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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

聖女~最期の時は穏やかに...

一部胸糞注意。

明確なオチはありません。

 

「来月やって来る奴隷の中に聖女が居るだと?」


「真偽は掴めてませんが」


 商会の人間から報告を受け、思わず聞き返してしまう。

 我が国は自国の奴隷商による奴隷取引を10年前から禁じている。

 だが他国の奴隷商による取引までは禁じていない。


 貴重な働き手として、奴隷の価値を認めているのだ。

 規制はガバガバと言って良いだろう。


「それにしても聖女が...」


 聖女とはおそらくカサリの事で間違いない。

 なぜなら、他の聖女は全て所在が明らかなのだ。

 聖女とは世界で崇拝される存在、奴隷になる等、普通は考えられない。


「...カサリ」


 カサリは俺の元恋人、そして婚約者だった。

 5年前、男爵令嬢だったカサリは伯爵家の俺と結婚する事が決まり、花嫁修業の為、マナーを身に付けたり、教会の奉仕活動手伝いをしていた。


 そんなカサリを教会で見つけ、気に入ったリョウジが、王国と教会を脅し、無理矢理カサリを聖女と認定させてしまった。


 シスターでも無いカサリが聖女に認定されたのは理由がある。

 聖女は教会が与える名誉称号の1つ。


 聖女になったからといって、奇跡を起こせる訳でもないし、治癒魔法が使える様になる訳でもない。

 何故リョウジが聖女の称号に拘ったのか理解出来なかった。


 そして、リョウジは自分を勇者だと自称していたのもおかしい。

 勇者とは力を持ち、勇気ある者と言う意味で、周りが認める物。

 自分から俺は勇者だと吹聴する物では無かった。


 リョウジは6年前に、異世界から来た人間。

 しかし召喚された訳では無い。

 奴の言葉によると、


『死んだと思ったら、この世界に居た』

 そう言っていた。

 恐ろしい程の力を持って現れたリョウジ。


 その武力を他国は利用しようとしたが、リョウジは従おうとしなかった。

 誰も頼んでいない魔王討伐を言い出し、勇者パーティーを結成した。


 そして5年前に旅立ったが、翌年に魔族との最初の戦いで惨敗し、リョウジは逃亡した。


 負けるのは、最初から分かっていた。

 奴のパーティーはカサリを含め、みんな若い女。

 見映えだけで選び、実力が全く伴っていなかった。


 いくらリョウジが強いと言っても、1人では勝ち目なんかある筈も無かった。

 リョウジ以外、本気で魔王を倒せると考えて無かったので、穏健派の魔王に、


『1人の人間が騒ぎ立て、魔王討伐隊を結成してしまった。

 損害が出たら、被害はこちらが持つので、適当にあしらってくれ』

 そう伝えていたので、大問題に発展する事は無かった。


 誇大妄想を持ち、乱暴なリョウジを事前に殺せば良かったのだが、それは難しかった。

 リョウジの周りには、奴を慕う女がいつも護るように取り囲んでいたからだ。


 そういえば奴は女達に、[賢者]や[剣姫]、[戦士]等、変な呼び名を着けていた。

 あれは何の意味があったのだろう?

 称号なんて、戦いに全く意味を為さないのに。


「アレックス、持ってきたぞ」


「ありがとう」


 王都に頼んでいた荷物か届いたのは、それから一週間後の事だった。


「今更こんな物をどうする気だ。

 カサリはお前を裏切ったんだぜ?」


 届けてくれたのは俺が騎士団時代の元同僚で、親友のカーネギー。

 俺を心配してだと思うが、どうしても確認しておかなければならない事があった。


「分かってる、でもカサリの名誉に関わるんだ」


「...意味無いと思うがな」


 カーネギーは呆れてながら荷物を差し出した。

 中身は液体の入ったガラス瓶に浸かる二つの目玉。

 それはリョウジの物。


 リョウジは、寝取りが生き甲斐の真正クズ野郎だった。

 奴のパーティーに入った女達の中にはカサリの他にも、恋人や夫を持つ人間も居た。


 最初はリョウジを嫌がっていた女も、何故かしばらくすると、奴を慕い仲間に入ってしまう。


 その理由は後になって分かった。

 リョウジは魅了の瞳を持っていたのだ。

 神の禁忌である魅了は鑑定で分からない。


 去年、リョウジが三年に渡る逃亡の末、捕まった。

 拷問の最中1人の女が、奴の瞳に違和感を感じ、両目を抉り取る事で判明した。


『知らねえ!

