デルタ 其の2
思ったより長くなりました。
「じゃあ、私が先に選ばせてもらうわ。」
私の眼前には、世界最精鋭と謳われるデルタフォースの隊員が4人。本来であれば顔も知ることができない、歴史の影で暗躍する兵士が不機嫌な表情を晒している。これから彼らとチームを組んで模擬戦をしようというのだ、格が違うと言いたげである。
エリック隊長のPTにこもじが加入しているため、私の選択肢は3人のうち1人だ。
狙撃:レオン・ヴァスケス/嫌味な口ぶりで、今でも私を睨んでいる痩せ身の白人男性。情報では、狙撃を担当することが多いという。
工兵:アイザック・モレノ/ボディビルダーもびっくりの筋肉を誇る巨漢。単独で爆薬の設置などの任務をこなす。
医師:リリー・ベネット/人当たりの良い姉貴肌。最前線で戦える実力がありながら、治療も行うことができる。
「レオン・ヴァスケス。まずは貴方にお願いするわ。」
指名されたのが意外だったのだろう。レオンが驚いた表情で私を見る。しかし、決定事項に口をはさむ気は無いらしく、素直に私の後ろに移動した。
「ほう…レオンを選ぶのか。では、リリーよろしく頼む。」
「じゃあ俺がラストですね。帆世さん、よろしく。」
エリック隊長がリリーさんを指名し、残ったアイザックさんが私のもとへ来る。
これで3人組が決定した。
リーダー:帆世静香 狙撃:レオン 工兵:アイザック
隊長 :エリック 医師:リリー 侍 :こもじ
私達は別々のテントへ移動し、作戦会議を始める。
全員合意の上で決められたルールは、以下の通りだ。
・このキャンプと、山一つ隔てた所にある仮設基地からそれぞれスタートする。
・開始は明朝6時、正午までに決着すること。
・3人のうち1人王将を決め、その人物にGPSアンクレットを装着する。
・GPSアンクレットは1時間に1回、その居場所を全員に発信する機能がある。
・王将が殺された場合、チームの負けである。
「レオン、アイザック、よろしくお願いします。」
返事は返ってこない。その代わり、二人の視線がありありと感情を物語っている。
そりゃそうだ、私に友好的なこもじ、隊長、リリーさんは全員相手のチームに行っている。私のチームに漂う空気は、“ガキの子守をしながら、隊長チームと模擬戦やるのかよ。”というものだ。
「今私に語る言葉は無いわね。レオン、作戦指揮を任せるわ。私を使いなさい。」
千の言葉で修飾したところで、目の前で音を置き去りにするかけっこを見せたところで、そんな薄っぺらい物事でデルタの絆に入れてもらおうという気持ちにはならない。
彼らの流儀で、彼らの信頼を得る働きをしようというわけだ。それを察した隊長は、あえてリリーさんを指名してくれたのだろう。
「これも任務てわけかよ。作戦を立てるが、まずお前何ができるんだ。」
「お前じゃなくて、帆世静香、よ。」
言語の壁は、ウィンドウ介することで通訳が成り立っている。彼らの流儀にのっとるが、隷属したいわけではない。それに、最初の印象を下げておくこともセオリーの一つだ。
「私のステータスを開示するわ。どうぞ。」
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【帆世静香】身体強化10P/武具創成0P
主な称号:[統べる者][邂逅のクリア者][魔手]
固有武器:千蛇螺の籠手、銀爪
主な保有武器:十字架の聖遺物×2、万理の魔導書
身体強化Lv7
保有スキル :ファストステップLv7、緊急回避Lv2、瞬歩Lv2、蛇喰・致命ノ毒Lv2、魔法錬成Lv1、スキル操作
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ファストステップは順調に成長しており、緊急回避や瞬歩といった回避スキルもある。
蛇喰・英霊ノ力、例の禍ツ神を倒す際に生えたスキルは、その役目を終えて致命ノ毒へ融合したようだ。そして、完全とは言えないが、万理の魔導書の力を借りて発現したスキル【魔法錬成】がある。
「Oh~、めちゃくちゃだなっ。静香。」
スキンヘッドを撫でながら、アイザックが初めて自分から口を開く。元々、きさくな性格なのだろう、その瞳に邪念はこもっていない。むしろウインクがチャーミングだ。
「お礼に、俺のステータスも見せてやるぜ。ただ、極秘だからな。」
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【アイザック・モレノ】
主な称号:[デルタフォース]
