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一話  はじまり

 「行ってきまーす。」

7:17分、よしっ。ピッタリ!家を出る。

 待ち合わせ時間7:20分なのに、遅いなあ。

私の名前は時田真衣。時間だけには厳しい小学5年生だ。

「ごめーん。」

ドタドタ。

「遅くなっちゃった。」

彼女が手原未那頭が良くて、優しくて。5年生の始めに転校してきた。

 未那ちゃんは背が高くて。笑いのツボが多い。男子とも仲良くできている存在だ。

「気にしないで。行こっ!」

私達はくだらない話で盛り上がる。

 その話の内容は、ほぼほぼ、私と妹のけんか話。

学校への道のりは約300メートル。時々途中で、近所の子たちが乱入してくるものの楽しい朝の時間だ。

 

 ***********


 学校に着く。

 

 私は大きな声であいさつをしてはいる。

「おはようございまーす。」

 入り口に、^大きな声であいさつを^と書かれた張り紙があるのだ。あいさつをしない方が逆に恥ずかしい。でも、そのおかげで/子供たちにあいさつをさせる/という先生たちの目標は、クリアした。張り紙を今すぐ取ってほしい!!

 心の中でそう言っても届くはずが無い。


 

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