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オリエンテーション前半


 教室の扉を開けた瞬間、普段のざわめきの奥に、どこか張りつめた空気を感じた。

「今日は実戦オリエンテーション」と担任が言うと、一瞬にしてクラスの温度が変わる。


 私はいつものように、女子たちの輪の中心に向かった。陽菜と沙耶香が教科書を開いたまま顔を見合わせ、「……本当に現場に行くのかな」と声をひそめている。歩美は茜とノートを机に並べながら、「先輩たちが一緒なら大丈夫だよね」と自分に言い聞かせるようにつぶやいていた。


 みんなの視線の先には、それぞれ自分のバディ――前衛と後衛が自然に背中を預け合い、小さな不安と期待を隠すように机を叩いたり、髪をいじったりしている。


 (みんな、緊張してる)

 私は明るい自分を意識して、いつものように場の空気を和らげる役割を果たそうとする。別に彼女たちのことを特別気にかけているわけじゃない。ただ、こうして和やかな雰囲気を作ることで、カナちゃんも安心してくれるから。


 「ねえ、大丈夫だよ。先生が言ってたでしょ、危ない任務は絶対させないって。最初の実地は12年生の先輩がずっとついてくれるし、後衛の待機室はすごく快適らしいし、何かあったらみんなで協力すれば平気だから」

 そう笑いかけると、優奈が「結がそう言うなら大丈夫な気がしてきた」と微笑んでくれる。沙耶香も「うん……結の声ってほんと落ち着く」と言ってくれた。


 (私の言葉で、みんなが安心してくれる)

 それは悪い気分じゃない。でも本音を言えば、私が本当に心配しているのはカナちゃんだけ。他の子たちが無事に帰ってこられるかどうかなんて、正直どうでもいい。ただ、カナちゃんが心配そうにしているから、私がみんなを安心させてあげているだけ。


 そんな時、紅葉が私の隣にやってきた。

 「結ちゃん、おはよう。今日はいよいよだね」

 「おはよう、紅葉。緊張してる?」

 「うーん、ちょっとだけ。でも悠馬が『俺に任せとけ』って自信満々だから、逆に心配になっちゃう」


 紅葉は苦笑いを浮かべながら、悠馬の方をちらりと見る。悠馬は男子グループの中で「今日こそ彼方に負けない集中力を見せてやる!」と意気込んでいる。


 (あの子も大変ね)

 紅葉と私は、ここ最近よく話すようになった。同じ後衛同士で、しかもバディがよく一緒にいるから自然と親しくなったのだ。紅葉は真面目で頑張り屋で、話していて楽しい子だと思う。でも、それも所詮は表面的な付き合い。私の心の深い部分は、カナちゃんだけのものだ。


 「そういえば、昨日の訓練でも悠馬、全然カナちゃんの話聞いてなかったでしょ?」

 紅葉が小さくため息をつく。

 「え、そうだった?」

 「アドバイスもらってる最中に『今度は絶対勝つ!』って一人で盛り上がっちゃって……カナちゃん、困った顔してたよ」


 私は思わず笑ってしまった。確かに悠馬は、技術的なことを教わっている時は真面目なのに、一対一の勝負のことになると周りが見えなくなる。


 「悠馬らしいね。でも、そういうところも含めて好きなんでしょ?」

 私がからかうように言うと、紅葉の頬がほんのり赤くなった。

 「ば、ばれてる?」

 「わかりやすいんだもん。いつも悠馬のこと見てるし」

 「うう……恥ずかしい」


 紅葉が手で顔を覆う姿は微笑ましい。私は彼女の恋愛相談相手みたいになっていた。別に特別親身になっているわけじゃないけれど、こうして他愛もない話をするのは嫌いじゃない。何より、悠馬とカナちゃんの関係について情報収集ができるから都合がいい。


 「でも、最近カナちゃんと仲良くなって、悠馬も楽しそうだね」

 「そうなの! 前より表情が明るくなったし、話しかけるのも上手になった。カナちゃんのおかげだと思う」

 紅葉の目がキラキラしている。


 (カナちゃんのおかげ、か)

