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設定だけは考えちゃうよね☆

 どうも皆さん、白神でございます。

 突然ですが皆さんは小説の設定を日常の中でいつの間にか考えていた、という経験はおありでしょうか?


 このテーマはきっと創作者であれば誰しもが共感できることかなと思います。


 僕は筆を取って物語を綴ることはしていない癖に、やたらと存在しない作品設定やらキャラの熱いワンシーンやらを常々考えてしまいます。

 ストックには困っていないはずなのに書けない。おおーん(´TωT`)



 ということで早速、今回のテーマはズバリ!


『設定厨、筆折りやすくッ!』


 でございます(*゜▽゜ノノ゛☆パチパチ



 この前置きとテーマから分かる通り、僕は大の設定厨でして。特に異能力系やファンタジー系などゴリゴリのバトル作品の設定を考えるのが大好物でございます。

 型月作品の設定とかは本当に性癖ぶっ刺さってますね。


 アニメや漫画を観ている時に「自分だったらこういう設定、こんな展開にする」「こんな能力をぶつけてみる」と思ったり、

 ふと日常で「あっ、これは小説の題材にしてこう○○しよう!」「あの絵のモチーフや世界観を自分流にして〜」

 といった具合に、書いてないくせに職業病だけはそのままで。設定展開が思いつく度にちょこちょこ妄想してニヤニヤするのが当たり前の生活を送っています。


 アニソンとか自作のキャラ達のバージョンで脳内再生してますwwwwwww



 ですがそんな設定厨な僕には、こんな弱点がございます。それがこちら、


 ・設定練るのに集中し過ぎて物語が進まない(書いてない)

 ・世界観が壮大になり過ぎて収集つかない。最悪の場合、緊迫感などがチープになってしまう

 ・伏線回収が好き過ぎて入れ過ぎる。そして回収すんの忘れる

 ・人間関係や組織図、対立構造が増え過ぎてややこしくなる

 ・キャラの趣味趣向や詳細情報を増やし過ぎてしまう

 ・神話や宗教、歴史をベースにすることで他作品と設定被り率高い。

 ・設定任せで新連載投稿しては、その度にエタってしまう


 やっべ自分で書いててダメージ負ったわ_:( _ ́ཫ`):_

 パッと挙げただけでもこんなに!? ってぐらいありますな。


 ※あくまで白神のみの話です。尚原因は本人の実力不足なので、設定厨批判とかじゃないよ!



 まあ、設定を盛り込み過ぎってのと見切り発車がほとんど原因ではありますよねw

 僕の処女作がこんな感じで、その設定を凝りすぎたがゆえ全体的に青臭さ初々しさを帯びております。



 まあここら辺は小手先のテクニックもあるので一概には言えないのですが、最近の流行りや自身の対策としては


 ・設定は先人がほぼ全てやってる。被るのは前提

 ・今は予想外の展開やキャラクターの性格の解像度で魅せるのが主流?(あくまで自分調べ)

 ・話はなるべくコンパクトにするとサボり魔は書きやすい。綺麗にまとめることを重視!

 ・オムニバス形式の短編や単発外伝などで消費したい設定を使っていく


 という意識でいた方が良いのかな〜なんて思ったり。そして対策は我ながら良いアイディアかもしれない!?


 どんなに凝ってる作品でも、やはりエンディングまで辿り着いてこそってとこもありますよね。ことネット小説については。



 ……でもやっぱり、作品っていうのは我が子なんですよねぇ。どんなに出来の悪い作品であろうと、もう消してしまった過去の作品であろうと、やっぱり愛着は湧いてしまうものです。

 たとえ展開が上手くいかなかった、続きを書けなかったとしても、書いてた時間は間違いなく楽しかった。

 あの時に捻り出したアイディア達があるからこそ、今の自分があります。


 そう考えると、どうしても悲しくなってしまうんですよね。

 もっと上手く書いてあげたかった。もっと多くの人に読ませてあげたかった。

 今でもその作品のキャラクター達が動いてる姿を想像してしまいます。書くことが出来なかった物語の続きのお話を。



 設定、プロット、とても大切です。ですが1番大切なのは完成度がどうであれ、作品を最後まで書き上げることだと自身の挫折経験から僕は思うようになりました。

 1作として書き上げて、そこから反省点は新しい作品としてブラッシュアップしていく。できるのであれば過去の自分の文章や内容と見比べて今の自分の力量と成長具合を確かめる。というメソッドが正攻法なのかなと感じております。



 ですが僕はその順序を間違え、結果作品(我が子)達を寂しいネットの海で何人も一人ぼっちにさせてしまいました。

 小説を書けない自分を不甲斐なく思っている時、そんな寂寥に僕は襲われることがあります。


 そんな作品達にはせめてもの供養として、また僕が小説を連載し始める。そして願わくば、自ら打ち切ってしまった我が子達のその先を描いていけたらと考えています。



 我が拙い作品たちに救いがあらんことを。

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