主な保有武器:デルタ標準装備一式、C-4
保有スキル:近接戦闘Lv5、精密射撃Lv2、隠密行動Lv2、空間把握Lv1
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「アイザック、とんでもないわね…」
開いた口がふさがらないとは、このことを言うのか。自力でスキル発現がいかに困難であるかは、私自身よく知っている。自力発現侍が身近にいるが、それよりも種類が多彩である。そして、現実にがっちりと根を張ったようなスキル発現に好感がもてた。
「俺だけじゃないぜ。デルタを背負うものは、大抵同じようなスキルが発現している。レオン、お前のも出せよ。」
「もともと、隊長にそう指示されてただろ…いいぜ、見ろよ。」
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【レオン・ヴァスケス】
主な称号:[デルタフォース]
主な保有武器:デルタ標準装備一式、CheyTac M300特殊カスタム
保有スキル:精密射撃Lv5、隠密行動Lv3、空間把握Lv3、近接戦闘Lv1、作戦立案Lv1
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「さすがはデルタフォースね、圧巻だわ。CheyTac…ってなに?」
「ふん。コイツのことだよ。歩くのも面倒な、イカレた相棒さ。」
レオンはそういうと、全長約1.4m・総重量14㎏の鉄の塊を取り出す。
闇に紛れるようなマットブラックのボディが陽光を吸い込み、その場に鎮座する。光の反射を抑えたそのフレームは、無駄を排した直線と曲線の組み合わせで構成されていた。
精密射撃用にチューニングされたリューディング式ボルトアクション、2000m先の標的すらまるで目の前にあるかのように映し出す高倍率スコープ、それらが必殺の一撃を敵に叩き込むのだ。
「そいつがレオンのガールフレンドってわけさ。こんなデカブツを乗り回す野郎は、レオンぐらいだぜ。公式記録じゃねえが、実戦現場で4020mの狙撃を決めてやがる。文句なしの、世界一のスナイパーホルダーだ。」
大声で仲間を褒め称えるアイザックに、レオンが照れを隠せない。今回は、そんな対物ライフルを撃つわけにもいかないが…切り札ともいえる狙撃能力である。
「ありがとう。あとは相手チームの戦力を分析したいとこだけど…」
「先に、私と簡単な手合わせをお願いできるかしら。」
まずは、味方同士の実力の確認をするべきだろう。邂逅を経ることなく、大量のスキルを保有する人類最高の兵士と真正面から向き合う。
≪帆世VSアイザック≫
お互いに向き合って立つと、体格の差が尋常ではない。私は156㎝/45㎏と日本人女性のなかでも中位の体格である。一方で対面しているのは200㎝/115㎏の超巨漢だ。そして、シャドーボクシングをするだけで空気が破裂したような音を立てている。
「Hey、静香。俺はサディストな性癖は持ってねえんだ。どこまでやるかは、静香次第だぜ。」
手を抜くとは言わないが…様子見するぞ、という忠告を受け取る。そのくらいが、私としても望ましいところだ。近接戦闘Lv5、これはこもじも持っているスキルだが、こもじの場合はLv4なのだ。
お互いに素手、5mの距離を置いて対峙する。掌には口紅をたっぷりつけており、これで触られたところをナイフに見立てる。さすがに、いたいけな少女に暴力を振るうのは気が咎めるのだろう。こもじはその辺の遠慮がない当たり、兵士と武人の差を感じる。
(´・ω・`)「Violence inhibition mechanism、意味は調べてくださいっス。」
見つめ合っててもしょうがない。こちらから仕掛けて、戦闘の口火を切ることにしよう。
「アイザック、今から最速で踏み込むわよ。」
「?」
私の予告に首をかしげるアイザックを見据えて、スキルを発動する。
【ファストステップ】
毎朝、起きて最初に使うスキルだ。繰り返し使い続けたスキルが、今日も私に超常の加速を与える。
ファストステップで加速した場合、地面と足の間に力場が生じ、反動が無いまま急激な加速をすることができる。エネルギーが外部に漏れないため、“音”や“振動”などの気配がほとんど発生しないということだ。
流れるように上体を地面へと傾け、地を這うように無音の踏み込みが成功する。5mの距離など、視覚情報がニューロンを通っている間につめることができる。つまり、見えたと思うより先に、行動が終わっているのだ。
パァンッッ!!!
