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タクシードリーマー  作者: 山口大生
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夢野タクシー

タクシーに乗ってから、1週間後、あのイケメンだと思った女性のタクシードライバーから頂いたハンカチを返しそびれた私は、ハンカチを返すため、タクシードライバーがいるかもしれない夢野タクシーの会社へ行くことにした。事前に夢野タクシーの会社がある場所を調べてみると、東京随一の繁華街である歌舞伎町の近くにあり、会社は大通りに面していたことが分かった。最初は容易に見つかると思っていたが、見渡す限りビルしか見当たらず、なかなか見つけづらかったが、タクシーの車両が立体の機械式駐車場の中に収納されている様子が確認でき、その右隣には、同じようなタクシーが燃料補給をしているガソリンスタンドがあったため、この近くなのかと思った。私の勘は当たっていたようで、立体の機械式駐車場にタクシーを入れたタクシードライバーが、左隣にある車の工場っぽい所にある階段を上がっていった。その後をついていって階段を上がると、タクシードライバーは3階の扉を開けて中に入った。その後、扉に入ろうとしたが、扉には「関係者以外立ち入り禁止」の張り紙があり、鍵もオートロック式なのか中に入ることができなかった。一応、扉の右側を見てみるとお客様窓口があったものの誰も立っていなかった。そこで、私は、扉のところで「イケメン」タクシードライバーを待つことにした。今の時刻は、朝の9時。今日は土曜日であり、ここで待っていたら、おそらく金曜日の夜に仕事に出ているかもしれない「イケメン」タクシードライバーに会えると考えた。その考えはあたり、ぽつぽつとタクシードライバーが扉の中へ出入りしていた。しかし、お目当ての「イケメン」タクシードライバーに会うことはできず、3時間くらいたった頃、タクシードライバーの出入りもなくなっていった。夢野タクシーのタクシードライバーは「イケメン」タクシードライバーの言う通り、全員女性であり、なおかつ若い人が多い印象を受けた。私がこれまで持っていた「タクシードライバーはおじさんかおじいちゃん」と言うステレオタイプは完全に崩れ去った。

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