 何も知らなかったんだ!!』


 最初はそう言って、しらばっくれていたリョウジだが、激しい拷問の末、奴は魅了の使用を認めた。


 発動条件は口づけ、それは無理矢理でも、問題なく魅了に掛かる悪質な物だった。

 リョウジは現在も拷問を受けている。

 両手足を失い、芋虫の様になりながら、まだ生きている。


『絶対に、死なせてはならない』

 被害者から、それだけ恨まれているのだ。


「カサリは同意だったんじゃ無いのか?」


「そんな筈は無い。

 だから、それを証明するんだ」


「好きにしろ」


 リョウジと口づけした女の中には、リョウジと合意した人間も居た。

 しかし、俺はカサリはきっと無理矢理リョウジに魅了されたと信じていた。


 女に掛かった魅了を解除するのに、リョウジの目玉は必要。

 これを女に見せると、正気に戻る。


 そして奴隷商が街にやって来る日を迎えた。

 広場に簡易で立てられたテントが幾つか並んでいる。

 彼等は数ヶ月したら、次の街に移動するのだ。


「いらっしゃいませ」


 本部のテントに居た男に身分を告げる。

 しばらくすると、1人の商人がやって来た。

 俺の身なりを素早く見ると笑顔に変わる。

 冷やかしでは無いのが分かったのだろう。


「マルキル商会のアレックス・マルキルだ」


「そ...そうですか」


 名刺を差し出すと、奴隷商の表情が強ばった。

 俺の名前は二つの意味で知られている。

 一つはこの街にある、大手商会代表のアレックス。


 もう一つは元王国騎士で、聖女である恋人を勇者に奪われ、殺されかけた悲劇の男アレックスとして。


「ここに聖女が居ると聞いたが」


「どうぞ、こちらに」


 慇懃な態度を崩さない奴隷商に続いて、テント奥へと進む。

 途中、区切られたスペースに檻が整然と並び、その中に奴隷達が鉄格子にしがみついていた。


 見たところ、奴隷の血色は良い。

 栄養が充分与えられている証拠だ、檻の中に置かれた簡易トイレから出る糞尿の臭いも酷く無い。

 衛生管理もしっかりしている。

 かなり良心的に奴隷を扱っている様だ。


「この先に聖女が居ります、少々お待ちください」


「分かった」


 黒い布で仕切られた前で奴隷商が振り返る。

 警戒した眼差し、俺が聖女を切り殺さないかと心配しているのだろう。


 その気持ちは分かる。

 なにしろ俺はカサリに殺され掛けたんだ。


 あれはカサリがリョウジと出発する前日だった。

 その頃には、カサリの俺に対する態度はすっかり冷たくなっていた。


 しかし突然カサリに呼ばれ、俺はノコノコあいつの部屋に行ってしまった。


『アレックス、今までごめんなさい。

 でも、こうしないとリョウジが貴方を殺すって...』


『...カサリ』

 涙を浮かべるカサリに、俺はすっかり信じてしまった。


『...必ず帰ってくるから』

 そう言って、カサリは俺に酒の入ったグラスを薦めた。

 まさか酒に毒が入っているとは知らないで...