 確かにカナちゃんは、最近男子たちとも自然に話せるようになった。それは成長だし、喜ばしいことのはず。でも、心の奥で小さなもやもやが生まれるのを感じる。


 「悠馬も、カナちゃんと友達になれてよかったね」

 「うん! でも……」

 紅葉がちょっと困ったような表情を見せる。

 「でも?」

 「悠馬、カナちゃんとばっかり話してて、私のこと全然見てくれないの」


 あー、と私は心の中で納得した。確かに悠馬は、最近カナちゃんの話ばかりしている。技術のこと、訓練のこと、友達としての関係のこと――紅葉からすれば面白くないだろう。


 「それは……ちょっと複雑だね」

 「そうなの。カナちゃんと仲良くなってくれるのは嬉しいけど、でも私のことも見てほしいって思っちゃう。わがままかな?」

 「わがままじゃないよ。好きな人には自分を見てほしいって思うのは当然でしょ」


 私は優しく微笑んで、紅葉の肩をぽんと叩いた。でも内心では、(あなたの気持ち、すごくよくわかる)と思っていた。私だって、カナちゃんが他の人と楽しそうに話しているのを見ると、同じような気持ちになる。ただ、私の場合はそれが比較にならないほど強烈だけれど。


 「結ちゃんは、カナちゃんが他の人と仲良くなっても平気?」

 紅葉が素朴な疑問を口にする。


 私は一瞬、心臓が跳ねるのを感じた。でも表情は変えずに、いつものように微笑む。


 「平気だよ。カナちゃんに友達ができるのは嬉しいもん」

 完璧な嘘。でも、この仮面は絶対に外せない。

 「へえ、すごいな。私、もっと独占欲が強いみたい」

 「そんなことないよ。紅葉はとても優しい子だと思う」


 (私の方が、あなたが想像する百倍は独占欲が強いんだけどね)

 心の中でそう思いながら、私は完璧な友達の顔を演じ続けた。


 そんな時、カナちゃんが教室の中央で「大丈夫だよ、ボクがいるから」と男子たちに声をかけているのが見えた。その姿はまるで太陽みたいで、不安げな空気を一瞬で塗り替えてしまう。


 「みんなボクに任せとけば大丈夫だよ! ボクには女神がついてるからね!」

 カナちゃんが自信ありげな顔で私を見ている。私は微笑んで手を振り返した。カナちゃんがにへぇと顔を歪ませて笑う姿を見ていると、他の全てが気にならなくなる。


 (カナちゃんだけがいればいい)

 そう思っている自分がいた。紅葉も、他の友達も、みんな大切だけれど、それは表面的なもの。私の世界の中心は、いつもカナちゃんだけ。


 「結ちゃん、カナちゃんのこと見てる時の表情、すごく優しいね」

 紅葉が感心したように言う。

 「え?」

 「なんていうか、本当に大切にしてるんだなって伝わってくる。私も悠馬のことを、そんな風に見られるようになりたいな」


 (あなたには無理だよ)

 私の愛情の深さは、きっと紅葉には理解できない。愛情というより、もはや執着に近い何か。でも、それをおくびにも出すわけにはいかない。


 「紅葉だって、悠馬のことすごく大切に思ってるじゃない。きっと悠馬にも伝わってるよ」

 「そうかな……」

 紅葉が不安そうに呟く。


 私は彼女の恋愛相談に乗りながら、心の片隅でカナちゃんの動向を気にしていた。カナちゃんが誰と話しているか、どんな表情をしているか――そういうことが、私にとっては何より重要だった。


 歩美が「私、魔力切らさないように頑張る」と小さく呟くと、茜も「私も。……後衛待機室ってどんな感じなんだろうね」とほんの少しだけ笑顔を見せる。


 私は彼女たちにも声をかける。「大丈夫だよ、きっと快適だと思う。後衛同士、お互い支え合いましょうね」


 みんながほっとした表情を見せてくれる。私のこういう気遣いは、長年培ってきた技術だった。相手が安心する言葉を選び、適切なタイミングで声をかける。みんなが私を頼りにしてくれるのは、決して偶然じゃない。


 でも、それも全てはカナちゃんのため。カナちゃんが心配しないように、カナちゃんが安心できるように、私は完璧な恋人、完璧な友達でいる。


 クラスの男子たちは、前衛同士で「どんな武器もらえるんだろ」「先輩たちが一緒なら、絶対失敗しないよな」と机を囲んでワイワイ話している。後衛の男子は「うちの前衛、いつも調子いいから大丈夫」とか、「オリエンテーション終わったら寮でゲームしようぜ」と無理やり話題を明るくしている。


 悠馬もその輪の中で「彼方には負けないぞ!」と意気込んでいる。その様子を見て、紅葉が小さくため息をついた。


 「ほら、また始まった」

 「悠馬らしいじゃない」

 「でも、もう少し私のことも気にかけてくれてもいいのに……」


 紅葉の愚痴は可愛らしいものだった。私は適当に相槌を打ちながら、(あなたの悩みなんて、私に比べれば些細なものだよ)と心の中で思っていた。


 紅葉の悠馬への想いは、健全で純粋な恋心だ。でも私のカナちゃんへの想いは、もっと深くて、もっと複雑で、もっと危険なもの。愛情と執着の境界があいまいで、時々自分でも怖くなるほど。


