しにしている」



「あやつは、必ず倒さなければなるまい」



「そこでマスター私を改造してくれないか?今のままでは、向こうの私には、勝てない」幸村は、真希に土下座して頼み込んだ。


「わかった。今すぐやるよ!お姉ちゃん工具借りるね」


「幸村、貴女を最終決戦仕様にしてあげるからね」真希は、幸村を手に乗せて机に寝かせ、改造を始めた。


「私も、前の最終決戦仕様でも、今の呂布には勝てない。元譲!私も改造してくれ」曹操まで、元譲に頼み込んできた。


「わかった。ただ、工具が・・・」元譲は、困った表情を見せると、ドアをノックしてシスカが、工具を元譲に見せつけて「私の使えばいいじゃん。馬鹿ね。マイハニー」とシスカも手伝うという条件で曹操の改造に着手した。


 

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