歌詞
翌日の放課後
僕はなぜか雫さんの家に来ていた
「ごめんなさい昨日今日と、」
「いえ、だいじょうぶです。」
玄関で僕を出迎えてくれた雫さんは申し訳なさそうにそういった
雫さんの家に今日両親はいないそうだ、
葉屋に行くまでに棚が一つありそこには数々の歌のコンクールのものと思われるトロフィーが置かれていた
「これは、やっぱり歌の?」
「はい、中学までのコンテストのトロフィーです。」
雫さんは少しうつむき気味にそういった
「入って下さい」
部屋の中はきれいにかたずいていた、、、というよりもかたずきすぎていた、ベットと机、タンスそしてギターが1本あるのみ、その他には何もなかった。
(女子の部屋ってこんなものなんだろうか、、)
「今お茶持ってきますね。」
そういって雫さんは部屋から出て行った
(僕が今日雫さんの家に来たのは昨日の彼女の言葉の返事をするため、そして今後について相談するため。
つまりやましいことなんて一つもない、そう、何一つね!)
雫さんがお茶を持って部屋に戻ってきた
「気使わなくていいですよ。今日は昨日の返事をしに来たので」
「いえ、好きでやってるので気にしないでください、」
「じゃあ単刀直入に昨日の返事させてもらいますね」
「はい」
「いっしょにやりましょう。僕の曲を歌ってください」
最初何を言われたのかわからなかった
20秒くらい考えてやっとわかった
「あ、ありがとうございます!よ、よろしくおねがいします!」
「はい、よろしくおねがいします。ただやる前に一つだけ確認したいことがあります、今雫さんがどこまで歌えるのかわからないので、、歌聞かせていただいても大丈夫でしょうか、ただ、今すぐにとは言いません、音源と楽譜を今渡します、なので、歌える状態になったらそれを練習して録音して送ってください、そしたらそれをネット上で公開したいんです。」
一気に言われて何が何だかわからなかったがとりあえず私が分かったのはこの人は本当に人のことを考えてくれるんだということ、この人なら自分のことをもっと話してもいいかもしれないということだった。
「はい、練習して絶対にすぐ送ります」
渡された楽曲は私がはじめて彼の曲を聴いた曲だった
【声の希望】
※歌詞は別の部として公開させていただくため本部はここまでになります
次の部に歌詞を載せましたので歌詞はそちらをご覧ください。(興味がない方は飛ばしていただいて結構です)
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