 毒は即効性の劇薬、俺はのたうち回り苦しんだ。

 カサリの表情が一変し、俺は羽交い締めにされた。


『バカね、誰がアンタなんか』


『...カ...サリ』

 事態が呑み込めない俺の前に、ベッドからリョウジが現れた。


『安心して死ねよ』


『良い気味、早く死んで』

 次の瞬間、俺は勇者の剣で腹を貫通するまで、突き刺された。

 カサリは瀕死の俺を床に投げ捨て、リョウジと深いキスを交わし始めた。


 俺が覚えてるのはここまでだ。

 気がついたら、俺はベッドに寝かされていた。

 リョウジとカサリは既に出発した後。


 よく死ななかった物だ。

 俺を助けてくれた、宮廷魔術師のカリーナには感謝しかない。


「聖女カサリです」


 奴隷商の言葉で我に返る。

 台車に乗った腰の高さまでしかない檻。

 中を覗くと、両手足を鎖で繋がれた女が裸で転がされていた。


「...カサリなのか?」


 首には奴隷の証である首輪を填められ、焦点の合わない目をした女。

 垢にまみれた身体は生々しい傷と痣だらけの乳房が露になっていた。


「アハハハハ...エヘヘ...」


 薄暗いながらも、光を感じた女は涎を口から滴し、俺を見る。

 みすぼらしい姿はどうしてもカサリだと信じられない。


「かなり酷いな」


「仕方ありません、長く囚われていましたから」


 疑う俺に奴隷商は全く動じない。

 これがカサリなら、まだ23歳の筈だが、艶を失った髪は白髪が混じり、カサカサ。

 そして表情にも、昔の面影は無い。


「間違いなく、聖女カサリですよ」


 奴隷商が数枚の紙を差し出す。

 それは、全てカサリの売買契約書だった。


「間違いない...」


 最初の日付は二年前。

 氏名の欄に書かれていた文字は間違いなくカサリ自身の筆跡だった。


 討伐に失敗したリョウジのパーティー。

 世界の笑い者になった奴は行く先々で、町の人々に八つ当たりを繰り返した。


 お尋ね者となった奴はパーティーメンバーの女達を、次々奴隷商に売り飛ばした。

 魅了状態の女達はリョウジを助ける為ならと、進んで自ら奴隷となった。

 最後に売り飛ばされたのが、カサリだったと言う訳か。


「聖女の精神状態は?」


「治りません」


「治癒魔法でも?」


「はい、精神異常は薬も原因しております」


「そうか」


 奴隷となって居た女達は何人か発見された。

 魅了状態だった女にリョウジの目玉を見せると、殆どがその場で発狂し、自害しようとした。

 正気に戻った時、自らの状況に耐えきれ無かったのだろう。


 しかしこれでは、カサリが正気に戻る可能性は低い。

 魅了状態のままで居る方が幸せかもしれない。


 カサリが最初に売り飛ばされたのは娼館。

 性処理奴隷として売られたのだ。


「最後は鉱山か...」


 奴隷として、何ヵ所かを転々とした記録。

 書かれた文字は乱れ、最後は判別すら難しい。

 売られる度、リョウジに金が入る契約となっていた。


「最後はウラリ鉱山で見つかりました」


「ウラリか...」


 ウラリ鉱山は世界で一、二を争う貧民国にある。

 そこで働く人間は重罪を犯した奴隷だと言われている。

 劣悪な環境に殆どの人間は一年で命を落とすと言われていた。


 そうでなくても、鉱山で働く人間にとって、セックスは僅な娯楽だ。

 性処理を行ってくれる女は必要不可欠。


 だが過酷な状況に女は直ぐ病気や、精神を病み、自殺してしまう。

 それを防ぐ為、女の食事に媚薬や向精神剤をたんまり入れると聞いた事がある。


 当然だが、品質の悪い薬だったろう。

 カサリの状態は禁断症状どころじゃない、完全な廃人。

 勇者の魅了があるから、薬は必要無かったと思うが、面倒くさかったのかもしれない。今となっては、どうでも良いが。


「...腐っても聖女か」


 そんな環境で死ななかったのは凄い。

 認定されただけのお飾り聖女のカサリだが、案外治癒の素質に恵まれていたのかもしれない。


「教会は?」


 一応は聖女、引き渡せば金になる...いや無理か。


「もちろん報告しました」


「それで?」


「そのような者は知らぬと」


「だろうな」


 冷淡な教会の態度は理解出来る。

 聖女が鉱山奴隷の性処理をしていたなんて、認める訳に行かないだろう。

 そんな女を今更引き取る筈も無い。


「お買いになりますか?」


「ああ」


「お買い上げ、ありがとうございます」


 書かれていた金額を男に支払う。

 銅貨3枚、普通の奴隷と比べ物にならない破格の安さ。


「奴隷の首輪は外してくれ』


「良いんですか?暴れるかもしれませんよ」


「遅れは取らない」


「そうでしたね」


 帯刀している剣を見た奴隷商が頷いた。

 怪我から騎士団を辞めた俺だが、こんな人間くらい直ぐ殺せる。


 書類の手続きを済ませ、持ってきた袋から金貨10枚を商人に差し出した。


「多いですな」


「構わん、お前も俺がこの街に居るのを知って、連れて来たんだろ?

