全体像は、見るべきだ!
曹操は、元譲に改造をしてもらっていた。
「どう?曹操」元譲は、曹操に尋ねると彼女は、笑いながら「問題ない。右腕もしっかり動く」と応えた。
すると、そこに甄姫が、曹操に会いに来た。
「曹操様、少しよろしいかしら?」甄姫は、真剣な眼差しで曹操を見つめた。
「甄姫か。どうした?」曹操は、甄姫に尋ねた。彼女は、少し憤り見せながら「曹操様!呂布と曹操様の話を聞かせて貰いました。彼は、天下泰平というお言葉を使ったそうですね?」と曹操に尋ね返した。
「確かに言ってたな。それがどうした?」曹操は、甄姫に尋ねると彼女は、曹操が寝ている机を両手の手のひらで思い切り叩き「私を破壊しようとした奴が、天下泰平を口にするとは、自分が、平和主義者といいたいんですかね?呂布の奴は!」
「私は、一番それが気に入らない!」
「あいつが平和や天下泰平を口したと思うと暗殺したくなります!曹操様も曹操様です!何故、言い返さなかったのすか!私は、それが一番悲しいです。私の意向は、無視なさる気ですか!」と曹操に怒鳴った。
「してみれば、そんなことがあったな。我も忘れていたよ。済まないな甄姫。君の事を無視してるわけではない。私も必死だったのだよ」曹操は、甄姫の頭を撫でた。
「曹操様は、ずるいですよ。私の心は、救われたあの時からずっと気持ちは、曹操様のものです。それをお忘れなき様に」甄姫は、曹操にそう言ってどこかに出かけて行った。
「私は、一人で戦っていたみたいだ。私を思ってくれているアーマードガールズもいることを幸せに思う。今更か」曹操は、少し切なそうな表情を元譲に見せた。
「いいじゃん。気づけたんならさ。私は、曹操が羨ましいよ。私は、相棒を失ったからさ」
「未だに帰ってくるじゃないか?・・・なんて考えてたりするけど・・・・・また、目の前から姿を消してさ」
「自分なんて、そればかり考えるよ」
「趙雲離れ出来てない自分が弱いのは、知ってるんだけどね」元譲は、曹操に愚痴を溢した。
「趙雲刹那は、強かったよ」
「最後の最後で一緒に戦えたことに誇りを持っている」
「だからこそ、どうあるべきなのかを考える必要がある責任があるわけだ」
「私も、兵器であるが、そう対して強くもない。私も弱い」元譲を曹操は、慰めた。
「弱い人間である私が作った兵器は、弱いか・・・それもそれでどうなの?っては思うけど、今は、それが救いかな」
「曹操は、いなくならないよね?」元譲は、不安そうな表情を曹操に見せた。
「私の命も永遠ではないからな。ただ簡単に倒されない」
「その気持ちでは、いる」曹操の姿は、勇ましく元譲には、見えた。




