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タクシードリーマー  作者: 山口大生
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無垢な羊を狙う狼

「この子が突然、大声出してすいませんねー。」ときれいなお姉さんが私に言うと、さらに続けて、「あなたって、もしかして夢野タクシーに面接を受けに来た人でしょ。」と言いながら、私の腕を引っ張りながら階段を上がっていった。「いいえ。私はタクシードライバーにお礼をしに来ただけです。」と伝えればよかったものの突然の出来事だったので伝えることができず、なし崩し的に4Fの会議室へ連れて行かれた。部屋の中には長机が2つ並んでくっついていて、椅子が向かい合うように置いてあった。私がお姉さんに誤解していることを伝えようとした瞬間、お姉さんが「こっちに座って。」と部屋の奥側にある椅子を指差しながら座るように促された。誤解であることを切り出せずに椅子に座り、お姉さんは部屋の出入り口側の椅子に座った。その後、お姉さんが「本日は夢野タクシーにお越しいただきありがとうございました。本日は夢野タクシーに面接に来たと言うことですけど、その前に、夢野タクシーの事やタクシードライバーの働き方について分からないと思いますので私が手取り足取り教えてあげます。」と私に話した。私は、お姉さんからいやな予感がした。お姉さんの目がまるで、無垢な羊を狙う狼みたいな目をしており、空耳なのかもしれないが、よだれを飲み込む音が聞こえた。このままこの場にいたら、襲われそうな感じがした。とはいっても、今更「私は夢野タクシーに面接を受けに来た人ではない。」と言う事もできない。どうすればいいかとパニックになったそのとき、扉が開き、そこには、先ほど私を威嚇した女の子と赤いパーカーを着た元気そうな女性が立っていた。

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