 手間賃だ」


「...さすがです」


 商人は小さな笑みを浮かべ、頷いた。

 誰も買わない廃棄奴隷をわざわざ連れて来た理由。

 俺が買うのを期待しての事。

 ご丁寧に聖女が売られていると、街に噂まで流したのだから。


「お待たせしました」


「ありがとう」


 別室で待つ俺に、身体を洗い、簡単な治療と化粧を施された聖女が現れた。

 多めに支払ったからだろう。


 相変わらず目が虚ろだが、服を着てるだけでも印象が変わる。

 人間に見えるし、カサリの面影もようやく分かる様になった。


「この馬車に乗せてくれ」


「畏まりました」


 外に用意させていた一台の馬車にカサリを積み込ませる。

 乗せるのは一人、一緒に乗る気は最初から無い。


 商会の裏口に馬車を停めさせる。

 扉の前で一人の女が私の帰りを待っていた。

 燃えるような紅い髪を無造作に束ね、美しい女。


「今帰った」


「お帰りなさい、アレックス」


 私の妻カリーナ。

 元宮廷魔術師で、俺とは古い顔馴染み。

 それは当然だ、なぜならカリーナはカサリの妹なのだから。


「カサリでした?」


「ああ、今降ろす」


 馬車の扉が開き、現れたカサリの姿に眉一つ動かさ無いカリーナ。

 カリーナはリョウジを毛嫌いしていた。

 好色な瞳に危険を感じ、姉のカサリに何度も忠告をしていた。


 『勇者は危険だ、近づいてはならない』と。


「成れの果てね」


 馬車を降り、フラフラと歩くカサリ。

 妹のカリーナを見ても、涎を流したまま、表情が変わらなかった。


「...多少は気の毒になるかと思ったんですが」


 カリーナがボツリと呟いた。


「そうだな」


 勇者に刺され、瀕死の俺を助けてくれたのはカリーナ。

 あの時、カサリの態度に嫌な予感を感じていたそうだ。


『...まさか姉がこんな事を』

 あの時、瀕死の俺にカリーナは涙を流し、懸命に治療してくれた。

 俺の命が助かると、カリーナは死のうとまでした。


『姉の不始末を...』

 自らの剣を喉に突き刺そうとするカリーナを見つけた俺は、必死でカリーナを止めた。


『俺と一緒に生きてくれ!』

 カリーナまで失いたく無かった俺は彼女と結ばれた。

 怪我で騎士団を辞め、小さな商会を立ち上げた俺をカリーナは宮廷魔術師の職を捨て、必死で支えてくれた。


「これで良かったんだ」


 ようやく商売は軌道に乗り、今は幸せなのだから。


「どうします?」


 カリーナは手にしてるリョウジの目玉が入った瓶を俺に見せた。


「必要ないな」


 確かめるにはカサリの状態が悪過ぎる。

 魅了から正気に戻った所で、薬に犯された精神状態まで回復はしないだろう。

 カサリは瓶の目玉を見るが、全く変化は無かった。


「楽にさせよう」


「分かりました」


 カリーナがカサリに手を翳す。

 指先に集まる火玉。

 涎を垂らしたままのカサリはその火を眺めていた。


「さようなら...姉さん」


 次の瞬間、カサリの姿が炎に包まれる。

 叫び声一つ上げないカサリだったが、


「...ありがとう...ごめんなさい」


 呟きが聞こえた。


「姉さん!」


「...まさか」


 倒れるカサリ。

 燻る姉の身体をカリーナは抱き抱える。


「ヒール!!」


 カリーナが治癒魔法を掛ける。

 火膨れが治まり、焼け爛れたカサリの身体が元に戻った。


「大丈夫か?」


「...アハハ」


 カサリは私達を見て再び笑いだす。

 先程の反応が嘘の様に...


「カリーナ」


「...分かってる、お願い」


 俺達は頷く。


 そして一年が過ぎた。


「姉さん...おはよう」


「フフフ...」


 テラスに置かれた安楽椅子で寛ぐカサリ。

 カリーナに微笑むカサリ、未だ精神の回復は兆しを見せない。

 金に糸目はつけない、方々の名医を呼び、手を尽くしているが、まだまだなのだ。


「...カサリ報告があるんだ」


 俺はカサリの肩にそっと手を置き、カリーナを見る。


「姉さん...私、赤ちゃんが出来たの」


 カサリの手を握るカリーナ。

 ようやく出来た俺達の子供。

 その報告だった。


「...ハハ...おめでとう」


「え!」


「カサリ!」


 小さな声で呟くカサリ。

 その瞳から一筋の涙が光っていた。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 切なかったです
[気になる点] 凌恥(仮名)、異世界にまで進出。 だが、しかし、召喚で無い様だし、本人曰く死んだと思ったらなんで、現実世界で奴の被害が今後ないと言う朗報ですな(笑)。 (しかし、誰に刺されたか車で轢…
[良い点] 勇者PTへのアンチテーゼが効いてる。 仮に若い女だらけなら(国から付けられたら間違いなく監視及び篭絡要員だろうしね)本来こうなるの見本。 [気になる点] カサリ魅了されてたんだろうな。 い…
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