これからいっしょに
好きです!付き合ってください!
そう言われた。嬉しかった。けど、俺には良い返事を返すことができなかった。告白してくれた子は可愛かったし、非モテ男子だと思ってたのについに.......!!とまでも思った。
けど、俺には思い人がいる。だから.......断った。
なのに、
「どうしてウチにいるんだーー!!」
ここは俺の家だよな? 告白された後居心地悪さと気分転換を理由にゲーセン行ったけれども....!!
「なぁ、お前どうして俺の家にいるんだ.....?!」
「なんでって、私あなたの兄弟だから?」
「......はぁぁぁぁぁっっっっ??!!」
そうこれは新しくなった家族に起きる未曾有の物語。
可愛家そこに告白された子がいた。
「なぁ、俺たちが兄弟ってどうゆうことだよ」
「? お父さんから何も聞いてないの?」
「えっお父さんが?」
「うん。」
・・・意味がわからねぇ。
「その顔じゃ何も知らされてない感じだね。じゃあリビングに行こうか」
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俺たちの家はお母さんが居なくなるまで3人家族だった。
けど、目の前には新しく家族になる3人の家族がいる。
「じゃあ第1回可愛家団欒会を始めますよ。まず何から始めましょうか?」
「お母さん、やっぱり自己紹介からじゃないかな?」
「うーん、それもそうね。なら私から、私は唐音って言います。私達も元はかわいって読み方のさんずいに可能性の可、井戸水の井って河井って苗字なのよ。次、唯ね」
唐音さんはなんか娘が二人いるのに若々しいな。何歳なんだろうか
「リョーカイ!私の名前は唯、あなたと同じ学校にクラスの人だよ♪はい、夢ね」
......一応コイツ俺に告白したんだよな?
能天気というかなんというか軽いな
「うちは、ゆ、めってい、いまs。よろしくお願いします。」
夢ちゃん.....カワイイなやばいラブじゃなくてライクで愛でたいな。
皆黒髪で目は黒より薄くて、ショート、ロング、ボブの髪型だ。
「ねぇ、次はそっちの番だよー?」
「あ、あぁそうだな。俺は圭祐って名前で知っての通り河井と同じクラスで趣味は読書.........です。」
ヤ、ヤベェ最初緊張して声高かったし、最後までプルプルだった。
「私、愛って言います。皆、仲良くしてください♪」
流石、俺の妹やるなー
「俺は幸一って言うんだ。これから家族を責任もって円満な家庭にしていくことを目標にしている。よろしく」
おぉ。やっぱ立派なことを言ってるとカッコいいなぁ。俺もそんな男になりてぇー↑いやそんなことより、河井と話さなきゃなんない話があるんだ。
「なぁ河井、ちょっと俺の部屋に来てくれないか?少し話したいことがある。」
「「ッ!?」」
「おっ何かな何かな?私に同居早々に部屋に連れ込むなんて大胆だねー」
「ばっか、そんなんじゃねぇよ。確認したいことがあるんだよ。」
「うーん。そーかそーか。仕方がないよね確認したいことがあるんじゃ。ということで圭祐くんの部屋に行ってきまーす!」
「早くしろよなー。」(((?
目の端に映った少女二人が一瞬、反応したのは気のせいだろう。
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「どういうことだよーー!?告白されて帰ってきたら告白してきた子が我が家に兄弟としているって!?」
「あ、あのー恥ずかしいからやめて、あと声がもれる」
「あっ、、そうか。ごめん」
あぁ〜今まで押さえてたものがボワーって出てつい口走っちまった。
「いやっ、いいよ気にしないで実はいうと私もさっきしたんだ。」
「そうなのか?」
「そうそ♪でもね私、これをあんまり悪くないと思ってるの。だって私、好きな人と一つ屋根の下にいるし///」
「声うわずりながら照れるな!?こっちだって恥ずかしいわ。」
体もじもじするなやめてくれ胸がっ!?
「そう、チャンスなの。だからね。圭祐くん、私これからいろ〜んなことするかな覚悟してね♪」
顔を赤らめながら近寄ってきた上に大胆発言してきやがった。
俺は一体どうやって生活すればいいんだ!?