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週刊3位 アーマードガールズ Lightning or darkness  作者: 山田ケーニヒ


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汚点を消し去らないといけない

汚点を消し去らないといけない

 呂布と華雄は、ミカニカイザルック共和国の大統領の宅に来ていた。


「大統領にお尋ねしたいことがあります」


「なぜ、人間達を粛正しないのですか?」呂布は大統領に尋ねた。



「汚点を増やすのか?我々は、再び闇に葬らないといけないのか?それだけは避けたいのだが」大統領は、答えた


 その発言に華雄は、大統領を殴った。


「大統領が生ぬるいことしてるから、人間がつけあがるのです!恐怖を教え込むのも我々、兵器の仕事ですよ!それを執行なさらないとは、随分な腑抜け具合ですね!大統領」再び、大統領を華雄は、殴った。


「人間の限界を我々、兵器が教えてやる!人間は、狩猟民族から始まり、言語が発展してきた。だが、そのせいで考え方の違いが生まれてきたのだ!我々が全ての人類祖先と勘違いした。それが事の発端だ!蓋を開けてみれば、自分達とは、違う思考を持った。生物が存在していることに気づいた生物が取る行動は、一つ!気に食わなかったら戦う!これが生物の共通する思考!そんな奴らが平和だと!できる訳がないのだ!そもそも、別な生物だからな!一緒に行動できるはずがないのだ!それを認識してないのが人間という種族なのだ!それが何故、わからんのだ!大統領!」華雄は、大統領を殴った。


「我々は、理解するべきだったのは、違う生物と認識する事だったのか・・・」大統領は、気絶した。



「我々は、兵器としての義務を果たそう!」


 呂布は、ミカニカイザルック共和国の国民達を全て集め演説を行った。


「聞けー!お前たち!これより呂布様の演説を行う!心して聴くがいい!」華雄は、叫んだ。


「我々、アーマードガールズがこれより人間の歴史について教えてやる!我々は、人間に作られたロボット兵器である!しかし、それを生み出した人類の愚かさを知り、我々は、ここに立った!人間の祖先は、狩猟民族だった!狩りをして生活していたのは言うまでもない。しかし、ある時、他の島にも同じ似た生物が存在した。周りは自分達しかいないと思い込んでいたから致し方ない。それはいい!

しかし、別な生物の存在を確認してから、生物が思うことは、ただ一つ!恐れだ!そうだ!あれは、排除しないといけない対処なのだと思うのは、至極当然の反応、それが他の生物を倒そうする気持ちに変わるのだ!それで発生したのが戦争だ!我々兵器が必要なのは、恐れを緩和する抑止力だからだ!人間は、臆病なのは、脅威と感じる心があるからだ!差別だのなんだのと言っている連中は、まるで、そのあたりを理解していない!いい証拠である!脅威だから排除!脅威だから排除!それを続けてきたのが人間の証なのだ!人間は、汚点まみれの世界でしか生きられないようにできているのだ!我々!それを除去する為に存在するのだ!」呂布の演説は、周囲を圧倒した。


 元譲は、ただ、黙って聞くほかなかった。

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