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春雨の中君に言う  作者: 藍井 茶
7/8

2つの歌

自分の曲を歌ってもらえる、多くの人に広めてほしいと言われた

それだけで心の中にあったもやもやは消えていた、自分の曲は人にとってどんなものであるか、そんなことを考え続けたせいで今まで公開する勇気もなかった曲たちを多くの人に聞いてもらいたいと思えた、だからこそ、だからこそ彼女の言葉で、彼女と音楽をやってみたいと思えた。




文化祭を機に、クラスでは今まで一人だったのに休み時間のたびに人だかりができるようになっていた

それが嬉しくもあり、一人でいたいという思いを増幅させた。

そしてちょうど彼女に音源を渡して2週間後の昼休み、いつものように人だかりができかけたときに彼女は来た。

「あのっ」

消え入りそうな声で周りの声にかき消させられそうだった

僕たちは教室を後にした

「ごめん、そういえば連絡先教えてなかったね、、、無理させちゃった?」

「いえ、大丈夫です、でも今後のために連絡先は交換しておいた方がいいかと」

「そうだね、じゃあ交換しようか、」

そこで初めて僕たちは連絡先を交換した

「あの、それでこれ、、、」

「録音できた?」

「はい、今送ります。」

そういった後すぐ音声データが送られてきた

「思ったより早かったね、納得できる歌うたえた?」

「はい、やっぱり昌さんの曲がよかったからなのかいろいろ思う部分もありましたけど楽に歌えました」

「そうか、じゃああとで聞かせてもらう、」

「はい、お願いします」

「家帰ってすぐにきくから今夜にはいろいろ話したいんだけど電話時間大丈夫かな?」

「あ、はい、大丈夫です」

「本当はすぐ聞きたかったけど昼休みももう時間ないし、いったん解散ということで」

「はい、お願いします。」

そのあと別々の教室に戻った


僕はその日放課後になると急いで家まで帰った。もともとそこまで家から学校まで遠くなかったから時間はかからなかったがいつもよりも少し長く感じた

家に帰ると2階にある自分の部屋に急いで向かい普段作曲に使っているパソコンを開いた

彼女から送られてきた音声ファイルを開き聞いた、


正直、予想を大きく外れていた

うまかった、などではなかった、

自分の曲かすら疑うほどにその歌は、、、

ただ、、、ただ



美しかった



その夜僕は彼女に電話をかけた

「もしもし」

電話に出た彼女の声は少し震えていた

「どうでしたか?」

少しメタいこと言いますが文字数的にあまり物語を進めていませんが、構想的には起承転結の承あたりになります。ここからがこの物語の山となってきます(その予定ですが万が一にも前の部分が少し長引いてしまった場合はすいません)


Twitter等でも更新ツイートや進捗ツイートをしています。拡散していただけるとすごい喜ぶのでできたらTwitterのフォローと行進ツイートのRTをお願いいたします

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