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週刊3位 アーマードガールズ Lightning or darkness  作者: 山田ケーニヒ


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こんな奴を許してはいけない


 呂布は、目を覚ました。


「エネルギー充電完了か。さてと、出撃といくか」呂布は、張り切っていた。


「メンテナンスは、しておきましたよ」大統領が和かに呂布に伝えた。



「確かに身体が軽い。感謝する」


「では、いくとするか」呂布は、ジャネットを展開させ、窓から外に飛んでいった。



「曹操様!お気をつけて」甄姫は、曹操の無事を願った。


「私には、君がいてよかった」曹操は、甄姫を抱きしめキスをした。


「では、行ってくるとしよう」曹操もジャネットを展開し、窓から外に飛んでいった。


「元譲、貴女は、何のために我々を生み出したのですか?」甄姫は、元譲に尋ねた。


「私は、戦争孤児だ。妹はいるけど、両親を知らない。多分、同じ気持ちを持つ人を増やしたかったんだと思う」元譲は、甄姫の問いに真剣に応えた。



「さてと、行くとするか。私も」伊藤博華もジャネットを展開させ曹操の後を追う様に窓から飛び出して行った。



「この気配は、遠くからでもわかる!伊藤博華か!わたしも出撃するか」華雄もジャネットを展開させ窓から外に飛んでいった。



「争いのない世界を作るとは難しいものだな。どこかが必ず戦場になる」


「それが人間の運命なら受け入れるしかないか。お姉ちゃん」大統領は、仮面を外し、姿を見せた。正体は、別世界の三鶴城真希だった。


「大統領、おられますか?会議の時間です」関係者がドアをノックした。


「今行く」真希は、仮面をつけて大統領として会議に出席した。


「これは、どういうことですか!大統領」


「一度は我々を救ったアーマードガールズ同士が戦い国中は、混乱してますぞ」という声が上がった。


「彼らは、感情を持った兵器です。会話は、小さな外交に過ぎません!我々と同様に」


「確かに野蛮な手段という人もこの中には大量にいるでしょう」


「納得いかないことの一つや二つあります!」


「それは彼らだってわかっています」


「だからこそ、戦いなのです」


「正しい、違うは、この様な話には、不要。あるのは納得出来なければ戦うしかない」


「その為にアーマードガールズ達がいるのです」


「ですので、血のバレンタインと参りましょう!」


「繁信!」大統領は、叫んだ。


 その瞬間、天井を壊し、一機のアーマードガールズが、全員の前に現れた。


「繁信!こいつらを始末しろ!」大統領は、命令を下すと


 彼女は、大量の銃火器を両腕に展開させ全弾発射し、関係者を皆殺しにした。


「これが、兵器の正しいあり方!」


「人間は、やはり残酷な一面こそ、本性ですね。繁信」と大統領は、その場を立ち去った。


 


 

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