 「最初の実戦で危ないことはないよね」

 「先生たちもいるし、何かあったら絶対止めてくれるって」

 「……それでもやっぱりちょっと怖いな」

 そんな会話が絶えず続く中、私はカナちゃんをちらりと見た。


 カナちゃんは相変わらず男子たちに囲まれて、自信に満ちた表情を見せている。その姿を見ていると、胸の奥がじんわり熱くなる。


 (私の恋人は、みんなの憧れの的)

 それは誇らしいことでもあり、同時に不安でもある。カナちゃんが注目されればされるほど、私以外の人がカナちゃんに興味を持つ可能性が高くなる。それは、絶対に避けたいこと。


 でも今は、そんな不安を表に出すわけにはいかない。私は完璧な恋人、完璧な友達でいなければならない。


 担任が「オリエンテーションの会場へ移動する」と声をかけると、教室がざわめきながら一斉に立ち上がった。


 私はさりげなくカナちゃんの隣に並び、他の友達たちにも声をかける。

 「行こ、陽菜、沙耶香。茜と歩美も」

 紅葉も「私も一緒に行くね」と続く。


 列の最後尾で、カナちゃんの横顔をちらりと見た。その瞬間、胸の奥がじんわり熱くなる。


 廊下を歩きながら、紅葉が私の隣で悠馬の愚痴を続けている。

 「昨日も、訓練が終わったあとカナちゃんと武器の話ばっかりしてて……」

 「うんうん」

 「私がいることも忘れてるみたい」

 「それは寂しいね」


 私は適当に相槌を打ちながら、実は全然集中していなかった。頭の中はカナちゃんのことでいっぱいで、紅葉の恋愛相談なんてどうでもよかった。


 でも、こうして友達の話を聞いている私を、カナちゃんが見ていてくれる。「結は優しい子だな」と思ってくれる。それだけで、この演技を続ける価値がある。


 講堂に向かう途中、カナちゃんが「結、緊張してる?」と心配そうに聞いてくれた。

 「大丈夫だよ。カナちゃんがいるもん」

 「そっか。ボクも結がいるから安心だよ」


 その言葉に、私の心は一瞬で満たされた。他の誰が何を言おうと、カナちゃんからの言葉だけが、私にとって真実だった。


 (この子だけは、絶対に誰にも渡さない)

 心の奥で、そんな誓いを立てていた。


 講堂の扉が開くと、中はすでに静まりかえっていた。天井の高い広い空間に、パイプ椅子がずらりと並び、前方には壇上と大きなスクリーンが設置されている。空気はどこか冷たく、普段の学校行事とは違う緊張感が張りつめている。


 「全員、自分のバディと隣同士で座ってください」

 先生の指示に従い、生徒たちは自然と二人一組になり、指定された席に腰を下ろしていく。


 私はカナちゃんの隣に座る。この空間で唯一落ち着ける場所――カナちゃんのすぐ横。周囲を見渡すと、女子たちはバディ同士で小さく囁き合い、男子グループもそれぞれ前衛・後衛で連れ立っている。


 最前列には、制服姿の12年生の先輩たちが背筋を伸ばして座っていた。どの先輩も、在校生よりずっと落ち着いた雰囲気をまとっていて、それだけで少し安心する。


 私の隣で、カナちゃんが資料をパラパラとめくる。膝の上で組んだ指が、ほんの少し強張っている。

 「大丈夫?」と小声で尋ねると、カナちゃんは「うん」と短く答えて、にへらっとした笑顔を見せてくれた。


 (……やっぱり、こうして隣にいると安心する)


 紅葉と悠馬は少し前の席に座っていて、紅葉が悠馬に何かささやいている。きっとまた、悠馬の緊張をほぐそうと頑張っているのだろう。


 (あの子も頑張ってるのね)

 でも、私の関心はすぐにカナちゃんに戻る。カナちゃんの表情、呼吸、小さな仕草――全てが私にとって重要だった。


 後ろの席からは、歩美と茜が「なんか、本当に始まるんだって感じする」と小さな声で話しているのが聞こえた。陽菜と沙耶香も資料をめくりながら「これ全部覚えるのかな」と顔をしかめている。


 みんなそれぞれに不安を抱えているのだろう。でも、私の不安は彼女たちのものとは根本的に違う。私が心配しているのは、カナちゃんの安全だけ。他の人たちがどうなろうと、正直どうでもいい。