紅のたっぷりと塗られた私の掌が、すれ違いざまにアイザックの腹部へと炸裂する。分厚い腹筋の壁は、肉というより金属的な硬さを私の手に伝えてきた。ナイフであっても通らなかったのではないだろうか、事実アイザックは驚いた表情をしているが足元は微動だにしていない。
「ひゅ~っ!全く見えなかったぜ。これ、続けていいのか?」
「ふふ、ありがと。ええ、このくらいじゃ実戦でも死なないでしょ?」
「ドンッ!」
地雷でも爆発したんじゃないか、そう思うほどに大地が震動する。
アイザックのコンバットブーツが、地面を踏み砕く音だ。これは攻撃ではなく、威圧を含んだ移動に過ぎない。
ファストステップは効果を切らしていない。アイザックに接近されるよりも早く、再度後ろを取ろうと死角へ回り込む。だが——
「捕まえ——たッ」
アイザックの踏み込みは途中で終わっており、既に腰を落とした受けの構えを取っている。そして、私の進行方向へピタリと大きな腕を回し、上半身ごと鷲掴みにしようとしていた。拡張された知覚が、複数の選択肢を提示してくる。
回避——不可能ではない。低く体を滑らせることで掻い潜ることはできそうだ。しかし、態勢は崩れてしまう。
瞬歩——腕をすり抜けて完全な回避が可能だ。しかし、それは奥の手である。なによ、公平感が無いじゃないか。
残った選択肢、それは「迎撃」。
「んっ!」
渾身の右ストレートを、その大きな手へと炸裂させる。
この華奢な見た目に、みんな忘れているかもしれないが、身体強化Lv7なのだ。
鍛え上げた屈強な肉体を持つアイザックは、信じられないものを見たという表情を浮かべる。
邂逅という超特殊イベントで得た身体強化を文字でしか認識できていない。その認識の隙をついた強烈な衝撃が、アイザックの腕を弾いたのだ。
ここまでは予定通り、この隙にがら空きになった心臓へタッチ……
彼が私の能力を知らなかったように、私もまた彼の……
大きく弾いたと思った腕は、肘関節を起点に屈曲させただけで、その重心は……
「お返しだぜ☆」
黒い皮膚に、ニカっと笑う白い歯が見える。複数の思考が混在しているが、そのいくつかが警戒アラートを脳内で響かせている。
CQC[Close-quarters Combat]、第二次世界大戦中に開発された、超実践的近接格闘術である。
アイザックが弾かれた左腕の衝撃を逃がし、体勢を崩すことなく距離を詰める。そして、正確に私の首元目掛けて肘うちが繰り出された。
【緊急回避】「蛇ちゃん!」
迫る気配に、私は2つのコマンドを選択する。邂逅でいつの間にか生えていた緊急回避が、その刹那の時間において最適な回避ルートを脳内に刻む。
進行方向左側からの攻撃、右ストレートを放った直後であり体の回転軸はやや左回転に傾いている。攻撃に使っていない左腕を顔の位置まで持ち上げると同時に、千蛇螺の籠手が自動的に最大防御姿勢をとり鱗を顕現させる。
左腕にHit——衝撃が骨に響くなか、受け流す様に体をひねる。このまま受け流せば、丁度アイザックの背部を取れる位置関係だ。
ガツン。全く意識していなかった足元に何かがぶつかる。
アイザックのコンバットブーツが、私の足に絡んでいた。思ったより、手足が長く、そして卓越した身体機能を十全に活かす技術を持っている。万事休す、崩れた体では超速の戦闘へ復帰できない。
また、詰みだ。こもじの時も数手で詰んでしまった。
拡張された知覚のなかで最善手を選んでいるはずなのに、いつのまにか追いつめられている。要訓練だな、と脳内メモを更新する。
そうしている間に、私の重心はきりもみして崩れ、見上げた空から雷のような拳が迫っていた。
これに当たれば、頭蓋骨が砕かれるだけじゃ済みそうにない。超速の戦闘だったせいか、寸止めが期待できる速度を遥かに超えていた。
しょうがない。もうすこしやりたかったけど、これが実力なのだ。私の場合、戦闘が刹那で終わってしまい、長引かせるだけの技術が足りないのだ。
【瞬歩】
刹那の時間で使われる3つ目のスキル。理不尽な攻撃を想定し、それを上回る理不尽な回避を可能とした私の切り札。その瞬間、私の肉体はこの世界から消失する。
私をとらえていたアイザックの足が緩み、クマをも殺せそうな拳が宙を殴りつけ、突然の出来事に脳が困惑するだろう。
( ๑❛ᴗ❛๑ )パッ
アイザックの背後、つるりとしたスキンヘッドを良く見える空中へ転移が完了する。
その太い首筋、ドクドクと脈打つ頸動脈へ紅のついた指を滑らせた。首元に刻まれる深紅の線が、実際にナイフを握っていたらその命脈を断っていた事実を浮き上がらせる。噴き出る汗に口紅が流れて、実際に流血しているように見えた。
はい、私の勝t~ッ!?
