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茨の冠  作者: Venti
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uno.ルーツ

1993年、埼玉県の某所に僕は次男として生まれた。

ジンという名をこの世に受け、産声を上げた。


兄とは4歳離れており弟という立場上、僕は少年時代は様々な事を甘えられた。


幼稚園に通うと沢山友達が出来、ほぼ毎日友達と一緒に遊んでいる程元気な少年だった。

僕は好奇心旺盛でスタミナもそこらの子より自信があった。


リュウと忍者ごっこをしたり

ヒカルと砂場で遊んだり

ダイキと町を駆け回り

タッちゃんと戦隊ごっこをしたり

ショウちゃんと滑り台を飽きるほど滑った


当時は全てが新鮮で、綺麗だった。

自転車でレースをしたり、神社の裏で蟻地獄を見たりするだけで僕は充実していた。

友達と喧嘩をしても次の日には何事も無かったように砂場やジャングルジムで遊んだ。


強気なリュウはいつも生意気で何かと先生を困らしていた。

ヒカルとダイキは僕に近い性格をしていて、何をしてても楽しかった。

タッちゃんはボスみたいな感じで、ショウちゃんはフィリピーナのハーフだったが何かと意気投合して遊んでいた。


その五人と地元を駆け回り、毎日仲がよかったのを覚えている。


小学校は少し離れた地域のT小学校に入学した。

その為、幼稚園の時の友達は全員と離れ離れになってしまい初日は息苦しかったのを覚えている。


それでも子供は子供、友達になるきっかけは山ほどあった。

流行に乗ること、情報や話題を掴む事でどんどん友達を作れた。


そうやって僕は生きていく術を六年間知らぬ内に手に入れた。

僕の小学校は俗に言う、所謂"いじめ"は全く無かった。


唯一あったとすれば、好きな子にちょっかいを振るう位の可愛いモノだ。


そして時は流れ、僕は13歳になり中学校に進学する。





僕が進学した地元のS中学校は小学校より汚い校舎だった。

床が緑色で、校舎全体が昭和なにおいを感じさせた。


地元の小学校2校が中学に上がると統一されるのがS中学校。

校舎の目前に小学校があり、毎年そこの生徒達と統一されるのだ。


T小の時期は2クラスしかなかったのが統一されてから5クラスに増えたのを覚えている。

T小学校のメンバーからして、S小学校メンバーは非常に悪であった。


ここから僕は崩れ始めた。

はじめまして、こんな降りですが構成等はバッチリなので気長に読んで下されば幸いです。


一日一回は必ず更新します。

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