 先生たちは壇上で機材やマイクの確認をしていて、その合間に小さなささやきが聞こえてくる。

 「最初の訓練は先輩たちがついてくれるって何度も言ってたし、危ないことは絶対させないって――」


 男子たちの中には、前衛同士で「おい、見ろよ、あれ新型の剣だろ?」「槍のほうがかっこよくね?」と武器の話で盛り上がる声も混じっていた。それを横目に、後衛男子が「待機室ってゲーム持ち込みできるのかな」と茶化して、周囲の空気を少しだけ和らげていた。


 席順がすべて埋まり、全員が資料や配布プリントを手に落ち着いたころ、先生の声が場内に響いた。


 「それでは、全員静かに――これより実戦オリエンテーションを始めます」

 静まりかえった会場に、緊張とわずかな期待が漂う。


 私は、隣のカナちゃんの袖をそっとつまんだ。カナちゃんは何も言わずに、その手を包み込むように握ってくれた。


 その瞬間、私の心の中で熱が広がる。この大きな空間のど真ん中で、カナちゃんの隣だけが、自分だけの場所――そう思うと、どんなことも怖くなかった。


 壇上に上がったのは、教務主任でもある厳格な先生だった。会場の全員をゆっくりと見渡してから、マイクの前で深く頭を下げた。


 「……まず、君たちのような若い生徒を、これから本当の実戦に送り出さなければならないこと――私たち大人の責任として、本当に申し訳なく思っています。」


 教室や体育館での訓練とは全く違う、静かな重さが講堂に降りた。先生は真っ直ぐにこちらを見て、「本来なら、私たち大人が前に立ち、君たちの盾にならなければいけないはずです。だが、この力――適正のない大人には、残念ながら何もできない。無力な私たちをどうか許してほしい。それでも君たちが、必ず無事で帰って来られるよう、できる限りのサポートと準備を約束します」


 会場が静まり返った。誰も冗談を言わず、資料をめくる手が止まる。


 私は隣で、カナちゃんの手を握る力がほんの少し強くなるのを感じた。

 「……先生、大丈夫だよ」と小さな声でカナちゃんがつぶやいた。

 私も同じ気持ちだった。


 (カナちゃんがいれば、どんなことでも乗り越えられる)


 壇上の先生はもう一度深く頭を下げて、「君たちの覚悟と勇気に、心から感謝しています」と、静かに結んだ。


 その言葉が、胸の奥でじんわりと沁みていく。でも私にとって一番大切なのは、カナちゃんが無事であること。それ以外は、すべて二の次だった。


 静かな間が流れた後、先生は声のトーンを切り替えて語り出した。


 「しかし、みなさんに危険な任務をさせることはありません。最初の実地訓練では、必ず12年生の先輩たちが皆さんと一緒に現場に出ます。過去の例でも、学生の殉職はほとんどありません。むしろ万が一の時は、即時に大人が全力で救援に入る体制を整えています。皆さんは絶対に無理をせず、指示とサポートに従って行動してください」


 壇上のスクリーンには「現場同行の12年生バディ名簿」や「待機体制・緊急救助手順」が大きく映し出される。生徒たちは一斉にメモを取ったり、隣のバディと顔を見合わせてうなずきあったりしていた。


 「前衛の皆さんには、厳選された武器と最新の防具が支給されます。武器ごとの安全講習も後ほど実施しますので、必ず確認してください。後衛の皆さんは、現場出撃中は専用の待機施設でバディへの魔力支援に集中してもらいます。待機室では、休憩も食事も自由ですが、魔力の供給が途切れないよう必ず管理を徹底してください。皆さんが集中できるよう、快適な環境を用意しています。何か困ったことがあれば、すぐにスタッフに伝えてください」


 周囲の友達たちの会話が聞こえてくる。

「本当に大丈夫そうだね」

 「先輩たち頼りになるし、これなら少し安心できるかも」


 私は、カナちゃんの手をもう一度きゅっと握る。カナちゃんも気づいたように、照れくさそうに微笑んだ。


 (カナちゃんが無事なら、他のことなんて本当はどうでもいい)

 でも、今この場にいる友達たちが、ちゃんと無事に帰ってこられるように――そんな願いを表面的には抱いているふりをした。実際には、紅葉以外の子たちの名前すら、時々忘れそうになるのだけれど。


 先生は最後にもう一度全員を見渡す。

 「みなさんは決して一人ではありません。仲間と、先輩と、教員全員が必ず力になります。安心して、準備を進めてください」

 穏やかに結んだ。


 会場には、最初よりもずっと落ち着いた雰囲気が漂い始めていた。でも私の心の中では、別の感情が渦巻いていた。


 (ついに実戦が始まる)

 (カナちゃんと離ればなれになる時間が増える)

 (でも、リンクを通してカナちゃんの全てを感じることができる)


 期待と不安、愛情と執着――様々な感情が複雑に絡み合って、私の心を満たしていた。

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