勝利宣言しようとした、その時。アイザックの体が霞むようにブレ、その大きな掌がわたしの胸元へ吸い込まれるように炸裂する。
ドンッ——
凄まじいカウンターに、私の華奢な身体が宙を舞う。私が首元に触れた瞬間、まるで自動迎撃プログラムが組まれていたかのようなカウンターに見舞われた。既に体にHitしてしまった、今更【瞬歩】は間に合わない。心臓を護る肋骨の上に広がる、絶死の気配を感じ取った。
既にフル稼働していた脳みそがありったけのアドレナリンをぶちまけ、瞬間的に全身の毛穴から汗が噴き出す。掌底に打ち抜かれた心臓が、その機能を護ろうと暴れ、この瞬間に何ができるのかを全身の細胞が求めるように稼働する。そこから先の一瞬は、後々思い返したものだ。
掌底の衝撃が全身に伝わる直前、【緊急回避】【ファストステップ】が並列起動し、私自身が認識するよりも早く、目の前のスキンヘッドを蹴り飛ばす。与えるダメージは無いが、私の体が急速に後方へ加速し、胸部に広がりつつある衝撃から遠ざかる。
攻撃を受けたのが空中であったこと、拳やナイフではなく掌底だったこと、回避特化スキルにしていたことが功を奏した。私は新幹線にぶつかったように空中できりもみするが、その意識は保っていた。つまり、まだ生きているということ。
【瞬歩】
地面に激突するまえに、転移を挟み衝撃を殺す。10mほど体をとばされていた。
「Oh God!! Sorry!」
ウィンドウの翻訳が機能しない距離で、アイザックが叫んでいる。大丈夫、ギリ生きている。たぶん。
死にさえしなければ、この身体は驚くべき速度で回復してくれる。それより、この場をいい感じにまとめる方向が見えたことに、私のイタズラ心が燃えていた。
アイザック、君のことは嫌いじゃないが、時には犠牲が必要なんだ。
「静香、すまない!大丈夫かい!?」
ようやく追いついたアイザックに、翻訳機能が反映される。2mを超える巨体が、全力で縮こまるようにして、その表情がぐにゃぐにゃと揺れている。大丈夫よ、と私は立ち上がって、服についた砂をはたく。そして、べったりと紅がついた胸元を覗き込みながら言うのだ——
「ええ、それでも驚いたわ……。」
「アイザックがロリ趣味だったなんて。」「アイザック、ペドは犯罪だぜ。」
私とレオンが同時に、同じセリフをハモらせる。
「えっ、君たちは何を言ってるんだ!?」
私のつつましやかな胸いっぱいに、そのふくらみを完全に覆い隠すほどに男性の赤い手形がくっきりとついている。動かぬ証拠である。これよこれ、アイザック見えるかしら?
「NO,No,no~、、、Oh、、、My god,,」
気が付いたアイザックが必死の反論をしようとするが、言葉にならない。
これ見よがしに、胸を両手で覆ってレオンの背中に隠れてみる。アイザックは、今後数か月はからかわれる運命を前に、神に祈りを捧げていた。
「ギャハ、ウワハハハハwwww」
観念した様子のアイザックに、レオンが爆笑する。
ツンケンとした雰囲気は過去のものとなり、尊い犠牲を払い、私たちは打ち解けることになった。
「レオン、あなたは手合わせする?」
「ひぃ~~おもしれえ。いや、結構だ。アイザックみたいに性犯罪者にはなりたくないぜ。w」
「ジョークだ、アイザック。ぷくく、w」
「実際、今の手合わせで実力は分かったよ。作戦を決めようじゃないか。よろしくな、静香。」
「ええ、ありがとう。三人で勝ちにいきましょ。」
ところで、アイザックとの勝負は引き分けとなった。
今回は素手で勝負したが、実際には銃器やナイフを用いた戦闘がCQCの根幹だ。武器を使えば確実に負けていただろうし、二回目の手合わせをすれば【瞬歩】にも対応してきそうだ。
あの超速の戦闘を目で追い、戦力分析まで行うレオンの処理能力にも舌を巻く。
そうして、決まった作戦は——
以下、エリックチームのステータスを開示しておく。
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【エリック・ハウザー】
主な称号:[デルタフォース][守護の右腕][リーダー]
主な保有武器:デルタ標準装備一式
保有スキル:近接戦闘Lv5、作戦立案Lv4、精密射撃Lv3、味方鼓舞Lv3
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【リリー・ベネット】
主な称号:[デルタフォース]
主な保有武器:デルタ標準装備軽量一式、メディカルキット
保有スキル:隠密行動Lv5、迅速縫合Lv2、精密射撃Lv2、近接戦闘Lv1
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【こもじ】身体強化5P/武具創成5P
主な称号:[侍][神刀の保有者][邂逅のクリア者]
固有武器:雲黄昏、兼長、千蛇螺の籠手、黒牙
身体強化Lv5
保有スキル :近接戦闘Lv4、神刀の型Lv4、強者の風格、瞬歩Lv1、血環ノ刃Lv1
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( ๑❛ᴗ❛๑ )「エリック隊長、どうするのこれ…」
アイザック「こもじ氏のスキル構成がカッコイイ!」
レオン「一番やばいの、こもじ氏では…?」