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【飽き性には厳禁】地獄の執筆祭り!!

 こんばんは皆さん、白神天稀です!

 早いものでもう4回目の記事を書かせて頂いております。


 まあ三日坊主の自分ですからいつまでこれが続くかは分かりませんが、何となく「久々に短編書きたいなぁ」ぐらいのモチベーションは上がってきたので中々好調なスタートではないかなと思います。


 そんな僕ですが、これでも最初の2年間は文字数だけならまともに執筆しておりました。

 うっ、嘘じゃねぇよ!!?(´;ω;`)


 今では以前の投稿ペースや時速文字数は失いましたが、当時は8000文字の回でさえ1日で書ける程度の能力はございました。

 文章力語彙力は未熟でも単純な執筆投稿の体力は全盛期と言えるでしょう。



 ということで今回は僕が過去に自分へ課した『強制執筆地獄』の詳細について語らせて頂こうと思います!


 それではまず、この『強制執筆地獄』について解説させて頂きます。


 こちらは毎日行っていたものではなく、週末の1日や連休の間などにひたすら小説を書けるよう自分自身へ執筆の縛りを課した企画でございます。

 当時は『地獄の執筆祭り』とも称しておりました。



 そんな祭りの概要がこちら↓


【地獄の執筆祭り】

 ・開催日は休日1日

 ・食事、排泄、睡眠以外の時間は全て執筆へ使う

 ・エナドリやコーヒー、リポDを使ってトランス状態へ

 ・だいたいは昼過ぎか夕方(当時の起床時間)に始め、翌日の日の出を拝むまで缶詰め状態で部屋に籠る



 うん、内容だけ見ればすっげぇハード♡


 まあこれの開催がハイペースに出来てたらそれなりの作品も出来上がったのかもしれませんが、毎回この企画で体調ぶっ壊していたので高頻度での開催でも月一が限界でしたね泣



 ですが、この企画を行っている平均して5万文字程度書いておりました!!

 最高では1日に12万文字まで書ききったこともございます。これを行ったことで、僕の総執筆文字数は現在まで200万文字近くまでのぼりました!


 高校から執筆や読書を始め、文章力は周りの作家さん達より一回りも二回りも劣っていた自分にとってこの経験自体は非常に良い成長に繋がったと考えています。



 しかーし!! 決して肯定出来るやり方ではありませんでした。

 そう、過去の自分は決定的なやらかしていたのです。その理由がこちら



 ・新作を書いていたのではなく、改稿として行っていたこと


 ・代償に心身の疲労で、日常的な執筆を行えなくなったこと



 まずは

「新作を書いていたのではなく、改稿として行っていたこと」

 について。


 僕は高校時代に大変思い入れのある処女作『除霊できないピュア男子』というバトル系の連載作を投稿していました。

 今見れば本当に設定も展開も未熟ですが、僕の好きな要素てんこ盛りで大変お気に入りの自作でした。

 それこそ現実で10年は書くのにかかるほど展開を考えたり、スピンオフ作品などもネタ帳にビッシリと考え、学生の時分では本気で書籍化アニメ化も狙っていたほどに。


 まあ当然素人の処女作、それも投稿済みの作品の改稿とのことでしたので話題性もありません。

(有難いことに1000P以上の評価を頂けるほどまで読者の皆様には読んで頂けましたが、結局は書けなくなりそのまま放置状態となってしまいました)


 そんな本作の改稿は文章の校閲、展開の追加や変更。特には丸々1話文章を書き直すなんてこともあり、それのため『地獄の執筆祭り』を行っていました。



 無駄だったとは思いません。ですがあの時、短編であろうとも代わりに新作を書きまくっていたら。今とは全く違った方向へいけたかもしれないという後悔もございます。



 まあそれだけで終わっていればまだ良かったのですが、2つ目の、

「代償に心身の疲労で、日常的な執筆を行えなくなったこと」

 が1番の致命傷でした。


 言うまでもなく、1日や短期に詰め込んで執筆して普段はろくにしない。よりは継続的に日々執筆して調子がいい日にだけ量を増やす。という方法が最も効率的かつ継続可能な創作者のあり方なのかなと僕は考えています。


 このように無理して書いてしまうと後々、


「自分は本気を出せばここまで出来るんだ!」


「それだけ過去に出来たのだから、今もきっとできる」


「一気に書いてしまって、そこで挽回すればいい」


 という思考になってしまいます。


 そうしてここでもまた、僕は過去の自分と現実の板挟みとなって次第に筆を取らなくなっていった。という僕のような状況になり兼ねません。



 この自分に対して執筆を強制する機会を設けることも、度が過ぎれば自ら創作から心を離してしまう要因にもなりうるのです。



 てなわけで本日の自戒


『無理して得た成功体験は後々自分を苦しめる!!!!』



  限界値=自分の上限とは考えず、あくまでまぐれだったと思うべし!!


 まあ恐ろしいことに、こんな無茶を繰り返すことで自分の上限をサイヤ人みたいにゴリゴリ伸ばしてく執筆バーサーカーな人達もかなりいらっしゃいますが……(憧憬)


 でも! 無理してダウンタイムが発生したり執筆が滞るぐらいならやらん方がええお!!(´;ω;`)

 執筆収支がマイナスになってまうからね。



 創作の形態は様々、自分に合うやり方も様々。


 自分が無理だと思う方法は無理に続けず、自分に合ったやり方を模索していくことで、持続可能な創作生活を送ることに繋がります。

 その先には書籍化が待っているかもしれない!!?



 そんな期待を持って、コツコツと創作を続けていきましょう♪



 それでは皆様、また次回(*≧∀≦*)ノ

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