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六話  お尻がいたい

名前変えました。

これからもよろしくお願いいたします。


  ふぅ。

 私はため息をつく。


 チャラン。

 ここでクイズです。

 私の小学校の卒業式は何時間でしょうか?

 1、1時間 2、2時間 3、3時間

 ピッコパッコピーン!












 答えは2の2時間でしたー。


 2時間なんてたいして長くないじゃん!

 と、お思いのそこのあなた!

 小学5年生からしたら、苦行なのですよ。苦行。

 

 さぁて、現実に戻りましょう。

「この学校を卒業しても・・・・・・・・・・・」

 お分かりでしょうか?

 はい。卒業式真っ只中です。

 

 先生に言われたからトイレに行ったけど。

 先生、ありがとう!

 これじゃトイレになんか行けないよ!

 

 そんな事は良いとして。


 開始から30分。

 校長先生がやけに長ったらしいお話をしている訳なんですが・・・・・・・。

 やばいです。非常にやばいです。

 

 お尻がすっごく痛いです!


 というわけで現実逃避して、クイズまでやってたんです。


 くだらなくてもとにかくお尻の痛さを紛らわせないといけないわけで。

 私はここで、先生にばれないようにいろいろやってみた。


 1、お尻をチョコッとだけ浮かせる作戦。

 結果・効果はあったが隣の奴に気づかれ睨まれた。


 2、現実逃避をしちゃう作戦。

 結果・効果なし。


 3、先生の長ったらしい話を真剣に聞く作戦。

 結果・話がつまんな過ぎてスタートラインに立てなかった。


 いろいろ、やった訳だ。


 せめて隣の奴が蓮君じゃなければ。

 しょうが無い諦めろ。


 私の中には、心代表、体代表、脳代表、という3代表が存在する。

 彼らは実にくだらない議題に首をひねるのだ。

 そして今日も、「お尻がすっごく痛い、どうしよう!」という

 議題で話し合っていた。


 ^どうします?心?^

^私は睨まれようが何されようが、お尻上げる作戦がいいとおもう。^

^脳は?^

^このまま耐えて、やり過ごすのが良いかと。^

^解決策なの?それ^

^まぁまぁ、でも脳に私一票!一番良いよ-^

^うそっ。でも体が言うなら、私も!^

^良し、決まりね!^


よく分からない会話をして終わった。

何なんだろう。


ともかく私は頑張ったのだ。


そしていざっ退場。と、なったところで事件は起きた。


 














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